ソン・ガンホ&イ・ビョンホン&イム・シワン「第74回カンヌ国際映画祭」に出席…ワクチン接種を終え続々と出国

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写真=ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イム・シワン(左から)
「第74回カンヌ国際映画祭」が幕を開ける。

韓国映画「非常宣言」と「あなたの顔の前で」の2作が公式出品された中、ソン・ガンホとイ・ビョンホン、イム・シワンが、カンヌのレッドカーペットに登場する。

フランス南部のリゾート都市カンヌで開かれる「第74回カンヌ国際映画祭」は7月6日(現地時間)に開幕し、17日に閉幕する。今年は韓国映画から2作が公式出品された。ハン・ジェリム監督の「非常宣言」がアウト・オブ・コンペティション、ホン・サンス監督の「あなたの顔の前で」がカンヌ・プレミア部門を通じて披露される。

「非常宣言」は、航空機が災害状況に直面した時、機長の判断に従ってこれ以上正常な運航ができないため無条件着陸を宣言する緊急事態を意味する航空用語で、航空災害を題材にした映画だ。主演を務めたソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュンら、錚々たる俳優の中で、ソン・ガンホとイ・ビョンホン、イム・シワンが現地に向かい、レッドカーペットに立つ。

写真=映画「非常宣言」ポスター
2019年「パラサイト 半地下の家族」を通じてパルムドールの栄誉に輝いたソン・ガンホは、今年は審査員に任命された。またそれだけでなく、イ・ビョンホンが韓国の俳優として初めて閉幕式のプレゼンターに選ばれた。「非常宣言」の関係者によると、ソン・ガンホはすでに出国して現地に滞在しており、イ・ビョンホンとイム・シワン、ハン・ジェリム監督は近日中に出国する予定だ。彼らはいずれもワクチン接種を完了した。

「非常宣言」は、「恋愛の目的」と「優雅な世界」「観相師」「ザ・キング」などを演出したハン・ジェリム監督の新作だ。これに先立って、ハン・ジェリム監督は今回の出品を受け、「新型コロナウイルスによって世界的に厳しい状況に置かれている今、映画『非常宣言』で希望や癒しを届けたいという気持ちが伝わってほしい」と明かした。

写真=ホン・サンス監督
ホン・サンス監督の新作「あなたの顔の前で」は、カンヌ・プレミア部門に出品された。ホン・サンス監督は、韓国の監督の中でカンヌ映画祭最多出品の記録を保有している。今回の「あなたの顔の前で」がカンヌ映画祭に出品された彼の11作目の作品となる。イ・ヘヨンが主演を務めたということで注目を集めた。

2019年に開催された「第72回カンヌ映画祭」では、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」がパルムドール賞を受賞して、世界中から関心を集めた。同作はその後、2020年2月に開かれたアカデミー授賞式で、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4冠を獲得する快挙を成し遂げ、新たな映画史を築いた。

昨年、カンヌ映画祭は新型コロナウイルスの影響で開催を放棄し、「2020 国際映画祭の公式選定作」56本を発表した。韓国映画からは「新感染半島 ファイナル・ステージ」(監督:ヨン・サンホ)と「ヘブン:幸せの国へ」(監督:イム・サンス)の2作が含まれた。今年はこれまでの5月の開催とは違い、7月に延期して物理的な開催を敢行した。

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記者 : ペ・ヒョジュ