「大丈夫じゃない大人たち」チョン・ジェヨン、人事の仕事に大苦戦…商品発売前に重要な社員が転職?

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC
「大丈夫じゃない大人たち」ではチョン・ジェヨンが、メスを入れまくりの“人事の世界”の苦味を全身で経験する様子が描かれ、好評を得た。

1日に視聴率調査機関ニールセン・コリアによると、先月30日に韓国で放送されたMBC水木ドラマ「大丈夫じゃない大人たち」第3話の最高視聴率が5%(以下、3話2部基準)まで跳ね上がった中、首都圏世帯の視聴率は3.9%を記録した。

この日の放送では、チェ・バンソク(チョン・ジェヨン)の人事チームでの壮絶な生存記が描かれた。“人事専門家”に生まれ変わるためにタン・ジャヨン(ムン・ソリ)の厳しい教育に受けながら、自主的に派閥報告書まで作成するチェ・バンソクの姿に、視聴者たちの応援が相次いだ。ここにモーター駆動チームの中核人材を引き止める人事チームと、生き残りをかけた開発チームの奮闘が、ハンミョン電子のオフィスライフに面白さを加えた。

チェ・バンソクは「1日1苦情、1報告書」を皮切りに、本格的な人事業務を始めた。毎日、従業員からの苦情を聞き、社内の従業員たちがどんな思いで会社に通っているか把握するようというタン・ジャヨンの思惑があったのだ。しかし、チェ・バンソクは彼女から送られた面談リストを見て、驚きを隠せなかった。最初の面談者がハン・セグォン(イ・サンヨプ)だったためだ。変更してほしいと抗議をしてみたが、タン・ジャヨンは「一番嫌いで気まずい人から自分の味方にするのが、人事係の宿命だ」とし、意見を変えなかった。チェ・バンソクは自尊心を捨ててハン・セグォンのもとに向かったが、ハン・セグォンはやはり甘くなかった。“自身の苦しみはチェ・バンソクが生存していること”という心構えで挑発したのだ。結局、相手の協力を得ずにとんでもない報告書を提出したチェ・バンソクは、タン・ジャヨンから跳ね除けられてしまった。

チェ・バンソクは、人事チームで頑張ることにしたが、ジョブローテーションの夢も諦めなかった。ハードウェアとソフトウェアのどちらも取り扱うことができる開発者になるために、ソフトウェア・アーキテクチャ講義に登録した。塾に行かなければならない彼は時間に焦りを感じていた。そんな中、チェ・バンソクは「社員の不満を知るためにいろいろとアプローチしてみるように」というタン・ジャヨンの助言から方法を見つけた。その方法は、ハン・セグォンの離婚した元妻で、彼の側近でもあるタン・ジャヨンと面談することだった。ついにチェ・バンソクは、ハン・セグォンの不満探しの課題を断ち切って、無事に塾に行くことができた。その後、チェ・バンソクはタン・ジャヨンが最も必要としているチャンイン事業部の最新派閥報告書を作成し、「1日1苦情」を「3日1苦情」に変えることに成功。“人事専門家”として一段レベルアップした。

研究棟の人々は、性能が良くない製品を破棄するという上層部の決定に、騒然とした雰囲気になった。そのため、今回の吸引力テストにより力が入っていた。ロボット掃除機を担当する開発1チームと、無線掃除機を担当する開発2チームが激しく対立した。そしてその時、問題が発生した。モーター駆動チーム長のカン・ミング(イ・サムウ)が開発2チームのチョン・ソンウン先任(キム・ユンソ)にセクハラをしたのだ。防犯カメラを確認した結果、カンチーム長の過ちであるのは間違いないが、転職を控えていた彼は評判に傷がつくのを恐れてしらを切っていた。簡単に解決ができない状況で、ロボット掃除機を売却するまで中核人材の流出を最大限に阻止しなければならなかったタン・ジャヨンは、カンチーム長を説得して謝罪をもらおうとした。しかし、その考えはうまくいかなった。ちょうどモーター駆動チームを訪れたハン・セグォンも、カンチーム長の転職予定を知り、意味深に彼の元を訪れた。

結局、心配していたことは起きた。モーター駆動チームのカンチーム長とユ・ウジョン責任(ヤン・ジェヒョン)が揃って辞表を提出したのだ。チェ・バンソクが収拾のために2人のもとを訪ねた時、彼らは無線掃除機のモーターをめぐってもめていた。さらに、「ハン・セグォンの脅迫」と「捏造」という単語が飛び交う怪しい会話も聞いてしまった。追及するチェ・バンソクに困惑した2人の様子は、尋常ではない事態を予告し、視聴者の好奇心をくすぐった。

「大丈夫じゃない大人たち」の第4話は、本日(1日)夜9時に韓国で放送される。

記者 : ヨン・フィソン