IU、過去には自己嫌悪に陥ったことも…番組で告白「自分が愛らしくなかった」

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歌手のIUが「運が良い20代だった」と、自身の20代を振り返ると共に、16歳という幼い年齢でのデビュー後、自己嫌悪に悩まされたこともあると心境を打ち明けた。

韓国で31日に放送されたtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」にはIUがゲストとして出演し、トークを披露した。

同日、IUは4年ぶりに発売した5thフルアルバムのタイトル曲「LILAC」について「今年が私の最後の20代だ。自分の20代を総合して、一回戻ろうという意味で曲名を付けた。ライラックの花言葉は『若い時代の思い出』だという。自分の20代と別れ、新しくやって来る30代を迎えるという心を込めている」と紹介した。また「16歳で芸能界にデビューしたので、20代がとても長く感じた」とも付け加えた。

写真=tvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」 放送画面キャプチャー
これまで「二十三」をはじめ、「Pallete」「eight(Prod.&Feat. SUGA of BTS)」など、年齢に関する様々な楽曲を届けてきたIUは、年齢に関することを歌うことについて「自ら作詞しているので、実はテーマがそんなに多くはない。けれど、年齢は毎年変わる。昨年も今年とは違う。それらを残しておくと、あとで面白い記録になると思った」と伝えた。

また「幼かった頃は、自己嫌悪があった。なので、どんなに良い成果があっても、自分が愛らしくなかった。20代頭まではそうだった。25歳が私の人生のターニングポイントだった。自分にこれ以上失望することもなく、もっと驚いたり新しいものはないと、ありのままの自分を受け入れるようになった。未熟な部分は未熟なまま、良いところは良いところのまま。自分と仲良くしようと決心した」と打ち明けた。

IUの代表曲「夜の手紙」にも触れた。長い期間を不眠症で悩んだというIUは「愛する人にできる最も心がこもった告白は『おやすみなさい』だと思った。不眠症を長く患う中で、誰かと携帯電話のメールのやり取りをして相手が先に寝てしまうと、それが寂しかった。素直に相手の熟眠を応援できず『おやすみなさい』という言葉を使わなくなっていた」と語った。また「本当に愛する人がいれば『私とは関係なく、あなたはよく眠ってほしい。それが愛だから』という気持ちで書いた」と付け加えた。

同日、MCのユ・ジェソクは「今のイ・ジウン(IUの本名)はどうか? 楽になったか? 」と質問した。IUは「とてもぎこちない。元々は、負担を感じながらアルバムを作ったりはしないほうだけど、久々のフルアルバムだったので気が楽ではなかった。緊張もしたし、負担にも感じた」と打ち明けた。

IUとして生きることについてはどう思っているのかという質問に、彼女は「とても運が良かったと思う。私が好きな音楽を人々が聴いてくれるので、どれだけ運の良い20代なんだろうと思う。私の20代はとても楽しかった。悩んだことも多かったけれど、一生懸命に努力したところで、誰もが必ずしも褒めてもらえるわけではない。そういう意味で(私は)感謝すべき人生だ」と伝えた。

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記者 : イ・ヘミ