チョン・イル&少女時代 ユリ主演、新ドラマ「ポッサム」台本読み合わせ&メイキング映像を公開

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写真=MBN
MBN「ポッサム」が最初から大ヒットを予感させる台本の読み合わせ現場とメイキング映像を公開した。

MBN10周年特別企画ドラマ「ポッサム」(脚本:キム・ジス、パク・チョル、演出:クォン・ソクジャン)は、光海君(クァクヘグン)治下の朝鮮時代を背景に生計のためにポッサム(朝鮮時代、男が寡婦を連れてきて再婚すること)の仕事をしていた業者が、間違って翁主(オンジュ:側室所生の王女)をポッサムして繰り広げられるストーリーを描く時代劇だ。ドラマの名家に浮上したMBNが10周年を迎え、心血を注いで特別企画した作品で、演出の達人クォン・ソクチャン監督初の時代劇として早くから“人生ドラマ”の誕生への期待を高めている。

昨年10月、新型コロナウイルス拡散防止のための防疫ルールを徹底して守りながら行われた台本読み合わせの現場には監督のクォン・ソクジャン、脚本家のキム・ジス、パク・チョルをはじめ、チョン・イル、少女時代のユリ、イ・ジェヨン、キム・テウ、ソン・ソンミ、ミョン・セビン、イ・ジュンヒョク、シン・ドンミなど主な出演者が参加した。本格的な練習に先立ち「時代劇に初めて出演することになってワクワクする」と語り始めたクォン・ソクチャン監督は「これまで築いてきた全ての演出のノウハウを注ぎ込んで大作を作る」と自信を示し、台本読み合わせのスタートを切った。

まず、チョン・イルは「視聴者の心をボッサム(つかむことが)できるドラマになるよう最善を尽くす」と抱負を伝え、直ちに生計型ボッサム専門家バウに打ち込んだ。生き残るためには何でもするどん底を生きてきた人物を演じるために荒い言葉遣い、鋭い目で思いっきり台詞を言い、前作では見られなかった荒々しい男への変身を図った。そして息子だが、大人のようなチャドル役のコ・ドンハとは友達のような親子ケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露し、雰囲気を和ませた。

ユリは光海君の娘、翁主スギョンとして初めて時代劇に出演した。「ポッサムを通じて良いメッセージを伝えたい」と覚悟を伝えた彼女は穏やかな口調、上品な表情と手振りで劇中人物の優雅さをより一層際立たせた。一方、政略結婚や未亡人、ボッサムなど、自身に降りかかった逆境を乗り越えるときはとっさに目が変わり、堂々とした姿を見せた。何よりもポッサムされる危機的な瞬間、チョン・イルとユリが目を合わせるシーンは胸を時めかせ、これまでなかった“ポッサム”ロマンスを予感させた。

他にも演技派俳優らが大勢出演し、ドラマの品格を高めた。大北派のトップで虎視眈々と王座を狙うイ・イチョム役は俳優イ・ジェヨンが演じ、存在だけでカリスマ性を発揮し、雰囲気を圧倒した。イ・イチョムと対立する光海君は、毎回深みのある演技で大きな響きを与えるキム・テウが演じる。彼らが披露する激しい権力争いは、一気に現場に緊張感を与えた。

様々な人物に扮し、活躍しているソン・ソンミは、女官キム・ゲシ役で宮廷内の対立をあおる役割をする。久しぶりに時代劇でドラマに復帰するミョン・セビンは、イ・イチョムの弟“ヘインダンイ氏”役でイ・イチョムとその息子デヨプ(シン・ヒョンス)の間で親子の対立を緩和するため努力する演技をこなした。

バウのポッサムメイトのチュンベ役は俳優イ・ジュンヒョクが演じ、ドラマに活気を与える。そしてあらゆる作品で様々な俳優と最高の相性を披露したシン・ドンミは、スギョンを補佐するチョ尚宮役に扮し、今回はユリと宮廷ウォーマンス(女性たちの友情)を披露した。この他にもユ・スンウン、ソ・ヒジョン、パク・ミョンシン、ヤン・ヒョンミン、ソ・ボムシク、ユン・ジュマン、チュ・ヨンギュ、コ・ドンハなどシーンスティラーたちが出演し、出来のよい時代劇の誕生を知らせた。

制作陣は「最初の練習から劇中の人物に完全に没頭してくれた俳優を見ると、早くから大ヒットの予感がする。優れた監督、脚本家、俳優らが集まっただけに視聴者の高い期待を乗り越える作品を披露する。5月、視聴者の心をつかむ『ポッサム』の初放送を楽しみにしてほしい」と伝えた。

MBN「ポッサム」は5月1日、土曜日午後9時40分から韓国で放送がスタートする。本放送のスタートと同時に、韓国の代表オンライン動画サービスwavveで単独配信される。

記者 : キム・ミョンミ