MONSTA XのI.M、1stデジタルミニアルバム「DUALITY」でソロデビュー“タイトル曲は自分の話”

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写真=STARSHIPエンターテインメント
MONSTA XのI.Mがソロデビューを迎えて、見どころを伝えた。

I.Mは2月19日、各音楽配信サイトを通じて1stソロデジタルミニアルバム「DUALITY」を発売した。MONSTA Xとしてデビュー6年にして、初めてソロ活動を始めるのだ。

内面の二重性について率直に歌った今回の「DUALITY」を通じて、ラッパーとしてI.Mの特別な音楽の世界観を披露している。MONSTA Xとしての音楽とは全く異なるストーリーが、ファンを魅了した。I.Mは、タイトル曲「God Damn」を含む5曲全曲の作詞と作曲・編曲に参加し、音楽的才能も証明した。

I.Mの中低音のラップが魅力的な「God Damn」は、幸せではないのに幸せだと言わざるを得ない、自分に嘘をつくしかない感情を盛り込んだヒップホップトラックの楽曲だ。メロディーが際立つトレンディなサウンドや、さまよっている中でも希望を見い出す感性溢れる歌詞で、「DUALITY」が伝えたいギャップのある雰囲気を伝える。

その他にも今回のアルバムには、感情の起伏を歌った「Howlin」、過去に縛られずに消してしまおうという「Burn」、その時々やってくる幸福に対して“これが最後になるかもしれない”と歌う「Happy to die」、自身を愛した人に送る一本の詩のような「Flower-ed」まで、慰めと共感を与えるトラックが収録され、リスナーたちを魅了した。

I.Mが音楽ファンのためにソロデビューの感想と、「God Damn」をはじめ新曲をもっと意味深く鑑賞することができる注目ポイント、そして今回のアルバムのメッセージを紹介した。

――デビュー6年にして初のソロアルバムを発売した感想を教えて下さい。

I.M:長い時間準備をして、正式に音源で聴いていただくことができて感慨深いです。グループ活動をしながら、合間を縫って長い時間をかけて曲を手掛けてきましたが、MONSTA Xのグループのカラーとは逆の音楽であり、少し不安もありますが、ワクワクしています。多くの方々に楽しんで聴いてほしいです。

――いつからアルバムの制作を始めましたか? また、アルバム名を「DUALITY」にした理由を教えて下さい。

I.M:楽曲の制作は、デビュー後から着実にやってきていましたが、今回はアルバム全体の構成と準備を始めて2年くらいになります。書いたり消したりを何度も繰り返して、収録された楽曲を通じて、最も似合う単語が「DUALITY」だと思って決定しました。

――今回のアルバムでは、内面の二重性を率直に描いたということですが、実際の自身の話が反映されたものですか?

I.M:意図していなくても、自分で制作したので何となく自分だけのカラーが滲んでいるようで、少しは反映されていると思います。

――「DUALITY」に対するメンバーたちの反応で、記憶に残っている言葉やビハインドストーリーはありますか?

I.M:メンバーたちに曲のレビューをもらいました。ジュホンさんの場合は、癖になると言って、たまに一緒に歌ってくれます。また、たくさん励ましてくれます。ヒョンウォンさんが、ミュージックビデオの撮影日に氷点下の気温だったのですが、スタッフと僕のためにサプライズプレゼントとしてコーヒーのケータリングカーまで送ってくれました。

――今回のアルバムには全5曲が収録されましたが、「God Damn」をタイトル曲に選んだ理由は何ですか?

I.M:自分を一番よく表現している曲です。幸せではないのに幸せだと言わざるを得ない、自分に嘘をつくしかない感情を込めて、アルバムが伝えたいギャップのある雰囲気を十分に伝えられると思って決定しました。

――最も愛着のある曲はありますか? また、今回のアルバムのポイントを教えて下さい。

I.M:タイトル曲「God Damn」に愛着を持っています。ポイントはあえて言わずに、皆さんに聴いて決めていただきたいと思います。

――昨年、MONSTA Xが大きな成果を収め、I.Mとしても大きな活躍を見せましたが、今年成し遂げたい目標はありますか?

I.M:まず、MONSTA Xのメンバーとして一生懸命に活動する予定です。昨年の1年間、予想しなかった突然の新型コロナウイルスの感染拡大によってソーシャルディスタンスをとらなければならず、ファンに直接会うことが出来なくて残念です。今年はコロナが落ち着いてきたら、MONBEBE(ファンの愛称)と一緒に公演もしたいし、直接手も取りたいです。

記者 : ファン・ヘジン