SHINee、新曲「Don't Call Me」MVを公開…圧巻のパフォーマンスに注目

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写真=SMエンターテインメント
相変わらず個性的なSHINee。彼らが5つ星も惜しくない魅力で帰ってきた。

SHINeeが2月22日の午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通して7thフルアルバム「Don't Call Me」を発売した。

今回のアルバムは、SHINeeが2018年リリースした6thフルアルバム「The Story of Light」以来、2年6ヶ月ぶりに披露するニューアルバムだ。メンバーのうち、オンユとキー、ミンホの3人が除隊した後、メンバー揃って初めてリリースするアルバムという点でも、発売前から関心を集めていた。メンバーたちは、久しぶりに集まって披露するフルアルバムであるだけに、SHINeeの新しい姿を披露するために力を注いだ。

ニューアルバムは全9曲で構成されている。この中でタイトル曲として打ち立てた楽曲は、アルバム名と同名の曲「Don't Call Me」で、シグネチャーボコーダーサウンドの上に強烈な808ベースとシンセサウンド、サンプリングされたボーカルソースが合わさったヒップホップベースのダンス曲だ。これまでのSHINeeのヒット曲と同じく、「Don't Call Me」という歌詞が繰り返されるフックが強烈な中毒性を誇る。今回のタイトル曲はKENZIEが、Dwayne'Dem Jointz'Abernathy Jr.、Rodnae'Chikk'Bellと共に共同作曲した。

KENZIEが一人で書いた歌詞には、愛に裏切られて傷ついた主人公が、相手に「僕に電話しないで」にという冷たい警告が収められている。SHINeeは「Don't call me(どうかしている 君は) / Don't call me / Don't call me(You don't know you waste my time) / Don't call me / Don't call me(感じてみて 君は最悪だ) / Don't call me / Don't call me(Wait I hate your call) / Don't call / 終わりだ 君のLove / Don't want it now ooh / 愛しているなら離して / Don't want it now ooh / 何度も言ってるんだろ / Next timeはない In your life / 君の恋 もう僕じゃない / 消して 僕を忘れて お願い / 僕は君を知らない / So 僕に電話しないで」など、直接的な歌詞をヒステリックな雰囲気のボーカルで歌いこなした。

ミュージックビデオを通じて完全にベールを脱いだダンスとスタイリングも斬新だ。テミンはアルバム発売を控えて行われた記者懇談会で、新曲の振付について「今回は強烈で強いコンセプトです。黒化したSHINeeの姿を見ることができます。歌詞に合わせてダンスに注目して見てください。強烈で印象的なパフォーマンスだと思います。メンバーたちが練習する時に本当に大変だったし、僕もすごく大変でした。その分燃え尽きるようなステージを作れると思って、すごくワクワクしています」と紹介した。

テミンの言う通り、ミュージックビデオはパフォーマンス、ビジュアル的にも見たことのないSHINeeの魅力が凝縮されていた。切れ味抜群の高難度のダンスはもちろん、楽曲の終盤にお互いを向き合って円形を作って披露するパフォーマンスは、一編のミュージカルを連想させる。

SMエンターテインメントのイ・スマン統括プロデューサーも、タイトル曲を絶賛したという。「イ・スマン先生が本当に好きな曲だと喜んでくれました。久しぶりにカムバックするので、先生がいろいろと気を配ってくださって、より良い方向にアドバイスもたくさんしてプロデュースしてくださいました。感謝しています」と伝えた。イ・スマンと活発にコミュニケーションを撮っているというSHINeeは、「先生は、メッセージ1行を送る前に、いつも『グッグッ』と送ります。最近先生がハマっている流行語みたいですが、僕たちがしっかりやっているんだと思えます」と付け加えた。

収録曲のクオリティも、タイトル曲に負けないほど素晴らしい。SHINeeは、ファンキーな魅力が際立つダンスポップ「Heart Attack」を皮切りに、4thフルアルバムの収録曲「Love Sick」以降のストーリーを描いた「Marry You」、誰かに近づいていく過程を暗号を解読する姿になぞらえた「cøde」。そしてエネルギッシュなポップナンバーの「I Really Want You」、キスの効果音が印象的な「Kiss Kiss」、踊る姿を感覚的に表現したレゲエジャンルの「Body Rhythm」、真夜中のデートをロマンチックに描いたR&Bポップナンバーの「Attention」。最後に大変な時間にそばにいてくれた相手を空欄を埋める正解になぞらえた感性ポップバラードナンバーの「Kind」まで、多彩なジャンルの曲を歌いこなして、幅広い音楽の領域を再び証明した。

今回のアルバムを通じて成し遂げたいことは、SHINeeの健在ぶりを証明すること。キーは「7thアルバムを通じて、『僕たち、まだいますよ』『まだ上手にできますよ』ということをたくさん見せたいです」と明らかにした。

テミンは「僕たちが本当に満足したアルバムです。本当に最善を尽くしたし、惜しまず力を注いだアルバムなので、期待してください。音楽に対する評価は5つ星であったら嬉しいですね」と話した。オンユは「これからもっとカッコよく、世間の皆さんやファンたちが望む方向に一生懸命に突っ走っていきます」とし、SHINeeとして目指している方向性を表した。

2008年「Repla」でデビューしたSHINeeは、「Juliette」「Ring Ding Dong」「Dream Girl」「Everybody」「View」「Good Evening」「I Want You」「Our Page」など、発売する楽曲ごとに韓国国内外の音楽配信チャートで1位を席巻した。数値的な成果を収めることに止まらず、「音楽、ダンス、ファッションのあらゆる部分で、現時代に合うトレンドを示してリードするコンテンポラリーバンド」になるというデビュー当初の目標を見事に達成している。

デビュー14年目に突入したにも関わらず、SHINeeは依然として時代の最先端を走り、惹きつけられる音楽とパフォーマンス、ルックスで多くのファンに愛されている。それが昨日のSHINeeも十分カッコよかったが、今日のSHINeeはもっと魅力的で、明日のSHINeeも期待集める理由である。

記者 : ファン・ヘジン