Mnetのオーディション番組「FOLK US」優勝者シン・イェウォン“素晴らしい経験だった”

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写真=Mnet
「FOLK US」を通じてフォークジャンルの新しいスターが誕生した。有名ミュージシャン、フォークのベテランたちを抜いて堂々と優勝を獲得した主人公は20歳のシン・イェウォンだった。

シン・イェウォンはNewsenと書面でMnet「FOLK US」放送終了インタビューを行い、優勝の感想と競演のビハインドなどを打ち明けた。

100%視聴者投票で決定された優勝者であるシン・イェウォンは「多くの方々の応援と励ましのおかげで素晴らしい経験をすることができ、もっと多くの機会を得ることができるようになりました。足りない部分はもっと満たしていきながら前へ進む歌手になります。ありがとうございました。ファイナルまで進むとは想像もできませんでした。最初は予選で合格するだけでもありがたいと考えていました。一つ一つ合格するたびに感謝しながら最善を尽くしました」と予想できなかった優勝の感想を語った。

シン・イェウォンは競演の過程で、両親のことを考えながら書いた楽曲「鮭とトゲウオ」を披露した。優勝後、親の反応はどうだったのだろうか。シン・イェウォンは「競演が終わってから、父が私を迎えに来ました。車のドアを開けて出てきた父は、泣いたような姿で 『ご苦労様』と言ってくれました。母は家にいたので、電話したら『これまで大変だったでしょう』と私を慰めてくれました」と伝えた。

「FOLK US」には、すでに名前の知られたミュージシャンであるユ・スンウ、O3ohn(オゾン)、パク・グァンソン、キム・スヨンなども参加して話題を集めた。彼らと競争しなければならなかったシン・イェウォンは「プレッシャーになったのは事実です。私よりもっと経験が豊かで、オーディションの経験がある方々にもこの競演は簡単でない挑戦だったでしょうが、先輩たちと競争しなければならないという部分が少し負担になりました」と打ち明けた。

負担があったにもかかわらず、TOP4に上がり優勝まで手にすることになった。優勝賞金1億ウォンと、アルバム制作のチャンスを獲得したシン・イェウォンは「賞金は両親にすべて渡すつもりです。最初から、もし優勝できれば賞金は両親に必ずプレゼントすると決めていました。実は、『FOLK US』を始める前は、2021年は休もうと考えていました。優勝するとは想像もできなかったですが、急速に方向を決められるチャンスを得て熱心に悩んでいます。一つだけ変わらないことは、多くの人たちに慰めになる歌手になりたいということです」と話した。

彼女は一番満足したステージとして1対1バトルとファイナル競演を、最も残念だったステージとしてはセミ・ファイナルを挙げた。「1対1バトルとファイナルのステージは、私が追及する音楽の方向性が明らかに表現されたステージで、自分自身も慰められた楽曲でした。一方、セミ・ファイナルで歌った愛と平和の 『何だとはっきり言えません』は良いステージを作れると思いましたが、欲が先走り、その欲が多くの方々にもみられたようです。ところがそのステージから多くのことを学んだから、残念に思ったり、いやだったりはしていません」と率直な気持ちを伝えた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンラインでの公演しかできなかったことに対するもどかしさも打ち明けた。シン・イェウォンは「現場でステージを披露できなかったのが本当に残念です。現場で直接聞くと、さらに深い響きと感動があるのに、オンラインでの公演しかできなくて本当に残念でした」と語った。

記者 : パク・スイン