ベールに包まれた俳優ソン・ドンイルの正体をめぐり、視聴者の関心が高まっている。

2月17日午後9時に放送がスタートするJTBC10周年特別ドラマ「シーシュポス：the myth」には初放送を1週間後に控えた今にも正体が明らかになっていない人物がいる。パク社長役のソン・ドンイルがその主人公だ。「シーシュポス」の中の全ての人物の役割はある程度公開されているが、特にアジアマートに関しては何も公開されたことがないため視聴者の関心が高まっている。全く正体の分からない彼は一体誰だろうか。

「シーシュポス」は、世界に正体を隠して生きている存在を明かそうとする天才工学者のハン・テスル（チョ・スンウ）と、彼のために遠くて危険な道をさかのぼってきた救援者のカン・ソへ（パク・シネ）の旅程を描いたファンタジーミステリードラマだ。

その中で、ソン・ドンイルが演じる人物はアジアマートのパク社長だ。しかし、それ以外は知らされたことが何もない。予告イメージや予告映像を見ても、彼の正体は簡単に見当がつかない。スーパーマーケットの社長と言えば、頭の中に浮かぶ親近なイメージとは異なり、公開された画像の中でのパク社長は身体にひまわりの種がいっぱいついており、防弾ベストまで着ているためだ。

さらに先日公開された予告映像の中に登場したパク社長の姿は、さらに謎だらけだ。防弾ベストだけでなく、銃も持っている彼は、どこから見ても平凡なスーパーマーケットの社長ではないことが分かる。彼がいる「アジアマート」という空間も疑わしいのは同じだ。見た目は中国の食料品を売る普通の店だが、その中に入るとあらゆる機械や銃などが並んでいる。これを見るとアジアマートの社長は彼のブケ（サブキャラクター）であることが分かる。裏に隠された彼の本当の姿は何だろうか、気になる。

制作陣は「パク社長は秘密の多い人物であるだけに、『シーシュポス』ミステリーの核心人物だ。名俳優ソン・ドンイルの演技でより魅力的なキャラクターが誕生した。ベールに隠されたパク社長の正体は第1話で確認できる。多くの方が知りたがっている彼の本当の姿は何だろうか、引き続き関心を持って見守ってほしい」と伝えた。