VICTON、1stフルアルバム「VOICE : The future is now」でカムバック“新型コロナによる延期も…今は前向きに考えている”

Newsen |

写真=Play Mエンターテインメント
VICTONが1月11日、1stフルアルバム「VOICE : The future is now」をリリースした。

新型コロナウイルス感染拡大によって、昨年12月に予定していたカムバックを延期したVICTONは、再整備の末に1月の発売を確定し、9ヶ月ぶりに本格的な活動に突入する。

デビューから約4年での1stフルアルバム「VOICE : The future is now」は「時間が経った今、僕たちは願っていた夢のような現実を生きている」という意味で、VICTONの4年間の成長と新しく跳躍する自信、抱負を盛り込んだニューアルバムだ。今回のアルバムには、世界観を詰め込んで幕を開ける「Into The Mirror」から「We Stay」まで計13曲の多彩なジャンルの曲を収録し、有能なプロデューサーとメンバーたちが直接曲の制作に参加し、完成度を高めた。

タイトル曲に選ばれた「What I Said」は「夢のような現実がいよいよ始まる」という意味の曲で、VICTONの“第2幕の始まり”を知らせるラテン系列のポップダンスナンバーだ。ライオン・チョン、Scott Stoddary、ユハなどのプロデューサーが力を加えた。

VICTONは昨年、大々的な初単独アジアツアーのフィナーレを飾った韓国初の単独コンサートを成功裏に終了した。さらに、6thミニアルバムおよび2ndシングルの活動を通じて、音源とアルバムで自己最高記録を更新し、単独オンライン公演と4周年記念ファンミーティングを開催した。メンバーそれぞれがソロアルバムから演技、バラエティ、ファッショングラビアなど様々な分野で活躍しながら注目を浴びている。そんなVICTONが、1stフルアルバムに関する質問に答えてくれた。

――約9ヶ月ぶりにカムバックする感想は? 新型コロナウイルス感染拡大によりカムバックが一度延期になりましたが、今までどのように過ごしていましたか?

カン・スンシク : 新型コロナウイルスによってカムバックが延期されたので心配もありましたし、残念なこともありましたが、ファンのみなさんが応援してくれたおかげで、再び力を出してもっと熱心に準備することができました。今回のカムバック活動も健康で、よりかっこいい姿で締め括りたいです。

ド・ハンセ : 仕方なくカムバックが延期されました。2021年新年早々にカムバックすることになって気持ちいい出発だと前向きに考えています。

チョン・スビン : まず、待ってくれたファンに申し訳ないと思っています。世界的にみんな厳しい毎日を過ごしていますが、疲れた体と心に少しでも力を与えることができる活動がしたいです。

――デビュー4年で初めてのフルアルバム発表ですが、VICTONにとって意義深いと思います。感想はどうですか?

カン・スンシク : フルアルバムを発表できるようになったのは、ファンの皆さんがいたからだと思います。ファンの皆さんを考えながら準備し、うまく完成させることができたと思います。

ホ・チャン : VICTONの旅程において“新しい始まり”だと思います。

ド・ハンセ : 今まで様々な色のアルバムを出しながら実力も上がり、音楽的な幅も広げてきたと思います。成長したVICTONの姿を13曲に収めただけに、自信のあるアルバムです。

写真=Play Mエンターテインメント
――アルバム「VOICE : The future is now」の紹介をお願いします。

カン・スンシク: アルバム名は「VICTONが願ったことが今は現実になった」という意味とその現実を生きている今の姿を収めてみました。VICTONの過去と現在の姿を通じてインスピレーションを得たアルバムです。前より強烈な雰囲気なので新しさを楽しむことができると思います。

――新曲「What I Said」を紹介してください。

ハン・スンウ : 「夢のような現実がやっと始まる」という意味で、VICTONの“第2幕のスタート”を知らせるラテン系列のポップスダンスナンバーです。従来のVICTONが持っている色とは異なる、強烈かつ独特なコンセプトで、特にパフォーマンスが強調された曲です。

――新曲のパフォーマンスに前作と変わった点や鑑賞ポイントがありますか?

カン・スンシク : 今までは叙情的かつ感情的なパフォーマンスでしたが、今回はより軽快だけど重みのあるパフォーマンスと表情の演技が鑑賞ポイントになりそうです。

ド・ハンセ : 今回のタイトル曲の振り付けは今までやってきたパフォーマンスのうち、一番大変だと思います。その分、よりかっこいい姿を楽しんで欲しいです!

――ニューアルバムのコンセプト、あるいは魅力を一言で表現するなら?

チョン・スビン: エスプレッソ。香ばしいながらも苦い味がするように、今回のアルバムの雰囲気も穏やかで強烈ですから。

――今回のアルバムを準備しながら重点を置いたところは?

カン・スンシク : 今回のフルアルバムはメンバーみんなの参加度も高め、音楽的に成長した姿を盛り込むためにたくさん努力しました。ジャンルも様々で、メンバーたちのソロトラックもあるのでもっと気を使いました。

――スンシク、チャン、セジュン、ハンセのソロ曲を収録したと聞きました。それぞれの簡単な紹介をお願いします。

カン・スンシク : 「Carry on」という曲はメンバーたちがリーダーである僕に言いたい言葉、慰めが収められた曲です。

ホ・チャン : 僕の初めてのソロ曲である「Eyes on you」はコンサートで初公開しました。パフォーマンスが特に印象的な曲です。

イム・セジュン : 「Utopia」というタイトルに多くの意味が詰め込まれています。「自由」というテーマから多くのアイディアを得ました。聴き手が聴くその瞬間に自由に解釈して欲しいです。

ド・ハンセ : 「Where is Love?」は僕の自作曲で、今ソロミックステープを準備しながら一緒に作業しているクォン・ディエル兄さんと一緒に作った曲です。厳しい時期を生きる現代人なら誰でも一度くらいは経験し、共感できる歌詞なので聴きやすいと思います。

――タイトル曲やソロ曲のほかにお勧めしたい収録曲はありますか?

イム・セジュン : 「Flip A Coin」は自由な感じで、「踊りながら僕が楽しんでいるな」と思える曲です。

チョン・スビン : 「We Stay」が一番愛着のある曲です。スンシク兄さんと一緒に作詞した収録曲で、ファンの方々を考えながら作りました。

――フルアルバムとミュージックビデオの制作過程で記憶に残るエピソードがありますか?

チョン・スビン : 「Unpredictable」をレコーディングした時を思い出します。僕たちだけでディレクティングしながらレコーディングした曲でした。

――2021年をカムバックでスタートしました。目標や計画はありますか?

ハン・スンウ : たくさんステージを披露し、音楽的に活発な活動をしたいです。より発展し、成長できる一年になって欲しいです。

イム・セジュン : ファンの方々とより幸せでいい思い出を作りたいです。昨年より成長した実力と姿を見せたいです。また演技やグラビア、広告など様々な分野で活動したいです。

ド・ハンセ : コンサート、ミックステープを発売してみたいです。

――VICTONを応援し、支持してくれるファンの方々に一言お願いします。

チョ・ビョンチャン : いつも待ってくれて、応援してくれてありがとうございます。今回のアルバムを通じてもっとカッコよくなった姿を見せます。

チョン・スビン : フルアルバムがやっと出ました。おめでとうございます。それからありがとうございました。今回の活動もアリス(VICTONのファン)を考えながら準備し、進める予定なので楽しみにして欲しいです。

写真=Play Mエンターテインメント

記者 : イ・ミンジ