歌手と俳優を差別?「2020 MAMA」での待遇が議論に…控え室やケータリングの提供についてコメント“防疫指針を遵守するための配置”

Newsen |

写真=CJ ENM
CJ ENMが主催する音楽授賞式「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」が出演した歌手とプレゼンターとして参加した俳優を差別したという議論について解明した。

CJ ENMは12月6日、坡州(パジュ)で「2020 MAMA」を開催した。同日の授賞式は新型コロナウイルス拡散防止のため、無観客でオンライン生中継の形で行われ、多数の歌手や俳優が出席した。

授賞式が盛況の内に終わった中、歌手と俳優の控え室を差別したという議論が起こった。ほとんどの歌手が主催側から控え室を提供されておらず、それぞれ駐車場に駐車された車で待機したことに対し、俳優らはビル内の個人待機室でケータリングを提供されたという。一部の俳優らは、個人SNSに控え室の内部で撮影した写真を掲載し、注目を浴びた。

これに対し「2020 MAMA」の関係者は8日、Newsenに「『2020 MAMA』が開かれた坡州コンテンツワールドには、完工したビルが2棟ある。『MAMA』にお越しいただいたすべての方々に、それぞれ控え室を提供するためには、数棟のビルが必要だったが、現実的に完工した建物がなく、生放送なので遠いところでの待機をお願いすることもできない状況だったため、防疫指針を遵守するため歌手の方々には駐車場での待機をお願いするしかなかった」と説明した。

俳優だけに控え室を提供した理由も明かした。関係者は「歌手の方々はステージを事前収録したため、ビルに全員入ってみた状態だった。授賞式の日にはステージがなかったため、当日は歌手のリハーサルは行われなかった。そのため歌手の方々に事前に了解を求めた。歌手の方々は駐車場で個人の車で待機し、ステージに上がる前にビルの中に入り、数ヶ所の控え室にいた後ステージに上がった」と話した。

続けて「プレゼンターの方々は事前にビルに入ったことがなく、台本の読み合わせやイベントの進行などについて熟知しなければならなかったため、さらに時間が必要だった。プレゼンターの人たちは防疫指針の下でコントロールできるほどの人数で、空間の密集度を下げるためやむを得ず控え室をこのように配置した」と付け加えた。

ケータリングを俳優にだけ提供したという疑惑についても解明した。関係者は「ケータリングは両方とも提供した。歌手の方はステージに上がる直前にいた控え室でケータリングが提供された」と伝えた。

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記者 : ファン・ヘジン