「九尾狐伝」イ・ドンウク&チョ・ボア、海辺で切ない一夜を過ごす“私たちも平凡に暮らせたら…”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「九尾狐伝」放送画面キャプチャー
イ・ドンウクとチョ・ボアが海辺で切ない一夜を過ごした。

25日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ「九尾狐伝」第13話で、平凡な人間のように愛し合うイ・ヨン(イ・ドンウク)とナム・ジア(チョ・ボア)の姿が描かれた。

この日、ヨンは大蛇の姿で目が覚めた自身に気づき、親を攻撃するのではないかと恐怖に怯えているジアを海辺に連れて行った。ジアを安心させるため、そして一日でも平凡な人々のように愛し合うための選択だった。

その後、2人は遅く退勤した会社員のジアとそんな彼女に文句を言う専業主夫のヨンという設定で平凡な日常を夢見た。しかし、すぐに空しくなったジアは「悔しい。どうして私たちはこんな平凡な人生も過ごせないの。悔しくてしょうがない。あなたが人間で、私たちが本当に夫婦で、大蛇のようなものは存在しない、そんな世界で生きていたら、そんなあなたに出会えていたらどんなによかったか」と切ない心境を伝えた。

2人は同じベッドで愛し合いながら一夜を過ごした。しかし、これは“真夏の夜の夢”と同じだった。翌日、ジアはヨンに手紙を残した。「私はソウルに帰ることにした。ここで一晩を過ごして私が出した結論は、『いくら遠く逃げても逃げることができない』ということ。私は海にいる。一緒に歩こう。この海辺の果てまで一緒に歩いて帰ろう。小さくてつまらない私は自分が背負った運命が重すぎて、しきりにあの海の下に沈んでしまいそうだけど、イ・ヨン、あなたは私を浮力のように押し上げて。私が浮かぶようにして。沈まないようにして」という内容だった。

ヨンはこうしたジアの気持ちを受け入れ、「普通の人々のように平凡で、温かくてプレゼントのような、そんな日常を返してあげると僕は約束したけど、その海で彼女は言った。一人は嫌だと。死んでも一緒に、生きても一緒にと。もしかしたらその約束だけは守ることができないかも」と一人で気持ちを抑えた。

記者 : ソ・ユナ