イ・ジュンギ、俳優としての情熱語る「今の僕は、過去の自分より熾烈なのか?いつも自問自答している」

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写真=「ARENA Homme+」
俳優のイ・ジュンギの強烈でシックなグラビアと率直なインタビューが公開された。

雑誌「ARENA Homme+」のイ・ジュンギのグラビアが公開された。彼は深い眼差し、武術演技で鍛えられた身体で静的ながらも節制されたポーズを取り、現場のスタッフの賛辞が相次いだという。

インタビューでイ・ジュンギは、演技に対する深い愛情をあらわにした。「悪の花」「無法弁護士~最高のパートナー」「クリミナル・マインド:KOREA」など、ワイルドで強いジャンルの演技を自分のもののように消化し、絶え間なく走ってきた彼はいつも「今の僕は過去の僕ほど熾烈なのか?」と自問し、演技に取り組むと明かした。「感覚が鈍化したまま、ただ基本だけやりこなす状態だと深刻なものだ。今の僕は以前の僕ほど熾烈なのか? この問いかけは俳優だけでなく、すべての人の課題だろう」と情熱をあらわにした。「アクションも演技だ。この人がなぜこんな風に戦っているのか答えが見えるように、自らアクションをするとカメラが絶対遠くならない。フルショットや後ろ姿を撮らなくてもいいのだ」と代役のスタントマンを使わない理由についても明かした。

職業に対する満足度は「100%」と明瞭に答えたイ・ジュンギは「演技は1人で立って人に催眠をかけるのではなく、すべてが合わさり1つのオーケストラのように動くもの」とし、「現場にいるすべての制作陣が最初の視聴者だ。彼らを信じて自分の可能性を開いておく。そうじゃないと、慣性的な演技になってしまう」という演技論を語った。また「人が好きで、人が必要だ。僕は人生の中でいつも周りの人と一緒にいて、その中で僕という人間が作られる。この“つながり”が僕を導き、気づかせ、刺激する。飲み会があると、必ず翌日は声が枯れる。僕は本を読むより、人を読むのが好きなんだ」と話した。

イ・ジュンギは「もともとは内向的で静かな性格だった。しかし、俳優になって積極的な性格に変わった。運命であり、宿命だった。相変わらず演技をしたり、ファンに会えないと孤独で退屈だ。僕がスタッフとファンとコミュニケーションをたくさんする理由は、その孤独を拭うためのものだ」と明かしたりもした。

記者 : イ・ミンジ