Purple Rain、1stフルアルバム「WANDERER FANTASY」をリリース“会える日は必ず来るという希望のメッセージを込めた”

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写真=JTBCスタジオ
バンドPurple Rainが、多彩な魅力が詰まった1stフルアルバムをリリースした。JTBC「スーパーバンド」を通じて、多くの関心、人気の中で結成されたPurple Rainは、明確なカラーと音楽の価値観を見せており、自分たちの道を歩んでいる。

最近リリースされたPurple Rainの1stフルアルバム「WANDERER FANTASY」は、タイトル曲「Miracle」を含め、11曲が収められている。

Purple Rainのメンバーたちは、「一年間にわたり準備した実が結ばれ、幸せな日々を送っています。長い時間にわたって準備してきたアルバムを、皆さんにお聞かせることができるようになって嬉しいです」と話した。続けて「皆さんもアルバムのリリースを待つ間ワクワクしていたと思いますが、僕たちも自分たちのアルバムを手に持つまで、本当に待ちました」と語った。また「言葉通り、1年前から待っていたアルバムなので、タイムカプセルを取り出して見た感じです。皆さんにも一緒に楽しんでいただきたいです」と述べた。

続いてタイトル曲「Miracle」について、「多彩なメロディーと中毒性のあるサビ、そしてウィットに富んだ曲の展開が魅力的な曲です。大衆的でありながらも、Purple Rainのカラーがよく表現されたこの曲は、困難な時期を乗り越えて、皆が一緒に会って歌うその日は必ず来るという希望のメッセージを込めました」と紹介した。

特に今回のアルバムには、メンバー全員が作業に参加して、アーティストとして一層成長した姿を見せた。ナウは「“MIDIマスター”になるための旅に出ました」とし、ジワンも「ナウにMIDIをマスターさせるために、厳しいカリキュラムを一緒にやりました」と強調した。

「アルバム全体を貫くファンタジーというテーマの中で、旅行をするように作業しました。そのように誕生したアルバム名が『WANDERER FANTASY』です」(ナウ)

Purple RainにとってJTBC「スーパーバンド」は、多くのチャンスと跳躍の場になった。ハジンは、「『スーパーバンド』は僕らを出会わせてくれた媒介でもあり、苦労を共にして“戦友愛”のようなものが生じ、僕らをより強く結びつけてくれました」と語った。グァンヒョンもやはり「僕たちを出会わせてくれた、結婚相談所のようです」と笑った。

これに先立ってチェ・ボフンが今年6月に軍入隊し、国防の義務を続けている。チェ・ボフンの空席は小さくはなかったようだが、Purple Rainは「よくコミュニケーションしているので、大きな空席は感じません」と話した。ゲストや追加メンバーなどについても、「絶対にないです。僕たちは一つです」と強調した。

様々なバンドが活動しているだけに、Purple Rainならではの強みは何だろうか。

「誰よりもエネルギーのある音楽をしており、それがステージで現れると思うので、ライブが強みだと思います」(ジワン)

続いてPurple Rainは、3Dメディアアートワークなど、様々な試みを披露しており、これについて「いろいろなことを議論中ですが、良い姿をお見せしようと常に努力しています」と述べた。そして「『スーパーバンド』や『不朽の名曲』を通じて僕らを見た方は、個々の曲ごとに僕たちが呼吸の長い音楽をやっていると感じたと思います。今回はアルバム全体でドラマチックな感情を感じていただきたいと思います」と伝えた。

記者 : ミョン・ヒスク