Vol.2 ― Boom Trigger、オーディション番組への挑戦「TWICEを見て、会社を辞めて韓国へ…」

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全員が人気オーディション番組出身で、ダンスや歌唱などそれぞれ個性に秀でた安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹による5人グループBoom Trigger(ブームトリガー)が今年3月に結成。

新型コロナウイルスの影響でデビューが待たれていたが、8月13日、ついに両A面シングル「Shaking/The Party Must Go On」でデビューを果たした。待っていてくれたファンのためにも一生懸命に準備をしたという彼らの、意気込みあふれるインタビュー後編をお届けする。

Vol.1 ― 「K-POP、J-POP、HIP HOPの融合を目指す」Boom Trigger、オーディション番組から誕生した5人組がついにデビュー!

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「毎日がめちゃくちゃ楽しくて、笑いすぎて…」

――このメンバーでやることになった経緯は?

岡野:最初は、優くんと陸渡くんと僕で始めたのですが、5人組でやることになって、僕は仲が良かったひかりを、陸渡くんは樹くんに声をかけたんです。優くんは2人とも元から仲が良かったです。

安藤:もちろんオーディションもして、それを通過したのがこの5人です。

――お互いの初印象は?

岡野:初印象……。毎日がめちゃくちゃ楽しくて、笑いすぎて、最初に会った頃のことなんて忘れちゃいました(笑)。

安藤:僕の第一印象では、顔合わせのときは陸渡が一番しゃべっていた気がしますね。陸渡がする話でみんな盛り上がっていたけど、ひかりは黙っていました。

稲吉:僕、極度の人見知りなんですよ。

――このグループでよかったと思うことは?

安藤:みんな協調性があることと、ラップやボーカルの特徴がはっきりしているので、曲を作る時に安心感があります。だからパート分けもすんなり決まります。

――パート分けも自分たちで意見を出しているのですか?

安藤:そうですね。それも結構あっさり決まるんです。

岡野:「俺がこのパートやりたい!!」みたいなのがなくて、悪い言い方だと積極性がないんだけど、みんなが安心して信頼しているからこそ、譲り合える感じなんです。

結城:かぶっているポジションがないんです。だいたい優がパートを振り分けますが、全員が「それでいいよ」ってなります。

――では、それぞれの持ち味を具体的に言うなら?

安藤:ひかりはダンスがうまくて、声が特徴的なので映えると思います。樹くんは声がハスキーで癒される感じがするので、バラード系が得意です。テクニックもあるので、決めパートだったら「樹くんだね」ってなります。陸渡くんは天使ボイス。聴いたらすぐに陸渡だってわかります。歌から優しさがにじみ出ています(笑)。高音も得意で、インパクトのある歌い方もできます。海斗君は聴きやすいラップ。おしゃべりがうまいので、活舌がいいんですよ。独創性のあるラップも持ち味です。僕はアクロバットができることと、ボイトレの先生にはカリスマのある声だって言われました。

稲吉:優くんの声は主人公ボイス。メインを張れるような声です。

結城:トータル的に見て、かぶりがいないのが強みかなと。低音ラップ、高音ラップ、カリスマボイス、エンジェルボイス、ハスキーって感じで、全部バラバラだけど集まった時に立体感が生まれるので、そこが強みですね。

安藤:岡野くんは実は歌もうまいんですよ。

――オーディション番組では歌もほめられていましたよね。

岡野:あの時、本当はラップがやりたかったんですけど、落とされてのボーカルなんです。でも僕は、しばらく歌は封印します。できる限りラップでいきたいです。

安藤:ひかりも歌えるんですよ。味のある声です。

大水:外国人っぽい歌い方をするんですよね。ジャズっぽい感じ。

稲吉:そうかな(笑)。

――皆さんは、共同生活をしているのですか?

岡野:みんなバラバラです。でも、ひとりだけ共同生活みたいなことをした子がいます。

稲吉:僕は海斗の家に3ヶ月くらい住んでいました。

岡野:僕は実家暮らしなんですけど、そこにひかりが家族として加わったみたいな感じで(笑)。

――実家が地方なのですか?

稲吉:いや、神奈川県です(笑)。

岡野:遊びに来たら、そのままノリで「泊まっちゃえ」っていうのが何日か続いて、「だったら一緒に住んだほうが楽じゃない?」ってなって(笑)。3階のロフトがひかりの部屋になりました。

稲吉:海斗のご両親から「住みなさいよ」と言われて、ベッドも用意してくれて(笑)。今はもう実家に戻りましたけど。

――なぜ近いのに、一緒に住んだのですか?

稲吉:自分でもわからないです。謎です(笑)。

岡野:でも、お互いのことを知るいい機会になりました。


オーディションへの挑戦「TWICEを見て、会社を辞めて韓国へ…」

――オーディションに出る前は、どんなことをしていましたか? いつからアイドルを夢見るようになりましたか?

安藤:僕は大学生だったのですが、ダンスが好きで少しやっていました。大学3年の時に進路を考えて、やっぱりそっちのほうに進みたいなと考えていた矢先にオーディションがあって、チャレンジしてみてよかったです。すごくタイミングがよかったと思います。

稲吉:僕はお母さんが女優をしていて「魔法戦隊マジレンジャー」とか、朝ドラのヒロインをしていたのですが、お母さんを見ながら俳優になりたいと思うようになりました。高校生くらいからオーディションを受けていました。でもなかなか合格できなくて、それでダンスを習い始めて、ダンスの先生の声がいいからラップをしてみたらと勧められたので、ダンスとラップを始めました。その後、韓国の会社がやっているところで練習生をしていたのですが、このオーディション番組のことを知って、一旦練習生をやめて応募しました。

結城:中学生の時、韓国ドラマを見ていて、そのドラマの挿入歌を歌っていたのが主演のFTISLANDのイ・ホンギさんでした。それをきっかけに韓国が好きになって、韓国語も勉強しました。でも、ちょうどその時期が変声期で、歌を歌うことが嫌いになったんです。高校卒業後は就職して4年ほど働きました。時間とお金にちょっと余裕ができるようになったら、やっぱり歌がやりたいと思うようになって、自分なりに練習を始めました。そんな時にTWICEさんを見て、僕も人に元気を与える人になりたいと思って、会社を辞めて韓国留学をしました。帰国していろんなオーディションを受けはじめた時に、オーディション番組を知ってチャレンジすることにしました。締切り3日前に急いでカラオケにいって、動画を撮って応募しました(笑)。

岡野:僕は小さい頃からテレビっ子で「天才テレビくん」とかでお笑い芸人さんを見て、芸人になりたいなとか、俳優になりたい、体操のお兄さんになりたいとか、テレビに出て誰かを楽しませる仕事に魅力を感じていました。歌も大好きなので、歌手になりたいとも思ったのですが、そんなに甘くないだろうって。だから専門学校も芸能関係に行くのをあきらめました。僕は、絵も描くのですが、自分の絵を世に出したいというふうに方向性を変えて、デザイナーの専門学校に行ったんですけど、通い始めて数ヶ月のときにオーディション番組のことを友達が教えてくれて。「お前、絶対出たほうがいいよ。絶対うまくいくから」って言ってくれたんです。一度あきらめかけた夢だったので、内心揺らいで、でも専門学校もやめられないしで、その場で親に電話をしたんですよ。そしたら「チャレンジしてみるのもいいんじゃない」って言ってくれて。専門学校にお金がたくさんかかっていたから、両親に申し訳ない気持ちを持ちながらチャレンジしたんですけど、運よくこのようにデビューできることになったので、背中を押してくれた友達と、受け入れてくれた家族にとても感謝しています。

大水:高校生の時に、動物園の飼育員になりたいと思っていたんです。そしたら、友達のお母さんが「陸斗は動物を癒すのはもったい。人を癒しなさい。あなたは人を癒すために、その顔とその性格を持って生まれてきたのよ」みたいに言われて(笑)、そこからオーディションを受け始めました。そしたら、わりといいところまでいったので「もしかしたらワンチャンあるかな?」と思い始めて(笑)。

岡野:まさに、ワンチャンを手にしたね(笑)。

大水:1年に1度は大きなオーディションに挑戦していましたが、去年、このオーディションに応募して、その中でグループ活動をやってみるのもおもしろいかもしれないと思うようになりました。そして今、こうなりました(笑)。

――オーディション番組はいかがでしたか?

岡野:ダンスもしなきゃいけないし、初めてやることがたくさんあって、自分としては結構楽しかったんですけど、知らないうちにストレスを感じていたのか、たまに極度に不安になったり、逆に急に楽しくなったり、その繰り返しでした。これが自分の人生のひとつめの大きな山かなって思うくらいの経験でした。楽しかった人は楽しかっただろうけど、辛い人はすごくつらかったと思います。僕はその中間って感じでしたけど。泣きたくなるような思いをした人もいると思います。でも、その時に頑張ったことが今、活かされていると思います。

――つらくて泣いた人はいますか?

稲吉&大水:はい!(挙手)

稲吉:正直、僕はうぬぼれていた部分があって、ダンスもラップもできる人は少なかったので、なんだかんだでうまくいくだろうと思っていたんです。でも実際には思うように上に行けなくて、自分を客観的に見られるようになりました。技術だけではダメで、エンターテイナーとしての魅力がないと、上にはあがれないことを、脱落した後に痛感して、いろいろ悩みました。でも、こうして今、チャンスを別の形でつかむことができたので、これからはBoom Trigger全員でさまざまなことにチャレンジして、オーディション番組を見ていなかった人たちや、僕らのことを知らない人にも知っていただいて、僕らの魅力に気がついてもらえるように頑張りたいです。あの時の悔しさをぶつけたいですね。

大水:最初は誰も知らない状態だったので不安でした。ダンスがメインのサバイバルなのに、僕はダンスが未経験で、ダンスを覚えたくても誰に相談していいのかわからなかったのが一番つらかったです。一度家族に電話していい機会があったんですけど、お母さんと話したら、マジで泣いてしまいました。

稲吉:人見知りは、あの番組では生きていけないね。

安藤:僕は海斗に会って救われました。海斗がいなかったら死んでたよ。
 

Boom Triggerで一番「女子力」が高いのは?

――では、メンバーの特性を知るために、メンバー内での一番を教えてください。一番よく食べるのは?

全員:樹くんです。

結城:僕、めちゃ食べます。

大水:おべんとうを3個くらい食べます。「陸渡、これ食べないの? じゃ、もらうね」って。

――太らないんですか?

結城:ちょっと太ってきたので、これからは気をつけます(笑)。

―― 一番繊細なのは?

岡野&大水:ひかり!!

稲吉:いや、陸渡だろ。

安藤:どっちかだよね。ひかりか陸渡。

結城:でも繊細で言ったら、やっぱりひかりだな。極度の人見知りは繊細だからでしょう。

――美容に詳しいなど、一番女子力が高いのは?

岡野:樹くんかひかりのどっちかだね。

結城:お互いにですね。僕がいいと思ったものをひかりに勧めたりします。でもメイクに関してなら、完全にひかりです。僕は全然わからないです。

稲吉:僕はネイルとかもするんですよ。今日はしていませんが。

―― 一番ファッションセンスがあるメンバーは?

大水:これは意見が分かれますね。海斗とひかりと樹くんがおしゃれだけど……。

岡野:それぞれが違う感じなんですよ。僕は奇抜なのが好きなんです。BIGBANGさんの影響を受けすぎて、赤のヒョウ柄とか。ひかりは独創的なストリート系が似合うし、樹くんは大人のおしゃれさんって感じ。

結城:僕は前職、アパレル系だったんです。

岡野:樹くんは、イタリアのサッカー選手みたいな恰好するんですよ。

―― 一番のファッションテロリストは?

大水:僕かな?(笑)

稲吉:これ、迷いどころだな。

岡野:テロリストまではいかないんですけど、いつも同じ感じだなっていうのはいますね。

大水:僕は寝間着みたいな楽な服装が好きです。

結城:なんなら、一番楽してるのは、この人(安藤)です。

稲吉:毎日同じ服なんじゃないの? ってくらいワンパターン(笑)。

岡野:だから衣装を着た時の違和感がすごいんです(笑)。

安藤:たしかに(笑)。

――では、皆さんの特技や趣味について教えてください。安藤さんは、趣味が「たまに料理」だそうですが、得意料理は? メンバーに作ってあげたことは?

安藤:チャーハンです。共同生活をしていないので、まだメンバーに食べさせたことはないですね。

――大水さんは、趣味が「ボルダリング」ですが、どんなきっかけで始めたのですか?

稲吉:え? そうなの? 知らなかった。

大水:知らなかった? 楽しく身体を鍛えたいと思って始めたんですけど、ボルタリングって腕で登るイメージだと思うのですが、実際には脚力がすごく必要なんです。その身体の動かし方が楽しくてハマりました。実家の近所に練習場があったのですが、上京してからはやっていません。

――稲吉さんは、趣味が「スピーカー作り」とありますが、どういうことですか?

結城:どういうことかって話ですよ(笑)。

稲吉:よくぞ聞いてくれました!!(笑) 僕は物作りが好きなので、一度ワークショップに行ったことがあって、そこで習ったんですけど、廃材のくぼみに携帯を挟んで、反響を利用してスピーカーにするんです。そんなことを高校生のときからしていました。なかなかオーディションに受かることができない時に、その特技を披露してみたら、審査員の方に鼻で笑われたこともありました(笑)。それで、違う特技を作らないとってダンスを始めたんです。

――じゃあ、何かを見ると「これ、スピーカーにいいな」とか、思うのですか?

稲吉:はい。あの椅子とか、いいですね。

安藤:ほんとかよ!!

稲吉:いや、本当に。あの椅子とクリアファイルがあったら、いい音でます。

――いつか、作ったスピーカーをファンにプレゼントしたらいいですね。

大水:そんなプレゼント、いらないんじゃ?

全員:(爆笑)

――岡野さんは、特技が「人間観察」とのことで、どんな点に着目して人を観察するのでしょうか?

岡野:そう言うとヤバイ人と誤解されそうですが(笑)、誰かのモノマネをするためにじっくり見るとか、その人の行動とか、何かをした時の反応とか、いろんなことを見て考えるのが好きなんです。僕の父も、そういうことが好きだったので、影響されたのかもしれません。人を見て、どんな人なのかを判断するのが好きです。

――では、メンバーのことも観察して、その結果、どんな人か合っていましたか?

岡野:いや、はずれてました。

全員:おい!!(爆笑)

岡野:いや趣味なので、当てることが目的じゃないんです。

結城:でもモノマネがうまいんですよ。特徴をつかむのがうまいです。

――結城さんは、「究極の負けず嫌い」だそうですが、それがわかるエピソードを聞かせてください。

結城:完璧主義なところがあって、例えばテストで100点を取るのは当たり前だけど、100点取ったやつがいたら101点を目指したいみたいな。

安藤:なんちゅう精神力だよ(笑)。

結城:でも、それを人前には出したくなくて。昔、人前で歌う自信がなかったのですが、こっそりカラオケで猛練習したりしてましたね。

――いろんなスポーツをしているようですが、それも負けず嫌いが影響しているのでしょうか?

結城:未経験でも経験者に負けたくないって、頑張っちゃいますね。

――みなさんのことがたくさんわかるインタビューでした。では、最後にファンにメッセージをお願いします。

安藤:やっと活動が見えてきて、これから僕らは急成長をしていくと思います。そんな姿を見ていただきたいです。Boom Triggerの魅力をわかっていただけるように頑張りますので、僕らの音楽をたくさん聴いて、応援していただけたらうれしいです。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
「Shaking / The Party Must Go On」(両A面)
2020年8月13日(木)ON SALE

●限定盤A [CD+DVD]
¥1,800 円(税込) BMTG-0002

[CD]
01. Shaking
02. The Party Must Go On
03. Shaking (Instrumental)
04. The Party Must Go On (Instrumental)

[DVD]
「Shaking」 PV・Making

●限定盤B [CD+DVD]
¥1,800 円(税込) BMTG-0003

[CD]
01. Shaking
02. The Party Must Go On
03. Shaking (Instrumental)
04. The Party Must Go On (Instrumental)

[DVD]
「The Party Must Go On」PV・Making

●通常盤 [CD Only]
¥1,500 円(税込) BMTG-0001

[CD]
01. Shaking
02. The Party Must Go On
03. Shaking (Instrumental)
04. The Party Must Go On (Instrumental)

Boom Trigger写真集「Deay My Bloom」
発売日:8月24日(月)※一部、発売日が異なる地域がございます
定価:本体2,727円+税
撮影:杉江拓哉

■関連サイト
公式サイト:https://boom-trigger.jp/

記者 : Kstyle編集部