「広島アニメフェス」で世界初公開!ピクサー出身エリック・オー監督、新作アニメ「オペラ」がコンペティション部門に出品

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写真=BANA
ピクサー(PIXAR)出身のアニメーター、エリック・オー監督の新作「オペラ」が、「広島国際アニメーションフェスティバル」(以下、広島アニメフェス)で公式コンペティション部門に出品され、世界で初めて上映される。

今回「広島アニメフェス」で公開されるエリック・オー監督の新作「オペラ」は、大規模メディアアート展示で企画された作品である。この作品は、人類の歴史の階層、文化、宗教、イデオロギーの対立を描いた圧倒的なスケールの作品で、ピクサーなどアメリカ現地の多くのスタッフが参加し、3年にかけて精魂を込めた作品である。

今回の作品「オペラ」は、フェスティバルで上映するために、9分間の劇場上映版として再構成した作品で、世界4大アニメーションフェスティバルの中で「広島アニメフェス」をはじめ、「オタワ国際アニメーションフェスティバル」「ザグレブ国際アニメーション映画祭」にも同時にコンペティション作品に選ばれて世界的に作品性を認められ、「オーデンセ国際映画祭」「ニューヨーク・アニメーション・ブロック・パーティー」「ウラジオストク国際映画祭」「チェコアニメ映画祭」など、多くの国際アニメーション映画祭からラブコールが相次いでいる。

特に、9月にはオーストリアの世界最大規模のメディアアート・カンファレンスARS Electronicaで、8Kサイズの圧倒的なスケールで上映され、エリック・オー監督が30分間の講演を行う予定である。

エリック・オー監督は、世界的なアニメーションスタジオであるピクサーで、「ファインディング・ドリー」「インサイド・ヘッド」「モンスターズ・ユニバーシティ」などの作品に参加して実力を認められたアニメーターであり、自身のインディーズ短編作品「ダム・キーパー」を通じて、2015年アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたアニメーション監督である。

また、短編作「ダム・キーパー」をテレビシリーズ「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」として制作して、2017年にNHKで放送。2018年の「アニー賞」特別アニメーション部門の作品賞候補にノミネートされたのに続き、「アニメ界のカンヌ映画祭」と呼ばれるほど、世界最高権威のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」で、韓国人としては史上初となるテレビ・プロダクション部門最高賞「クリスタル賞」の獲得を果たし、世界的に大きな話題を集めた。

エリック・オー監督の新作「オペラ」の大型メディアアート展示は、来年初旬にソウルで行われる予定だ。

記者 : パク・スイン