ドラマ「椿の花咲く頃」&映画「パラサイト 半地下の家族」第56回百想芸術大賞で大賞を受賞(総合)

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写真=JTBCキャプチャー
ドラマ「椿の花咲く頃」、映画「パラサイト 半地下の家族」が大賞を受賞した。

「第56回百想芸術大賞」が、6月5日に京畿(キョンギ)道一山(イルサン)のKINTEX7ホールから生放送で開催された。この日の授賞式のMCは、シン・ドンヨプ、miss A出身スジ、パク・ボゴムが担当し、新型コロナウイルス感染の状況を考慮して無観客で行われた。

百想芸術大賞は、1965年から韓国大衆文化芸術の発展と芸術家の士気を高めるために制定された授賞式。第56回は、昨年4月1日から今年4月30日まで地上波・総編・ケーブル・OTT・ウェブで提供されたコンテンツや、同時期に韓国で公開された韓国の長編映画および共演した演劇を対象とする。各部門を代表する専門家集団が審査委員を推薦、部門別審査委員が委嘱され候補を最終選定した。

テレビ部門大賞を受賞した「椿の花咲く頃」チームは「私たちの話に愛と賛辞を送ってくださった視聴者の方々に感謝します。良い台本を書いてくださった作家さん、立派な演出をしてくださった監督にも感謝します。特に、トンベク役のコン・ヒョジンさん、ヨンシク役のカン・ハヌルさんをはじめ多くの出演者の方々に感謝し、様々な制作環境で黙々と席を守っていただいたスタッフの方にも感謝したいです。この賞はもっといい作品を作れという鞭だと考え、もっと邁進します」と感想を述べた。

映画部門大賞は「パラサイト 半地下の家族」ポン・ジュノ監督が受賞した。「パラサイト 半地下の家族」の制作会社Barunson E&Aのクァク・シンエ代表は「私が代わりに受賞の感想を読みます」とし「昨年の5月にカンヌで始まった旅程を百想芸術大賞で終えることができて大きな光栄です。一緒に作業した方々とは熱を帯びた時間でしたし、私には7年の時間でした」とし「私が設計した場面の責任を取るために努力しましたが、一緒に作ってくださったすべての方々に感謝の意を伝えます。劇場でまた会える日を望んでいます」と伝えた。

テレビ部門男女最優秀演技賞はカン・ハヌル(椿の花咲く頃)、キム・ヒエ(夫婦の世界)が受賞し、映画部門男女最優秀演技賞はイ・ビョンホン(南山の部長たち)、チョン・ドヨン(君の誕生日)が受賞栄誉に輝いた。

また、テレビ部門ドラマ作品賞は「ストーブリーグ」、映画部門作品賞は「パラサイト 半地下の家族」に与えられた。

「第56回百想芸術大賞」受賞者・受賞作品リスト

◆ドラマ部門大賞:「椿の花咲く頃」

◆映画部門大賞:「パラサイト 半地下の家族」

◆映画部門作品賞:「パラサイト 半地下の家族」

◆テレビ部門ドラマ作品賞:「ストーブリーグ」

◆演劇部門 百想演劇賞:シン・ユチョン「焼け焦げる愛」

◆映画部門女子最優秀演技賞:チョン・ドヨン「君の誕生日」

◆映画部門男子最優秀演技賞:イ・ビョンホン「KCIA 南山の部長たち」

◆テレビ部門女子最優秀演技賞:キム・ヒエ「夫婦の世界」

◆テレビ部門男子最優秀演技賞:カン・ハヌル「椿の花咲く頃」

◆演劇部門女子最優秀演技賞:キム・ジョン「ロッテルダム」

◆演劇部門男子最優秀演技賞:ペク・ソクグァン「ワイフ」

◆映画部門監督賞:キム・ボラ「ハチドリ」

◆テレビ部門演出賞:モ・ワンイル「夫婦の世界」

◆テレビ部門教養作品賞:「Giant Peng TV」

◆テレビ部門芸能作品賞:「ミスタートロット」

◆テレビ部門 女子芸能賞:パク・ナレ「私は一人で暮らす」

◆テレビ部門男子芸能賞:ユ・ジェソク「遊ぶなら何する?」

◆映画部門 女性助演女優賞:キム・セビョク「ハチドリ」

◆映画部門 助演男優賞:イ・グァンス「僕の特別な兄弟」

◆テレビ部門女子助演女優賞:キム・ソニョン「愛の不時着」

◆テレビ部門 男子助演男優賞:オ・ジョンセ「椿の花咲く頃」

◆演劇部門若手演劇賞:劇団0setプロジェクト

◆映画部門シナリオ賞:イ・サングン「EXIT」

◆テレビ部門 脚本賞:イム・サンチュン「椿の花咲く頃」

◆バザーアイコン賞:ソ・ジヘ「愛の不時着」

◆テレビ部門芸術賞:チャン・ヨンホン「大脱出3の美術」

◆映画部門芸術賞:キム・ソヒ「南山の部長たちの扮装」

◆TV部門男子新人賞:アン・ヒョソプ「浪漫ドクター キム・サブ2」

◆TV部門女子新人賞:キム・ダミ「梨泰院クラス」

◆映画部門男子新人賞:パク・ミョンフン「パラサイト 半地下の家族」

◆映画部門女子新人賞:カン・マルグム「チャンシルは福も多い」

◆新人監督賞:キム・ドヨン「82年生まれ、キム・ジヨン」

記者 : パク・スイン