IZ*ONE「ミュージックバンク」への出演規制?KBSが疑惑を否定“そのような意図はない”

Newsen |

写真=Off The Record
「ミュージックバンク」が、IZ*ONEの出演規制をめぐる論議についてコメントした。

KBS 2TV「ミュージックバンク」のクォン・ヨンテクチーフプロデューサーは、視聴者権益センターの掲示板に寄せられた、「IZ*ONEのカムバック活動期間に『ミュージックバンク』の出演が1回だけなのは不当ではないか」という視聴者の主張に対して答弁した。

まず、クォン・ヨンテクチーフプロデューサーは、すぐに答弁できなかった理由について、「もしも私の説明が意図とは違って、IZ*ONEの後続活動に否定的な影響を与える可能性があったためだということを理解してほしい。もう韓国での活動が終わっているので、我々の決定の真意を説明して理解を求めたい」と説明した。

これに先立って、クォンチーフプロデューサーは2月20日、「KBSは社会的な物議を醸したり、違法行為をした人々を、内部の手続きによって出演規制者と定めている。現在までIZ*ONEは、KBS審議規定のいずれの条項にも触れておらず、出演規制者名簿に含まれていない」とコメントした。

1ヶ月ぶりに再びコメントを発表したクォンチーフプロデューサーは、「法的根拠のない出演規制はしないと説明した答弁について、『なぜ不当な出演規制をかけるのか』という指摘をしてくる方々が数万人に達した状況に当惑している。答弁を作成した実務者として、重い責任を感じ、お詫び申し上げる。1人や2人でもなく、これだけ多くの方々が出演規制だと受け止めているのであれば、私の表現が不適格だったか、または誤解の余地があったことは明らかだ」と謝罪した。

また「このような脈絡で、IZ*ONEがKBSのその他の番組から排除されるわけではないことをはっきりと申し上げたい。実際にKBSのバラエティ番組から、IZ*ONEのキャスティングを依頼され、出演が決定しているのもある。その番組のPRスケジュール上、私から公開することはできないことを理解していただきたい」とコメントした。

それと共にクォンチーフプロデューサーは、「これを強調する理由は、KBSがIZ*ONEに対して不当な出演規制をかけるのではないかという心配の声が多いためである。以前にも申し上げたが、KBSはIZ*ONEを出演規制者名簿に入れたことはない。なお、『ミュージックバンク』の制作陣は、特定のアーティストの出演を禁止または規制する権限を持っていない。そのような権限は、製作部門と審議部門が参加する出演規制者審議手続きを通じてのみ行使することができ、以前の答弁でIZ*ONEはその対象ではないことをはっきりと申し上げている」と強調した。

クォンチーフプロデューサーは「『ミュージックバンク』制作陣の決定は、今回のカムバック活動期間にIZ*ONEに1回の出演機会を付与すること、それ以上でも以下でもなかった。今回の議論のさまざまな事情を排除して、事実関係だけを述べると、IZ*ONEのマネジメント会社が『ミュージックバンク』の制作陣に2月21日と28日の2回、出演を要請した。それを受けて製作陣は、21日の放送分のみキャスティングしたというのが全てだ」と釈明した。

また、クォンチーフプロデューサーは「聞き返されるかもしれない。『出演規制の対象ではないのに、なぜ1回だけキャスティングするのか?』『それが出演規制ではないか?』そのような疑問があると思う。出演規制者を1回でも出演させるのは論理的にも矛盾であり、現在KBSのシステム上、不可能である。出演規制者をキャスティングして出演させたら、制作実務者と管理者双方がそれ相応の責任を取らなければならないためだ」と説明した。

続いてクォンチーフプロデューサーは「出演規制者ではないのに、なぜ2月28日の放送にはキャスティングしなかったか気にする方が多いと思う。好きなアーティストが『ミュージックバンク』で素敵なステージを見せてほしいと思うファンの善意を理解して尊重するが、残念ながら活動するすべての歌手が『ミュージックバンク』のステージに立つことはできない。キャスティングは、やむを得ず選択と排除の過程であるためだ。通常、特定のアーティストの出演要望に対して、我々制作陣は特別回答はしていない。キャスティングしない理由を説明しようとして、意図せずそのアーティストのイメージと名誉を毀損する可能性があるためだ。特に、今回の答弁の趣旨が、『ミュージックバンク』の制作陣にIZ*ONEの出演を規制、または禁止する意図がなく、またそのような権限もないことをはっきりとさせることにあるため、放送にキャスティングしなかった理由を説明するのは不適切であると判断したことを、ご了承願いたい」と伝えた。

最後にクォンチーフプロデューサーは、「『ミュージックバンク』に愛情と関心を見せてくださった視聴者の皆さんに心から感謝し、さらに良いステージを作るためにより一層努力する」と長文の文章を締めくくった。

IZ*ONEがおすすめ!“寒い日に聴きたい”プレイリストを動画で大公開…アカペラ披露に大盛り上がり!

IZ*ONE、デビュー前の初々しい姿を一挙公開…今後の成長に期待大

記者 : パク・アルム