Wanna One出身キム・ジェファン、X1にアドバイス「いつも側に居る人の大切さを見失わないで」

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Wanna Oneのメインボーカルとして活動後、今年5月にソロ歌手としてデビューしたキム・ジェファンが、2回目のソロ活動を準備した。これまで着実に築いてきた底力をタイトル曲「こんにちは」の力強い高音で披露した彼が、これからはソウルフルなボーカルを披露する。彼は「欲が深くて満足できません」と語った。

――様々な色のスニーカーを履いてグラビア撮影をしましたが、いかがでしたか?

キム・ジェファン: スニーカーのグラビア撮影でしたので、足に目がいくポーズをたくさん取とりました。横になって足を上にあげたり、座って片方の足を前へ出したら腹筋に力が入りました。腹筋の筋トレをした気分です。今回のグラビアではヘアスタイルをたくさん変えたので、見る楽しみがあると思います。僕はスーツに黄色いスニーカーを合わせたスタイルが一番印象的でした。クールなスーツとカジュアルなスニーカーの組み合わせも面白かったですし、額を出したヘアスタイルも良かったです。

――スニーカーを用いたコーディネートにコツはありますか?

キム・ジェファン:スニーカーは様々なコーディネートに合わせやすいアイテムです。オシャレに見えるため色々なアクセサリーをつけるよりも、服のフィット感と素材、シューズの色に重点を置けば、格好良く演出できます。学生時代には制服にスニーカーをよく履いていましたが、今は街に散歩に出かけたり友達と会う時によく履きます。

――バラード曲をソロデビュー曲に選んだ特別な理由はありますか?

キム・ジェファン:初のソロアルバムでしたので貪欲でした。披露したい音楽もたくさんありましたし、実力を認めてもらいたいという気持ちも大きかったです。タイトル曲「こんにちは」は曲がとても良いですし、上手く行けば大衆に愛される歌になると思いました。高音が多いので、男性の方々に愛される曲になって欲しかったです。

――カラオケの十八番は何ですか?

キム・ジェファン:高校生の頃からカラオケに行ったらイム・チャンジョン先輩の「焼酎一杯」を必ず歌います。

――ソロデビューを準備しながら、どのような変身を試みましたか?

キム・ジェファン:ボーカルとしてユニークな音色を持って様々なジャンルをこなせるよう本当にたくさん練習しましたし、外見にも変化を与えるために、一生懸命に運動しています。服も色々なスタイルに挑戦しています。全ての部分で変身を試みました。

――高音の多い「こんにちは」をタイトル曲に決めた理由は何ですか?

キム・ジェファン:歌唱力を確実に披露できる一番シンプルで印象的な方法は高音だと思いました。最初のアルバムでソロ歌手として地位を固め、実力をきちんとお見せしたいという気持ちが強かったです。今考えてみると、森と木の中で、木だけを見ていたと思います。これからは森を見て進むつもりです。

――初めてのソロ活動で残念だったと思う部分はありますか?

キム・ジェファン: 2枚目のアルバムを発売しても、10枚目のアルバムを発売しても、常に残念なところはあると思います。ただ、これからは高音、音色、ジャンルなど一つに集中するよりも全体的なカラーについて、研究を重ねたいと思います。

――「こんにちは」では音楽番組で2冠を達成しました。これまで音楽番組で1位はたくさん受賞していますが、やはり一人でステージに上がった時では気持ちが違うのでしょうか?

キム・ジェファン:本当に嬉しかったのですが、風邪をひいて喜びをまともに表現できませんでした。考えれば考える程、その瞬間をきちんと楽しめていなかったようでとても残念です。もっとよいエネルギーと幸せな気運をファンと共有したかったのですが、体調が悪く感情が100%表現できませんでした。僕は本当に幸せでした。これから一生懸命に準備してもっとよい賞がもらえる歌手になります。見守っていてください。

――ソロ活動をして一番感動的だった瞬間はいつですか?

キム・ジェファン:撮影現場に入る前から僕を待っているファンを見たら元気が出ますし、歌を歌っているときにペンライトを見るともっと良いステージをお見せしたくなります。応援のコメントを見るとエネルギーが湧きます。本当に全ての瞬間が感動でした。

――音楽やバラエティの他にもJTBCドラマ「補佐官-世界を動かす人々」のOST(劇中歌)にも参加するなど、様々な分野で活躍しているようですが、今までのソロ活動はご自身でどのように評価していますか?

キム・ジェファン:成し遂げたいことが多いです。多くの分野で活動して良い成果を出しても、自分に高い点数を与えることはできないと思います。今まで一生懸命に努力してきましたが、それでもまだまだ僕の基準を満たす事はできません。

――作曲するにあたって自身だけのスタイルはありますか?

キム・ジェファン:今までやってきた音楽が材料になって僕だけのメロディが生まれます。ちょうど頭の中にメロディが思い浮かぶ瞬間の感情を基に歌詞を書いてコードを決めます。それによって様々な音楽が生まれるのだと思います。R&B、イギリス風などです。

――憧れの歌手はいますか?

キム・ジェファン:全ての歌手は自分だけの長所を持っているじゃないですか。素敵な歌手は本当に多いです。僕は声に特有の感受性が込められる方を尊敬します。Brown Eyed Soulのナオル先輩、パク・ヒョシン先輩の歌を聞いていると全身に戦慄が走り、一緒に歌いたくなります。僕も音楽で僕だけの「soul」を伝えられる歌手になりたいです。

――Mnet「プロデュース101」シーズン2でデビューする前からtvN「コリア・ゴット・タレント2」、SBS「神の声:ボーカル戦争」に出演し、着実に成長する姿を見せてくれましたが、それぞれの番組を通じて学んだことはありますか?

キム・ジェファン:ひとりで鏡の前で練習して、部屋の中で歌を歌っていると「僕は上手くやっているのだろうか?」と考えてしまいます。番組で多くのプロデューサーの方から言われた指摘と称賛が再び一人になった時、大いに役に立ちました。僕に何が足りないのか、僕は何が得意なのか、はっきりチェックすることができました。そして「神の声」で LENA PARK(パク・ジョンヒョン)先輩の「Sorry」を練習しながら実力が本当に伸びました。後悔しないように最善を尽くしてステージを準備しました。何より過去の放送を通じて一生懸命に生きてきたことをファンの皆様にお見せする事ができてよかったです。

――8月7日にWanna Oneのデビュー日を記念して、久しぶりにメンバーたちと集まったそうですが、いかがでしたか?

キム・ジェファン:本当に面白かったです。食事代は「一年で一番お金を稼いだ人が出すことにしよう」と話していましたが、皆メニュー一つずつにお金を出しました。想像していたよりも嬉しくて良かったです。とても幸せで不思議な程でした。写真もたくさん撮りましたし、久しぶりに一緒に「Energetic」のダンスも合わせてみました。

――キム・ジェファンさんのソロデビューに対するメンバーたちの反応はいかがでしたか?

キム・ジェファン:ハ・ソンウン兄さんは「こんにちは」をカバーしようとしたらしいのですが、思ったより音が高くてできなかったと言ってました。パク・ウジンは僕の歌をトロット(韓国の演歌)バージョンにして口ずさんでいました。

――来年の8月7日もまた集まる予定ですか?

キム・ジェファン:その時(8月7日)ではなくても、集まると思います。お互いにスケジュールを合わせることは大変ですが、忙しいというのは結局一生懸命に動いているという意味じゃないですか。わざわざ顔を見なくても、頻繁に連絡してお互いを応援しています。次の出会いは今回よりもっと面白いと思います。もう楽しみです。

――Mnet「PRODUCEX 101」でWanna Oneの後輩グループX1が誕生しましたが、プロジェクトグループの先輩として堅いチームワークが維持する秘訣を教えてください。

キム・ジェファン:慣れない環境で違う性格を持った人々が集まってるのに、一から十まで全て完璧に合うというなら、そっちの方がおかしいと思います。グループ活動をしていると家族よりメンバーと一緒に過ごす時間の方が多くなりますし、本当に近い存在になります。たまには家族とも意見が合わない時があるように、メンバーが喧嘩することは当たり前だと思います。その度にいつも側にいる人の大切さについて考えて欲しいです。その大切さを見失わないことが一番大切です。

――チームワークの他に伝えたいアドバイスはありますか?

キム・ジェファン:本当によい機会を手にしたからには、最善を尽くしてこの瞬間を楽しんで欲しいです。そして番組の序盤から信じて応援してくれたファンの皆さんに愛を伝え、期待に応える姿を見せることができれば最高だと思います。

記者 : イム・ミエ