ソン・ガンホ&チェ・ウシクら出演、映画「パラサイト 半地下の家族」スチールカットを公開…予測不可能なストーリー

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写真=CJエンターテインメント
ポン・ジュノ監督の新作「パラサイト 半地下の家族」(配給:CJエンターテインメント)が全員が失業者である4人家族を演じたソン・ガンホ、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジンのスチールカットを公開した。

「パラサイト 半地下の家族」は、全員が失業者であるキテク(ソン・ガンホ)一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が高額の家庭教師の面接のためパク社長の家に入ることから始まった両家族の出会いと、その出会いによって起こる予測不可能な事件を描く作品だ。

ソン・ガンホは生活苦で苦しんでいるにも関わらず深い家族愛を誇示し、全員が失業者である家族の家長キテク役を演じる。彼は「パラサイト 半地下の家族」で妻の文句にも余裕を持ち、のんびりしているキテク役を演じて、能力はないが家族に対する愛情が深い、隣のおじさんのように親しいけどホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)らしい、ユニークな魅力を披露する予定だ。

職業も生活力もないキテクに小言を言う妻チュンスクは、演劇舞台とスクリーンを行き来しながら多様な演技経歴を築いてきたチャン・ヘジンが演じた。「わたしたち」で披露した印象的な演技でポン・ジュノ監督の注目を浴びたチャン・ヘジンは、安定的な演技力で家長であるキテクより迫力があって真面目なチュンスクを披露する予定だ。

この夫婦の長男ギウは俳優チェ・ウシクが、末っ子の娘ギジョンはパク・ソダムが演じた。ギウは不平不満を言わないいつも肯定的な青年で、固定収入が切実な家族の希望として「パラサイト 半地下の家族」の話を引っ張っていく人物だ。家族の中で一番しっかりしているギジョンは、どんな状況でも堂々とした姿が魅力的なキャラクターだ。兄ギウの助けで美術の家庭教師の面接を受けるようになり、固定収入が切実な失業者家族の2度目の希望として登場する。

ソン・ガンホはキテクを演じてみて「普通ですが予測不可能なエネルギーが感じられます、緊張と歓喜の経験でした」と愛情深い感想を伝え「パラサイト 半地下の家族」に対する好奇心と期待を高めた。チェ・ウシクは「たくさんのことを学ぶことができる時間でしたし、絶対に忘れない人生の転換点に会った気がします。天運に恵まれたように、優しくて愉快な人々に出会えて撮影現場がとても楽しかったです」と心を込めた感謝の言葉を伝え、映画を通じて見せる家族たちとのケミストリー(相手との相性)をさらに期待させる。

パク・ソダムは「ソン・ガンホ先輩が温かく配慮してくれる姿が実際のお父さんのような感じがして、先輩にお父さんと呼びながら演技することができて良かったです。チャン・ヘジン先輩の明るいエネルギーが現場で力になり、兄妹として呼吸を合わせたチェ・ウシクとも気楽で自然に演技することができました」と、実際の家族のような呼吸を見せることができた秘訣を伝えた。チャン・ヘジンは「お互いに頼りになりました。『監督が私たち家族をよく結んでくれたな』と思いました」と家族として一緒に共演できたことについて、意味深い感想を伝えた。

「パラサイト 半地下の家族」は韓国で5月末に公開する予定だ。

記者 : シン・ソウォン