お笑い芸人キム・ヨンヒ、カリスマ性溢れるグラビアを公開「ソロ10年目、恋愛がしたい」

OSEN |

写真=「Beauty 10」
お笑い芸人キム・ヨンヒがソロ告白から詩集の出版まで、自身についての話をグラビアとインタビューで伝えた。

「Beauty 10」は最近、キム・ヨンヒと撮影したグラビアを公開した。この日公開されたグラビアで、キム・ヨンヒは、お笑い芸人のイメージを脱ぎ捨て空色のブラウスとピンク色のワンピースを身にまとった女性らしい姿で注目を集めた。黒いシャツに茶色のブーツを穿いたコンセプトでは、中性的なイメージにカリスマ性を加えて、ガールクラッシュ(女性も憧れる格好いい女性)の魅力をアピールした。

キム・ヨンヒは最近、大学路(テハンノ)The Good Theaterで上演中の演劇「ホームショッピング株式会社」でシン・デレ役を務めた。昨年9月14日に幕を開けた「ホームショッピング株式会社」は、3月末まで上演された。お笑い芸人パク・ミソンとのダブルキャストについて「私とパク・ミソン先輩はカラーが全く異なるので、あまりプレッシャーを感じませんでした。先輩の演技は私がついていけないです。先輩は真剣なシーンでいつも観客を泣かせるし、ご自身も毎回泣きます。私はアドリブのようなお笑いの要素に集中します。感動は少なくても、笑いは保証します」と話した。

「ホームショッピング株式会社」の人気の要因はなんだろうか。キム・ヨンヒは「SNSに上がっているレビューを見たら『どこからどこまでがセリフなのか分からない』という反応が多かったです。最近、公演の傾向がこうなっていると思います。典型的な起承転結なしに、観客と呼吸するものが増えました。私たちの公演の場合、同じキャストでも何度も観に来る方々が多いです。見るたびに観客が変わり、状況が変わるので変数が生じて楽んでもらっています」と伝えた。

キム・ヨンヒは詩集の出版も準備している。彼女は「ブランクの時に、悲しい感情を滑稽なものに変えて書いた詩があります。詩の横にその詩を書くようになった状況を長文で書くと、時間が少しかかります」と明かした。また「詩というよりは単純で短い文章という表現が正確です。例えば『人々に傲慢だと、肩が上がっていると言われた。遠く飛ぶためにすぼめ過ぎたら、僧帽筋が大きくなっただけなのに』というような感じです」とし、笑いを誘った。

最近、スタンドアップ・コメディにハマっているというキム・ヨンヒは「昨年偶然お笑い芸人の後輩たちがやっているのを見ました。その時に我に返りました。公開コメディの舞台ではなくても、笑いはどこでもとれるという事を忘れていました。ブランクが大変だった一番大きな理由はやりたい事がなかったためでしたが、スタンドアップ・コメディショーを始めて、人生に元気を取り戻しました」と告白した。

スタンドアップ・コメディの魅力を聞くと、キム・ヨンヒは「与えられた時間は完全に自分のものです。自分がやりたいことは何でもやることができます。公開コメディは、舞台に上がる前に検閲を受けなければ放送には出られません。それに懐疑を感じたんです。もちろん私のコントがすべて面白くて正解ではないですが、機会すら消える事をすごく残念に思っていました」と打ち明けた。

キム・ヨンヒは今年成し遂げたい夢として恋愛を選んだ。彼女は「ソロ10年目です。周りに彼氏や夫がいる友達を見たら、大変な時に味方になってくれる印象があります。私も仕事が終わってから電話できる人が、お母さん以外にほしいです」と吐露した。恋愛していない理由に対して「できなかったです。ある瞬間、振り返ってみたら私はきついキャラクターになっていて、誤解も多かったです」と真剣な姿を見せながらも「周りからは必ずしもその理由だけではないと言われますが」と冗談を言った。

記者 : パク・ソヨン