「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」チェ・ダニエル“ラブコメの帝王?…子供の頃よくラブコメを観て育ったんです”

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「童顔美女」チェ・ダニエル待望の除隊後復帰作「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」のDVD-SET1が好評リリース中! 今回、DVDリリースを記念して、チェ・ダニエルのオフィシャルインタビューを公開。

本作で演じたツンデレボスのチウォンについてや、見どころ、共演者のペク・ジニ、イ・ウォングンについても語ってくれた。

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――「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」に出演した感想は?

チェ・ダニエル:3年ぶりのドラマ出演だったので期待と不安が入り混じっていました。30代になって初めて出演するドラマなので緊張しました。でも共演者や監督・脚本家のおかげで楽しく撮影できました。皆でアイデアを出しながら、いい雰囲気で撮影しましたね。

――復帰作にラブコメを選んだ理由は?

チェ・ダニエル:気軽に楽しめるドラマで演じたいと思っていました。冬だったせいか、少し重苦しい作品や怖い作品が多かったんですが、クリスマスの時期なので温かい作品がやりたかったんです。

――最初に台本を読んだ時の感想は?

チェ・ダニエル:マンガのようなドラマだと感じました。色々な出来事が起きるので日本の皆さんが観ても楽しいと思いますよ。誰もが共感できる部分が多いので面白いと思います。

――今作で演じたナム・チウォンについて紹介してください。

チェ・ダニエル:ナム・チウォンは常務なのでナム常務と呼ばれています。秘書にとってはボスになるわけですが、冷徹でありながらトラウマがあり、他人には無関心で心に壁を作っています。でも秘書のチャ・ユニと出会ってその心の壁が崩れ、周囲の人とだんだんと打ち解けていきます。温かい心を取り戻していくのです。

――チウォンのどんな点が魅力的だと思いますか?

チェ・ダニエル:彼は現実離れしていてファンタジー的な要素を持つ人物だと思います。妥協は一切せず自分のやりたいようにやる。現実社会ではなかなか難しいですよね。誰もが憧れる生き方をしているという点が彼の魅力だと思います。

――事前に役柄に対する研究はしましたか?

チェ・ダニエル:人にはそれぞれ癖や特徴がありますよね。そういった部分を中心に考えながら準備しました。企業の内情をリアルに描くようなドラマではないので、役柄の設定に徹しました。

――ユニに少しずつ心を開いていく演技で研究された点はありますか?

チェ・ダニエル:心の向かうままに演じました(笑)。順序どおりに撮影するわけではないので、目つきや口調などに気を配りながら撮影しましたね。よく見ればそういった点が……分かる人には分かるかと(笑)。

――チウォンは最初は冷たい人物でしたが、笑ってはいけない場面で笑ってしまったことは?

チェ・ダニエル:ありますよ。後半でコン部長がものまねをする場面です。オフィスで食事をするシーンでした。僕の目の前でものまねをしたときに吹き出しそうになってしまって、その顔が放送されたんです。監督や編集スタッフが気に入ったんでしょう。僕はよく笑うのでNGが多かったです。笑うのを我慢できないんです(笑)。

――ペク・ジニさんの第一印象は?

チェ・ダニエル:ジニとは面識はありましたが共演は初めてでした。自分のスタイルをしっかりと持った女優なので、僕も信頼して共演できました。ユニの愛らしさをあらゆる場面でうまく出せたと思います。

――二人の演技のスタイルは?

チェ・ダニエル:演技のスタイルは違いますね。監督はジニに躍動感あふれるようなマンガっぽい演技を求めたんです。それとは反対に僕は現実的な役柄です。真逆に見える2人だからこそ予想外の調和をお見せできたかと思いますね。現実とマンガの出会いです(笑)。

――ケンカのシーンのエピソードはありますか?

チェ・ダニエル:実はとても苦労しました(笑)。お互いに励まし合いながら撮影しました。ケガにも気をつけました。ジニは足をケガをしてしまって、最初は大変そうでしたが無事に撮影を終えられてよかったと思います。心配しましたね。ドラマの中でユニの歩き方がぎこちない部分があると思いますが、足をケガしていたせいなんですよ。

――チウォンとユニのラブストーリーの中での見どころは?

チェ・ダニエル:今回のドラマはキスシーンも多いし、日本の皆さんが喜ぶかどうか……女性は喜ぶかもしれませんが男性の視聴者は気まずいんじゃないかな(笑)。家族で観てたら驚くかも(笑)。でもきれいに撮れたので楽しいと思います。大人同士の愛を描いたシーンも多いですのでご期待ください。

――気恥ずかしかったシーンはありますか?

チェ・ダニエル:両想いになってからバレないように社内恋愛をするんですが、時々「こんなことしていいの?」と思いました(笑)。他人の恋愛を快く思わない時のような、そんな気持ちというか。でも楽しかったです。僕自身はできないと思いましたけど。

――気恥ずかしいと思うシーンを撮る時の克服法などはありますか?

チェ・ダニエル:意識しないようにしましたが、やはり気恥ずかしかったです(笑)。腹をくくって演じました。

――イ・ウォングンさんの印象は?

チェ・ダニエル:今回の撮影で初めて会いました。とてもかわいい青年です。年上の女性は彼の笑顔でイチコロじゃないかな? 僕は男なので分かりませんが(笑)。そう思います。明るくて真面目なので楽しく共演できました。

――ニンジン兄弟と言われたそうですがその呼び名は気に入ってますか?

チェ・ダニエル:かわいいと思います。オレンジ色の服をおそろいで着てたせいでしょうね。楽しいシーンでした(笑)。

――ラブコメの帝王と呼ばれていますね。

チェ・ダニエル:ラブコメは2~3作しかやっていませんが、そう言われるのはうれしいです。機会があればまたラブコメをやりたいです。子供の頃よくラブコメを観ました。シリアスな映画や怖い映画より愉快なアクション映画やラブコメを楽しんで観て育ったんです。だからラブコメが得意なのかもしれません。

――撮影当時大変だったと思うことは? 反対に意外と面白く撮れたと思うシーンは?

チェ・ダニエル:とにかく現場は寒いし疲れるし、つらかったです。でも撮影が始まると楽しいシーンが撮れました。予想外にいいシーンが撮れることもあって。たとえばスプリンクラーから水が出るシーンは徹夜して撮ったのですが、すごく寒くて皆ブルブル震えていたのでそれほどいいシーンになるとは思っていなかったんです。でも視聴者には好評で、勉強になりました。

――他に予想外の出来栄えだと思ったシーンは?

チェ・ダニエル:最初にキスするシーンですかね。南山で撮影した雪の中でキスするシーンです。当初は雪の予定ではなかったんですが、監督の指示で降らせました。あのキスシーンは美しかったですね。キスはまだ早いかと思っていたんですが、出来上がった映像がとても美しかったのでうれしかったです。

――視聴者におすすめしたいシーンは?

チェ・ダニエル:おすすめのシーンはたくさんあります(笑)。例えば後半のほうでワン・ジョンエ役のカン・へジョンさんとイ・ウォングンが2人で演じるシーンです。更衣室でジョンエがしゃがみ込んで泣いていて、ファンボ理事が話しかけるんです。とてもいいシーンでした。2人がお互いを認めて心の扉を開いた、そんなシーンでした。もう1つ挙げるならユニとチウォンのシーンかな。キスシーンも含めてすべてのシーンです。たくさんありすぎて1つ選ぶのは難しいけど、さっきの雪の中のキスシーンかな。それからチウォンがユニを傘の中に入れるシーンも気に入っています。思った以上によく撮れたので視聴者にも好評でした。

――作品ごとにメガネが違いますよね今回のメガネを選んだポイントは?

チェ・ダニエル:僕個人としては特にありません。与えられたものをかけただけです(笑)。スタイリストの方々がいくつかのメガネを役柄の心境の変化に合わせて変えていきました。心理状況によって変えるのが印象的でしたし、僕には思いつかないアイデアですね。色々なメガネがあったけど似合うのを選んでくれました(笑)。

――ユニとラーメンを食べるシーンはいかがでしたか?

チェ・ダニエル:難しかったです。伸びると切れやすいのでいくつも用意しました。食べるのも難しかったですが、古くさい感じですよね、ラーメンを食べながら目が合ってキスなんて。でもその古くささがかえって新鮮かもと思って撮影したら、視聴者にも好評でした。NGは多かったですよ、麺は切れるし汁は飛ぶし、思わず笑い出すこともありました(笑)。

――ユニの母親の美容室での髪型は誰の提案ですか?

チェ・ダニエル:監督です。オールバックにして髪の毛を1筋垂らそうと言ったんです。僕も「分かりました」と言いました。面白ければよかったんです。チウォンが崩れるところを表現したかったので、大成功でした(笑)。

――カラオケや飲み会のシーンでの撮影エピソードは?

チェ・ダニエル:カラオケシーンや飲み会のシーンは、俳優と監督が事前に話し合ってアドリブで行う場合がほとんどでした。自分たちで作り上げるシーンなので楽しかったです。チウォンは歌もよく知らないので部下がノリノリでも立ち尽くすしかない。その様子が見ていて面白かったのではないでしょうか。あ、実際の僕はノリノリですが(笑)。

――今後演じてみたい役や挑戦したい役はありますか?

チェ・ダニエル:今後の出演作品はまだ決まっていません。またラブコメをやりたい気もしますし、静かな映画の主役もやってみたいです。今までは専門的な職業など特殊な職業の役柄が多かったので、次は平凡な役柄……学生やフリーターの役をやってみたいです。

――日本の視聴者にメッセージをお願いします。

チェ・ダニエル:「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」のDVDが日本で発売されます。共感しながら楽しめるドラマです。恋愛以外の話も盛りだくさんで、仕事上の問題を解決する場面もあります。楽しいドラマなので応援してくださいね。

「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」リリース情報

DVD-SET1 好評発売中
DVD-SET2 2018年12月4日(火)発売
各15,200円 ※同時レンタル開始

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト:http://kandera.jp/sp/jugglers/
予告編:https://youtu.be/O_2zjz37C04
Licensed by KBS Media Ltd. (C) 2017 KBS. All rights reserved

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記者 : Kstyle編集部