【REPORT】カイ(EXO)演技者の表情に胸キュン…「アンダンテ~恋する速度~」ドラマイベントで来日!セリフ生朗読&名シーン再現
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はにかんだ笑顔で登場したカイ。黒のシンプルなスーツが、183㎝の抜群のスタイルを引き立てる。「こんばんは、演技者カイです。来てくれてほんとにありがとうございます。今日も……」と言ったところで日本語につまり、照れ笑いしながら韓国語にチェンジ。「特別な日だと思います。いい思い出をたくさん作って帰ってください。面白いゲームも準備していますので、飽きないで楽しい時間になると思います」。EXOのメンバーから離れた、単独での舞台は今回が初めてだというカイ。「昼の部はどうでしたか?」とMCに聞かれると「とても楽しかったです。ひとりだったのでぎこちなかったり、緊張した部分もありましたけど、そこの部分も、ファンの皆さんが楽しみながら見てくれたら嬉しいです」と愛らしい笑顔で語りかける。
ここでMCが「1回目を見た人?」と会場に問いかけると、かなりの手が挙がった。「アハハハ……大丈夫かな?ハハハ」。明らかに動揺している様子のカイ。「カイさんはよく笑いますよね」と突っ込むMCに「僕は笑いに対する基準がほかの人より低いようです。だからよく笑います」と答え、場内はほのぼのとした空気に包まれた。
近況報告トークに続いては「アンダンテ~恋する速度~」に関するコーナーに。ゲームばかりしていた都会の高校生が、ある事情で田舎町に引っ越し。その町にあるホスピスの患者との交流やクラスメイトたちとの友情、忘れられない初恋を通し、本当の愛や人生に目覚めていくというヒーリング・ラブストーリー。その中でカイは主人公のイ・シギョンを演じた。
カイが選ぶ名場面コーナーでは、シギョンが好物のキビ餅をもらって祖母と別れるシーンをチョイス。「昼とは違うことを言いたいです」と前置きしてから「キビ餅はあの日、初めて食べました。温かかったです。この日はホテルでの撮影でしたが、キビ餅のおかげで丸一日、温かい気持ちで過ごせました」。と言ったあと「というエピソードを作ってみました」と付け足すので場内大爆笑!天然味がじわじわと効いてくる。また、教室でダンスを踊る名場面も紹介された。EXOが誇るカリスマダンサー、カイが、ダンス初心者に扮してゆるいダンスを踊るシーンに笑いが起きた。
お互いの名場面を選ぶコーナーでは、ジンギョンは、自分が演じたキム・ボムとシギョンが、一度は別れたあと、思いが高まって戻ってハグするシーンを選択。「撮影のときにグッときて、いまも忘れられない。思い出に残っているシーンです」。一方カイは、体育館でボムがダンスを披露するシーンをセレクト。「わざと下手に踊らないといけなくて大変ではなかったですか?」と苦労話に花を咲かせた。
ここでカイとジンギョンは一旦退場。IMFACTのイサン、ジェオプ、テホの3人が登場し、ドラマのOST(劇中歌)から「いつか偶然に」を歌う。ファンの声援を受け、のびやかな歌声が会場いっぱいに響いた。
ここで共演者からのメッセージ映像が登場。祖母役のソン・ビョンスク、母親役のチョン・ミソン、妹役のイ・イェヒョンの3人から温かい言葉が寄せられ、カイが撮影現場でみんなに愛されていたことが伝わってきた。
照明が明るくなり、特別なステージをやり終えたカイは、先ほどまでのトークタイムでのほんわかとした雰囲気とは別人のよう。どこかキリリとして、みごとに演技者の表情に変わっていた。だが、このあと、フォトタイムがもうけられると、また先ほどまでの優しいカイに逆戻り。愛らしい笑顔で舞台の上手、下手と走り回り、手を振り、指キス、ダブルピース、サムアップと愛嬌を振りまき、ファンの黄色い歓声に包まれていた。
この日、関東地方は冷たい雨が降る寒い日だったが、横浜のこの場所だけは、熱気に包まれていた。ドラマの中の名セリフ、「君は僕のボム(春)」を地でいくように、春を運んできてくれたカイ。「カイこそが私たちの春」多くのファンがそう思ったに違いない。
※写真は1回目公演のものになります。
ライター:望月美寿
【公演概要】
「アンダンテ~恋する速度~」ドラマイベント ~MY SPRING~
日時:2018年3月21日(水・祝)
1回目 開場13:30 開演14:30
2回目 開場17:30 開演18:30
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
「アンダンテ~恋する速度~」リリース情報
・DVD-SET1 4月3日(火)リリース
・DVD-SET2 5月2日(水)リリース
¥15,200+税
※レンタルDVDリリース
4月3日(火) Vol.1~7
5月2日(水) Vol.8~13
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)2017 UBICULTURE
公式サイト:http://kandera.jp/sp/andante/
予告編:https://youtu.be/uJbw1ZOeiB4
記者 : Kstyle編集部