映画「萇山虎」ヨム・ジョンアのスチールカット公開…「箪笥」以来14年ぶりに“スリラークイーン”復帰

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写真=NEW
映画「萇山虎」(監督:ホ・ジョン、配給:NEW) が8月半ばの公開を控えて、“スリラークイーン”ヨム・ジョンアの熱演が際立つキャラクタースチールを公開した。

「萇山虎」は、様々な声を出して人を惑わすという“萇山虎(萇山で目撃される白い毛の妖怪)”をめぐってある家族に巻き起こるミステリアスな物語を描いた作品だ。

ヨム・ジョンアは「犯罪の再構成」の詐欺師、「明日へ」の非正規労働者、「スパイ」の生計型スパイなど、ジャンルを問わず、自身だけの演技力でフィルモグラフィーを築いている。その中でも観客たちの記憶に残った役は、2003年の映画「箪笥-たんす-」で演じた継母だ。この作品を通じて、14年が経った今も圧倒的な存在感をアピールしている彼女は、今夏「萇山虎」でミステリアスな事件に巻き込まれるヒヨン役を演じ、もう一度観客を魅了する“スリラークイーン”の復帰を予告している。

特に、今回公開された2枚のキャラクタースチールは、森を歩き回る見知らぬ少女(シン・リナ) を発見したヒヨン(ヨム・ジョンア) の心配そうな眼差しから、これと対比される、正体不明の存在を警戒し疑う強烈な眼差しまで正反対の感情を盛り込んでいて、さらに目をひく。

ヨム・ジョンアはシナリオをもらうと同時に、この作品を選択したと映画に対する信頼を示した。「シナリオを読む中、心から作品を受け入れる私を見つけた。ここに『かくれんぼ』を手掛けた監督の次期作だから、悩むことなく選択することになった」と、一緒に作業したホ・ジョン監督に対する信頼を伝えた。

これに対してホ・ジョン監督は「ヨム・ジョンアは多様な感情が感じられる女優だ。敏感な感情はもちろん、温かい母性愛も表現することができる女優だ。ヒヨン役に一番ふさわしい女優だったし、作業しながら僕の選択に確信を持つことになった」と、ヨム・ジョンアのおかげで撮影現場が幸せだったと伝えた。

一方「箪笥」以来、14年ぶりにスリラー映画で帰ってきた元祖スリラークイーンヨム・ジョンアのどんでん返しの熱演を盛り込んだ1人2色のスチールを公開した、ミステリースリラー「萇山虎」は、韓国で8月半ばに公開する予定だ。

記者 : シン・ソウォン