國村隼、映画「哭声」に“全裸でも出演するつもりだった”

OSEN |

写真=21世紀フォックス・コリア
日本の演技派俳優國村隼が選んだ初の韓国映画は「哭声」(ナ・ホンジン監督) だ。「哭声」で彼が演じた役は、いつかから村に姿を現し始めた正体の分からない日本人役。韓国の初めて会う監督の作品に出演したのは、もっぱらキャラクターの魅力のためだった。

國村隼は最近、ソウル中(チュン) 区太平路(テピョンロ) プラザホテルにで行われたOSENとのインタビューで、「初めて監督にお会いして、監督の人柄や話の内容が面白いと感じ、シナリオを見ながら全部は理解できなかったが、本も興味深かったので出演を決心した」と出演の過程を説明した。

シナリオをもらった当時、彼はナ・ホンジン監督の前作を見ていない状態だった。彼は「演出作を見ずに決定するほど、『哭声』が魅力的なシナリオだったのか」という質問に対して「決定するまで時間はかかった。役自体がこれまでやったことのない役だったので挑戦になったし、悩みというよりはためらいはあったが、総合的に考えて決定した」と話した。

また「映画をご覧いただくと分かると思うが、僕の役はほとんど服を着ていない。自分の体をそこまで全部露出できるかも心配だった。一番最初にもらったシナリオはふんどしもない全裸の露出だった。それはためらう」と述べ、笑いを誘った。

一旦出演を決定した後は、全裸の露出も怖くなかった。もちろん、その後上映等級を考慮した調整があり、幸い日本人のキャラクターはふんどしをつけることになったが、彼は「(全裸の露出だったとしても) 映画を撮るつもりだった。最終的には監督からずっと全裸のままだと上映等級をもらいにくいという話があって、そうにはならなかった。モザイク処理するのが映画をダメにする可能性がある」と説明した。

記者 : チョン・ユジン