「テバク」チャン・グンソク 、一度付けた髭を外した理由は?…“従来と違う時代劇に視線集中”

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写真=SBS
「テバク」チャン・グンソクが従来と違う時代劇を予告し、視線を引き付ける。

SBS新月火ドラマ「テバク」(脚本:クォン・スンギュ、演出:ナム・ゴン) でチャン・グンソクは、王に忘れられた息子デギルに扮する。そんな中、時代劇の基本的な扮装と挙げられる髭だが、「テバク」のチャン・グンソクは髭を付けないと知られた。

これに対して「テバク」の演出を務めたナム・ゴンプロデューサーは、「チャン・グンソクは最初髭を付けたが、どうも彼の顔を隠すようなので外すことにした」とし「前回の扮装では付けたり、外したりしたけど、外したほうがルックスの面でいいと思った」と理由を明かした。

「テバク」の他の俳優たちは、従来通り髭を付ける。ナム・ゴンプロデューサーは、「ドラマで全ての人たちが髭を付ける。英祖(ヨ・ジング) も髭を付けるので、チャン・グンソクまで髭を付けるとドラマがあまりにも男性的になると思った」 とし「デギルという人物が、ラブストーリーの主人公でもあるから髭を外したのもある。大衆たちが知っているチャン・グンソクのイメージとよく合わない部分があった」と説明した。

また、ヨ・ジングについてナム・ゴンプロデューサーは、「ヨ・ジングは王になった後に髭を付ける。王なので髭がないと威厳がない」とし「デギルはもう少し感情を吐き出す人物で、情熱的な風雲児なのに髭は人を厳粛にさせ、時代劇のイメージを強める。デギルは現代人に近い人物だ。髭が心の中のデギルのキャラクターに似合わないから悩んだ。男性的なイメージが強く、厳粛になれば内面に感情を隠しそうなイメージができると思うから髭を外した」と付け加えた。

「テバク」は天下と愛を巡って繰り広げる、忘れられた王の息子デギルと彼の弟、英祖(ヨ・ジング/後の英祖) の対決を描いたドラマだ。アクションと勝負、愛、ブロマンス(男同士の友情) がすべて盛り込まれたファクション(ファクト+フィクション) 時代劇だ。現在放送中のSBS「六龍が飛ぶ」の後番組として、韓国で3月28日から放送が始まる。

記者 : TVレポート