ヨ・ジング、ドラマ「テバク」の初撮影はどうだった?制作陣がコメント“もはや少年ではない”

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写真=マイデイリー DB
俳優ヨ・ジングのドラマ「テバク」初撮影スチールが公開された。

15日、SBSの新月火ドラマ「テバク」(脚本:クォン・スンギュ、演出:ナム・ゴン)の制作陣は、後に英祖(ヨンジョ:朝鮮時代の第21代目の王)となる延礽君(ヨニングン)役を務めるヨ・ジングのスチールカットを公開した。

写真のヨ・ジングは韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)に冠(カッ)を被り、暗い所に座っている。ヨ・ジングの周りにはカラフルな衣装や派手なアクセサリーで飾った女性たちが何人も座っている。女性たちに囲まれたヨ・ジングは、これまで彼が時代劇で見せてきたイメージとは全く違う。

ヨ・ジングの一層深まった眼差し、鋭いキャラクターの表現力に感心させられる。勝負で勝利したように下向いて両手を上げたり、妓生(キーセン:朝鮮時代の芸者)と見られる女性を微笑みながら見つめる姿は、遊び好きのような雰囲気だ。一方、相手を冷たく見つめる眼差しは冷ややかで鋭い。同じ人とは見えないほどの繊細な演技がドラマに対する期待を高める。

ヨ・ジングは本作で延礽君を演じる。延礽君はムスリ(宮廷で掃除などの雑用を担当していた女性)出身の淑嬪(スクビン)チェ氏(ユン・ジンソ)と王の間に生まれた息子だ。だが、厳しい状況で冷徹にならざるをえない人物である。

ヨ・ジングの初撮影を見守った撮影現場の関係者は「和気藹々とした雰囲気の中で撮影が行われた。しかし、カメラが回った瞬間、誰よりも先に撮影に入り込み、延礽君になりきったヨ・ジングの熱演が際立っていた。もはや少年ではなく、本当の青年になったヨ・ジングの演技に大いに期待してほしい」と伝えた。

SBSの新月火ドラマ「テバク」は天下と愛を巡って繰り広げる、忘れられた王の息子デギル(チャン・グンソク)と彼の弟、英祖(ヨ・ジング)の対決を描いたドラマだ。アクションと勝負、愛、ブロマンス(男同士の友情)がすべて盛り込まれたファクション(ファクト+フィクション)時代劇である。現在放送中のSBS「六龍が飛ぶ」の後番組として、韓国で今月28日からスタートする。

記者 : ホ・ソルヒ