f(x)、初単独コンサートで魅せた…34曲150分間に詰め込んだ“7年間で導き出した答え”(総合)

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写真=SMエンターテインメント
2009年にデビューした。ユニークなアイデンティティーを持ったグループとして7年間休むことなく走ってきた。5人でスタートしたが、昨年4人に縮小された。それでもグループの色が変わることはなかった。簡単には手にできない答えを出した。デビュー7年で単独コンサートを開催したこともその延長線だったのだろうか。誰もが簡単には予想できない形でステージを完成させたf(x) だ。

31日午後、ソウル松坡(ソンパ) 区芳夷洞(バンイドン) オリンピック公園オリンピックホールでは、f(x) の単独コンサート「DIMENSION 4 Docking Station」が開催された。f(x) は29、30日に続き、デビュー7年にして初開催した単独コンサートでファンと会った。

今回のコンサートは4次元の世界をステージに移し、観客を招待するという構成でスタートした。強烈なパフォーマンス、謎めいた幻想的な少女、ジェット星への旅行などのパートを用意した。昨年、メンバーのソルリがグループを離れ、4人組に縮小されたf(x) は、これまで発売した曲の中から34曲を選曲し、セットリストを組んで150分間の公演を行った。

f(x) はコンサート開催前に行われた記者会見で「デビュー7年でコンサートを開催することができ、嬉しい。2時間半でこれまでの時間を盛り込むというのは簡単ではなかった。セットリストを構成するのも難しかった。だが、歌手たちが単独コンサートに愛情を持っている理由が分かった。みんなで楽しめるコンサートを用意した」と嬉しい気持ちを語った。

f(x) は「Electric Shock」を一曲目に選び「Red Light」「Dangerous」でオープニングステージを飾った。強烈な雰囲気でガールクラッシュ(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと) な魅力を誇った。ステージでの華やかなパフォーマンスはf(x) の音楽をより一層引き立たせた。f(x) だけのユニークさは「聞く音楽より見る音楽」ということを改めて強調していた。

f(x) はセットリストのパートごとに変化を試み続けた。幻想的なステージの上で女戦士の姿でスタートを切ったf(x) は、今度はステージセットで教室を再現した。制服姿となったメンバーたちはハツラツとしたガールズグループに変身した。その後、カラフルな衣装に着替えたf(x) は生き生きとした爽やかなイメージを表現した。

メンバーたちはデビュー曲「LA chA TA」はもちろん「Electric Shock」「NU ABO」「ピノキオ(Danger)」「初めての親知らず(Rum Pum Pum Pum)」「Red Light」「4Walls」などを順番に披露し、7年間をファンとともに振り返った。

当初5人組としてデビューしたf(x) は、昨年、メンバーのソルリがグループを離れ、4人組に縮小された。4thフルアルバムの発売前までは5人組としてステージを披露してきたf(x)。しかし、コンサートで用意されたセットリストでは、ソルリの不在を埋める必要があった。

ソルリの役割は、キャラクターのKLAV(クラブ) と女性ダンサーが交互に担当した。KLAVはクリスタル(Krystal)、ルナ(Luna)、エンバ(Amber)、ビクトリア(Victoria)のイニシャルをとって名前を付けたキャラクターである。f(x) は現在の4人でステージを埋める代わりに、5人体制で整えられているパフォーマンスで完成度に焦点を合わせた。

f(x) はソウルを皮切りに2月には日本単独ツアーを開催し、東京、福岡、大阪、名古屋などでコンサートを展開する。

記者 : キム・イェナ