「六龍が飛ぶ」ユ・アイン、心を変え涙を見せる“遊びは終わった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「六龍が飛ぶ」放送画面キャプチャー
バンウォン(ユ・アイン)がプニ(シン・セギョン)の前で涙を見せ、自身の苦悩を表した。

18日、韓国ではSBS「六龍が飛ぶ」第31話が放送された。高麗という巨悪に立ち向かって動き出した六龍の物語を描いた同作は、朝鮮の礎を築いた鉄血君主イ・バンウォンを中心に、6人の人物の野望と成功のストーリーを描くファクション(事実と虚構を織り交ぜた作品)時代劇だ。

同日の放送でバンウォンはチョン・ドジョン(キム・ミョンミン)が築こうとする国では自身にできることがないということを知って混乱した。このようなバンウォンの心に秘密組織“ムミョン”のチョヨン(ユンソナ)は執拗に食い込んだ。チョヨンは「我がムミョンは新しい国を反対しているわけではない。私たちもホン・インバン、キル・テミを裁こうとした。チェ・ヨンの戦争を防ごうとした。私たちは味方だ」と伝え、私田廃止だけを除けば同じ道を歩むことができると話した。その後、バンウォンはチョン・ドジョンのもとを訪れ、チョヨンが自身を誘おうとしたと明かし、これを口実に自身が秘密組織ムミョンにより一層近く近づくことができるようになったと話した。自身が彼らの誘いに乗ったふりをするということだった。そしてバンウォンは自身が私兵を持ち、彼らに信頼を与えると付け加え、チョン・ドジョンに頑張ってほしいと激励された。

しかし、チョヨンに自身がムミョンと手を組んでチョン・ドジョンを裏切ろうとする理由を告白するバンウォンの姿は、嘘ではなく真実のようだった。政治で人々を幸せにしたいという夢を見ていたバンウォンは、自身がチョン・ドジョンと同じ道を歩むことはできないという事実を実感した。結局、バンウォンは流刑となったハ・リュン(チョ・ヒボン)のもとを訪れ、心を打ち明けた。

バンウォンは「僕が従えます、あなたを」を話した。ハ・リュンは「従えてどうします?」と質問した。バンウォンは「2つの敵を打ちます。一つはムミョン。完全に踏みにじる。もう一つはまだ決まってはいないので、今後また話しましょう」と言った。まだ苦悩中であるそのもう一つの敵は、チョン・ドジョンであるということを予感させた。

その後、プニに会ったバンウォンはプニの前で涙を流した。プニを呼び出したバンウォンはまるで子供のようにプニと雪合戦をして楽しい時間を過ごした。そしてプニと雪の上で横になったバンウォンは、結局涙を見せた。プニは只ならぬ雰囲気に心配の視線を送った。

バンウォンは「プニ、もう遊びは終わりだ。これからは君と一緒にこうやって遊ぶことはできないと思う」と伝え、自身の心が変わったことを遠回しに表現した。

バンウォンが結局チョン・ドジョンから背を向けることを決めた中、依然チョン・ドジョンを信じて従っているプニとのラブストーリーがどのような試練を迎えるのか、関心が集まっている。

記者 : ハ・スナ