BTOB、2回目となる単独コンサートを開催…“2016年さらなる跳躍を予告”

TVREPORT |

写真=CUBEエンターテインメント、チョ・ソンジン
2015年、デビュー4年目にしてちゃんと名前を知らせた。いわゆる“売れた”。ダンスグループだったBTOBはバラードグループに跳躍を夢見て、実際に成し遂げた。ボーカルの実力だけで新たな1位歌手となった。そうやって2016年、さらに大きな存在感を期待させるグループへ跳躍している。

19日午後、ソウル奨忠(チャンチュン)体育館でグループBTOBの2回目となる単独コンサート「BORN TO BEAT TIME」が開催された。昨年の1stコンサート以来、1年2ヶ月ぶりである。2012年にデビューしたBTOBは、活動4年目を迎えた2015年、各種チャートで1位を席巻した。

BTOBは今年6月、1stアルバム「Complete」を発売し、タイトル曲「大丈夫(It's Okay)」で初めて配信チャート1位を獲得した。今年10月、バラード曲「家に帰る道(Way Back Home)」を通して癒し系アイドルとしてのイメージを構築した。

BTOBは“犬とオオカミの時間”というタイトルをつけて、少年から男へ成長した過程を150分のランニングタイムを埋めた。ラップラインのミンヒョク、プニエル、イルフンとボーカルラインのウングァン、チャンソプ、ヒョンシク、ソンジェはそれぞれ異なるユニットステージで合計24曲を選曲した。


激しかったり、甘かったり…BTOBの色

「Born to Beat」「Thriller」「WOW」でオープニングステージを飾ったBTOBは、強烈なエネルギーを発散した。「オレ以外オオカミ」「太鼓叩いて、つづみ叩いて」「オギヨチャ ディヨチャ」を通してはダンスグループのあふれるエネルギーを見せた。最近、バラードアイドルとして名前を知らせたBTOBは、前の姿を取り戻したように甘く歌った。

BTOBは「僕たちは2015年、バラード曲だけで活動した。しかし、BTOBにはとても良いダンス曲が多い。今日すべてお見せする」とし、「パフォーマンスをたくさん練習した。今日は犬の姿、オオカミの姿をすべて期待してもいい」と自信を示した。

ライブに強い面を見せるBTOBは、バラード曲でしっかりと証明した。「Last Day」「秘密」を順に歌ったBTOBは、7人のメンバーのハーモニーを豊かに重ねた。切ないボーカルと落ち着いた感性を溶かしたセットリストでファンを集中させた。


一緒だったり、一人だったり…BTOBの魅力

BTOBはメンバーごとにソロおよびユニットステージを繰り広げた。そのスタートはヒョンシクが切った。「When october goes」を選曲したヒョンシクはギター演奏を並行し、インパクトのあるボーカルを披露した。BTOBのボーカルで笑いを担当しているウングァンとチャンソクは「友達というのは」と「Right now」でまったく異なるステージを披露した。

「必ず昨日(Yesterday)」を選んだソンジェは“ボーカリスト”の威厳を見せ付けた。1人ステージ中央に座り、豊かな感情を盛り込んで歌を続けていった。その雰囲気に乗ってウングァン、ヒョンシク、チャンソプ、ソンジェは、BTOBのボーカルラインで「ここにいるよ」でハーモニーを織り成した。

ミンヒョクとイルフンは「A-yo」でヒップホップの魅力を発散した。スピーディーなラップと柔軟なジェスチャーで、ステージと会場を圧倒した。メンバーのプニエルは「The way you make me feel」に合わせて激しいパフォーマンスを選んだ。ダンスへの興味が多いというウングァンは、プニエルと共に「Manolo」でダンスパートをこなした。

パワフルなムードはミンヒョクとイルフン、プニエルがBTOBのラッパーラインに合体し、「Neverland」で凝縮した。特設ステージまで活用したメンバーたちは激しさを増した。所属事務所の先輩G.NAがサポートをし、ボリュームをさらにあげた。

エンディングステージは2015年BTOBを再評価するようにした曲「家に帰る道」「大丈夫」で感性を引き出した。BTOBは2015年の成果に感謝の挨拶を伝え、2016年さらに活発な活動を予告した。BTOBは「The Winter's Tale」「You Can Cry」「会いたい」「花より彼女」で会場の熱気を盛り上げ続けた。

BTOBのコンサートは20日、同じ会場でもう一度開かれる。

記者 : キム・イェナ