Leessang キル「風よ吹け」MV公開…自身の人生、そして愛を振り返る

TVREPORT |

話したいことが多かった。しかし、閉じこもって音楽に専念した。人生は流れ、愛も変わった。そうやって16年ぶりに初めて勇気を出した。Leessangではなく、キルの音楽を取り出して聴かせた。

25日夜0時、ヒップホップデュオLeessangのキル初のミニアルバム「R.O.A.D PROJECT #1」が発売された。キルがデビュー16年で初めて披露するソロアルバムで、長い間準備してきた。キルは自身の音楽的なアイデンティティを確実に見せようとした。

ミュージシャンのソヌジョンアがプロデューシングに参加し、叙情的なメロディーと真心が感じられる歌を収録した。特にキルの歌声に集中できる曲に重点を置いた。タイトル曲には「風よ吹け」と「But」の2曲を選んだ。「But」はペク・チヨンがフィーチャリングに参加した。

写真=「風よ吹け」「But」MVスクリーンショット
「風よ吹け」は自身の人生を振り返った。時間が流れ、すべてを忘れたまま生きていくのは悪くなかった。一歩ずつ上がりながら周りを見守ることも悪くなかった。しかし、そうだったとひとりごとを言うだけ。一人になるのが怖かった。怖くて酔っ払ったまま耐えた。泣くことさえできなかった。

「風よ吹け、思い切り、雨の如く花が降るように。愛した人さえも僕を探せないように。闇よかかって来い、思い切り、墨汁で体に刻むように、流れた時間の中で捨てられた僕を忘れないように、僕を忘れないように」

「But」では別れた後、一人で苦しむ状況を歌った。酔っ払ったまま、取り返しのつかない言葉を流した。もう十分愛したから、別れようと。すまないという最後の言葉で別れの挨拶に代えた。振り返って後悔するはずなのに、愛を終えた。

「Maybe Crazy but I love you。君には幸せになってほしい、僕のことを消してほしい。May be Crazy but I love you。僕でないことを願っている。もっといい愛に出会ってほしい」

「風よ吹け」と「But」のミュージックビデオの演出は女優リュ・ヒョンギョンが手がけた。歌に集中できるよう画面の構成を暗くした。「風よ吹け」にはキルが自ら出演し、重々しいボーカルで重みを与えた。雪岳(ソラク)山大青峯(デチョンボン)に登ったキルの姿で寂しい雰囲気を引き立たせた。「But」では俳優イ・ヒジュンとソン・スヒョンが息を合わせた。イ・ヒジュンとソン・スヒョンは愛していた恋人から別れの後一人残された寂しい瞬間を描いた。



記者 : キム・イェナ