“人気急上昇中”SEVENTEEN、多ければ多いほどよかった13人の魅力

OSEN |

写真=OSEN DB
全ての成功には秘訣がある。これはSEVENTEENにも当てはまる。デビュー6ヶ月で注目すべき成果を収めたことには決定的な要素があるはずだ。色々な面から様々な分析が可能だが、結果的に一致する部分は13人のメンバーが持つ“魅力”だ。

SEVENTEENは“多々益々弁ず(多ければ多いほどよいこと)”をまともに見せているグループだ。彼らがデビューしたときは懸念の声も多かった。人数が多すぎて散漫で、集中度が落ちかねないという指摘があった。しかし、SEVENTEENは印象的な活動を披露し、そういった懸念を払拭した。様々な魅力が集まり、一つの強烈な個性になれることを自ら証明したのだ。

S.COUPS(リーダー)、ジョンハン、ジョシュア、ジュン、ホシ、ウォヌ、ドギョム、ミンギュ、ディエイト(THE8)、スングァン、バーノン、ディノ、ウジの13人で構成されたSEVENTEENはPledisエンターテインメントで4年間の準備期間を経て5月29日にデビューした。デビューアルバム「17CARAT」(タイトル曲は「Adore U」)で人気を集めた彼らは、後続曲「万歳」で連続ヒットを記録した。

まず相反する二面性の魅力が際立たつ。13人が速く動きながらカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)を披露する一方、自由な雰囲気でステージを十分楽しむ姿を見せるときもある。気楽で余裕のある表情とステージマナーを見ていると、果たしてデビュー6ヶ月の新人なのか疑わしくなる。特に汽車遊びをしたり、井戸で水を汲むような面白いパフォーマンスを適切に混ぜて楽しい雰囲気を演出する。

13人のメンバーがそれぞれ異なる魅力を持っており、様々な好みを持つファンを攻略しやすい点もプラスに働く。彼らの様々な魅力はグループとして調和をなす一方で強い個性を作り出す。13つの魅力が一つになって形成されるはっきりとした特徴がSEVENTEENだけの強みだと分析されている。

また、メンバー全員が“実力派”でさらに完成度の高いグループになっている。メンバーらは実際にデビューまで「SEVENTEENプロジェクト-デビュー大作戦」を通じて直接プロデュースや作詞、作曲などに積極的に参加し、才能を磨き、実力を見につけた。創造性の面で一番高い点数を受けている彼ら13人が一つになって吹き出す独創的なエネルギーが見る人を圧倒する。

デビューした頃から“自主制作アイドル”というタイトルを掲げたグループであるだけにボーカル、パフォーマンス、ヒップホップユニットを有しており、これから様々な姿を見せることができる。アルバムの全収録曲の制作はもちろん、ラップメイキング、パフォーマンスまで直接作っている。メンバーのウジがデビューアルバムと2ndアルバムのプロデュースを担当し、グループの特徴をよく生かしていることも注目に値する。

今年デビューしたグループのうち、SEVENTEENが断然目立つ理由だ。

記者 : チョン・ジュンファ