少女時代、No.1ガールズグループの原動力は“8年の友情”

OSEN |

写真=「チャンネル少女時代」放送画面キャプチャー
誰が何と言おうと現在韓国のガールズグループの中でNo.1の座を保持している少女時代。彼女たちが8年という長い時間、絶えず走って来られた原動力は何だろうか。もちろん、ファンからもらった愛も大きな役割を果たすが、それ以上にメンバー同士の固い絆は欠かせない。

韓国で最近放送されたOnStyle「チャンネル少女時代」では、このような8年の友情を一目で感じることができた。少女時代の仲の良さは、嬉しい時や悪戯をする時にも現れるが、悲しい時や涙を流す時にその本当の力が見える。この日ソヒョンは自身に対するメンバーからの愛に感極まって涙を流し、注目を浴びた。

これに先立ちメンバーたちは、ソヒョンが良い子からセクシーな女性にイメージチェンジを図っているという疑惑を提起した。デビュー初期の頃は清純な姿で本ばかり読んでいた彼女が、最近露出の多い衣装でセクシーな魅力を見せ始めたという。ティファニーをはじめとするメンバーたちは、ソヒョンの妖艶なポーズを真似ながら彼女をからかい始めた。

しかし、スヨンは意外にも真面目な意見を出した。「私はむしろソヒョンの変化はプラスだと思う」と話を始めたスヨンは「ソヒョンの良い子のイメージは他のイメージに挑戦する有利なチャンスだ。この前、ミュージカル『風と共に去りぬ』でも胸元が深く開いた大胆な衣装を着たが、仕事のためにこのようなことにも挑戦する末っ子に感心した。イメージチェンジに焦らないでほしい。ただ自然に、今まで通り上手くやってほしいと思っている」と本音を告白した。

続いてティファニーとヒョヨンもまた「私たちの中では永遠の末っ子なので可愛い」とスヨンの言葉に同意しながら和気藹々とした雰囲気を漂わせた。これに「ありがとうございます」と言いながらペコリと挨拶をしたソヒョンは、感想を伝えようと口を開けた瞬間、涙ぐみながら下を向いてしまった。本心が感じられるメンバーたちの言葉に、長い時間一緒にやってきた思い出が頭をよぎり、感極まったという。

この時さらに印象的だったのがメンバーたちの反応だった。ソヒョンの涙を見たメンバーたちは慌てず「ソヒョン、私はあなたを愛しているよ」という「愛しているソング」を歌いながらお茶目に彼女に近づいた。真面目な態度で慰めるのではなく、いつも通り明るく接する彼女たちの姿から、8年という長い歳月で築き上げた友情が感じられた。

少女時代はその断トツの人気だけに、噂も多く、事件も多かったグループだ。だからこそ、お互いがさらに大切な存在で、支えあっていたのであろう。これについて、ただのビジネスの関係だと、あれこれと言う人もいるかも知れない。しかし、この日の放送での彼女たちの姿は、嘘というにはあまりにも温かく、作った姿というにはあまりにも自然だった。「今は少女時代、これからも少女時代」という掛け声のように、これからも輝く友情でNo.1ガールズグループとして活躍する彼女たちを期待したい。

記者 : チョン・ソヨン