ホン・サンス監督の母チョン・オクスクさん、享年87歳で死去…韓国初の女性映画制作者

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写真=マイデイリー DB
韓国初の女性映画制作者でCINETELソウルの前会長であるチョン・オクスクさんが9日に死去した。享年87歳。

チョン・オクスクさんは1960年、映画評論誌「週刊映画」を刊行し、映画界に足を踏み入れた。その後、夫のホン・ウィソンさんと一緒に1964年、ウンセゲ映画制作所を設立。「夫婦戦争」を皮切りに韓国映画初の女性制作者として名を馳せ、その後「君の側へ行く(Wanna Be with You)」を制作した。1980年代~90年代、MBCの人気単発ドラマシリーズ「ベストセラー劇場」(後の「ベスト劇場」)を多数制作した。

彼女は「豚が井戸に落ちた日」「気まぐれな唇」「次の朝は他人」「ヘウォンの恋愛日記」「自由が丘で」などを手がけたホン・サンス監督の母親としてもよく知られている。

個人の斎場は建国(コングク)大学病院に設けられ、出棺は明日(11日)午前10時だ。

記者 : シン・ソウォン