“カムバック”Brown Eyed Girls ガインだけが表現できる“hawwah”の魅力(総合)

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写真=ミスティックエンターテインメント
Brown Eyed Girlsのガインが1年のブランクからニューアルバムを引っさげて戻ってくる。毎回多彩なコンセプトで様々な魅力を届けてきたガイン。今回は太初の女性イブを表現する。純粋な魅力とセクシーな誘惑、両方を兼ね備えたイブ。ガインであるからこそ、より一層完璧なイブが完成される。

9日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区永登浦洞のCGV永登浦店では、ガインの4thミニアルバム「hawwah」のカムバックショーケースが行われた。ガインは今回のアルバムで様々な変身を試みた。まず、自身初のダブルタイトル曲を掲げている。他にも外的なものやパフォーマンスに関しても変身を試みた。

特に、作詞家キム・イナが今回のアルバムに新しいポジションであるリリックプロデューサーとして参加した。キム・イナは収録曲の歌詞を有機的につなげ、アルバムのストーリーテリングの一貫性を保とうとした。また、今回のアルバムにはパク・ジェボム、DOK2など男性ラッパーがフィーチャリングとして参加し、アルバムの完成度を高めた。

イブはキリスト教の聖書に登場する太初の誘惑の女性であり、規範を破る抵抗的な女性でもある。禁断の果実をかじる前の純粋なイブ、蛇の誘惑で禁断の果実を前にして葛藤するイブ、そして果実をかじった後に誘惑する女性に変わったイブに対するストーリーテリングが印象的だ。

写真=ミスティックエンターテインメント
ガインは今回のアルバムについて「私は宗教がない。なので、イブやアダムのことも知ろうと思っていなかったし、実際よく分からなかった。なので、コンセプトが難しかった。周りに色々と聞き、勉強した」と伝えた。

その分ガインは今回のアルバムに情熱的に参加した。作詞家キム・イナは「ガインは(情熱的な参加で)プロデューサーを苦労させることで有名だ。自分が思っていることをよく伝えてくる」とし、「今回のアルバムでは振り付けに参加した。そこで、ソン監督(ガインの苗字はソン)というニックネームもついた」と話した。

ガインのダブルタイトル曲の一つである「Apple」は誰もが一度は感じる禁断の果実への欲望をキュートに表現した歌だ。もう一つのタイトル曲「Paradise Lost」はアダムとイブがサタンに誘惑され、原罪を犯して楽園から追放される姿を描いた曲だ。

「Free Will」はレトロなサウンドとドラム&ベースジャンルのビートを加えたラテンスタイルの楽曲だ。堂々としていて能動的な現代女性の物語を描いた。

収録曲「The First Temptation」はエレクトロニクスサウンドとシンセベースを中心に作った、シンプリズムを強調したミディアムテンポのナンバーだ。人の自由な意志が初めて誘惑によって揺れる瞬間を、蛇の立場から描写した一曲だ。

「二人の女」はイブを神聖性と悪魔性を同時に兼ね備えている女性として解釈した曲だ。「Guilty」は線を超えることについて悩むイブの気持ちを描いた。幻想的でありながらもファンキーなベースラインがポイントだ。

ガインは2010年、1stソロアルバム「Step 2/4」をリリースした。その後、「Talk About S」「TRUTH OR DARE」を発売し、ソロ活動を展開してきた。ガインは12日、1年ぶりのソロミニアルバム「hawwah」を発売する。

写真=ミスティックエンターテインメント

記者 : キム・ガヨン