AFTERSCHOOL ユイから2AM スロンまで…「ホグの愛」主演4人のグラビア&インタビュー“マンガから飛び出してきたような俳優たち”

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tvNドラマ「ホグの愛」で共演する4人の男女AFTERSCHOOLユイ(26)、チェ・ウシク(24)、2AMスロン(27)、イ・スギョン(18)。目が合ったら笑ってしまう彼らの愉快な瞬間を「@star1」が共にした。

グラビア撮影のために一堂に会したtvNドラマ「ホグの愛」の主人公たち。ウェブ漫画から飛び出してきたようなシンクロ率100%の4人の主人公が「@star1」のカメラの前に立った。プライベートですら本名ではなく、劇中の名前を呼んでいる彼らにとって、今回の作品はどんな意味を持っているのだろうか。すらりとした長身から漫画のキャラクターをそのまま再現している彼らに直接聞いてみた。自身にとってホグ、そして愛とは?

―このドラマは、ウェブ漫画を原作にしています。原作「ホグの愛」は楽しく読みましたか?

スロン:面白かったです。普段ウェブ漫画はあまり読まない方ですが、出演が決まってから一気に最後まで読みました。途中で止められないほど面白かったです。ドラマも原作ほどたくさん愛されたらいいなと思っています。

チェ・ウシク:僕は敢えて見ませんでした。原作のキャラクターにこだわりすぎるかもしれないと思いまして。僕だけのホグを表現したいです。読みたくてもじっと我慢していますが、原作が好きなファンの皆さんにも気に入って頂けるほどよく解釈したいと思います。

―本人が思う原作とのシンクロ率はどれほどですか?

イ・スギョン:100%です。初めてウェブ漫画を読んだ時からホギョンは一番やりたい役でした。最も自信のあるキャラクターでした。撮影する間だけでも自分がホギョンだと思って集中したいです。

スロン:70%程度です。ガンチョルと似たところもあるし、逆なところもあります。それでも似たところがもっと多い気がして、70%だと思います。

ユイ:私が演じるドヒというキャラクターは原作にはない人物で、シンクロ率のことは話せませんが、私にぴったりな役だと思います。期待して欲しいです。

―視聴率はどれくらいになると予想されますか?

イ・スギョン:5%です。もし5%を超えたらバレンタインデーにスタッフに香草をプレゼントすると約束しました。必ずその約束を守ることができたらいいですね。

ユイ:敢えて10%を予想してもいいでしょうか?この作品は台本を読むだけで泣いたり笑ったりすることができて、たくさんの方に愛されると思います。出演中の私も次の話が待ち遠しくなるほど面白いです。


AFTERSCHOOL ユイ

―今回の作品を選んだきっかけは何ですか?

ユイ:初めてオファーを受けた時は、原作のヒロインと私があまりにも違ったので非常に悩みました。私が演じるにはあまりにもか弱い役で、うまくこなせないと思いました。しかし、原作とヒロインのキャラが全く違うと言われました。全く新しい人物に作り直したということでした。その話を聞いて台本を読んで自信が持てました。私も以前運動をしたことがありますし、堂々として無愛想に見えますが、心は温かい性格が実際の私ととても似ていると思って出演を決めました。

―チェ・ウシクさんが相手役だと聞いたとき、どんな気持ちでしたか?

ユイ:聞くや否や正解を見つけた感じでした。(チェ)ウシクほどホグと似た俳優はないと思いました。本当によく似合ってますし、実際に初撮影のとき、とてもホグらしくて笑ってしまいました。ウェブ漫画を読みながら想像した男性主人公の姿が実際に現れたような感じでした。

―ホグとピョン・ガンチョルのうち、実際に好きなタイプはどちらですか?

ユイ:以前は私のことを守ってくれて、抱きしめてくれる男らしい男が好きでしたが、年を取って考えがずいぶん変わりました。今は優しい男性が好きです。ひたすら守られるよりは、私が抱きしめてあげたくなるタイプが好きになりました。そう思うとホグの方が私の理想のタイプに近いのではないかと思います。融通が利かないときもありますが、優しくて愛らしい人です。

―水泳の実力を見ることができる役で楽しみです。

ユイ:このドラマで私は“美女水泳選手”役です。美女と水泳選手、どっちにも当てはまりませんが、真似しようと頑張っています。長い間運動は休んでいたので、最近は早朝に水泳の練習もしています。専門の水泳選手たちにも不自然に見えなければ良いのですが。

―水泳の実力は相変わらずだと思います。

ユイ:実際の選手たちが見ると足りないところが多いだろうと思います。それでも、私にできる範囲で最大限努力しています。第1話から水泳大会のシーンを撮影しましたが、出演した選手たちが実際の選手の方々でした。私のせいで迷惑をかけたらどうしようと思いましたが、逆にたくさん励まして褒めてくださり感謝しました。実は、水泳はパク・テファン選手のおかげで人気が高くなってきましたが、今も他の種目に比べて関心が低い方です。私によって少しでも水泳への関心が高まれば幸いです。

―SBS「ジャングルの法則 in インド洋」での強い姿が忘れられません。

ユイ:私にも忘れられない思い出です。そこでの記憶は本当に貴重な経験でした。不本意ながら事故に遭ってケガをした姿をお見せしてしまったことが大変残念です。私も自分の足りなさや弱さを感じて、一緒に撮影に参加した方々にとても申し訳ありませんでした。私のことを心配してくれた同僚や兄さんたちを考えると、いつかきちんと行ってきたいと思います。

―“第2のユイ”と呼ばれる女優イ・テイムも連日話題になっています。

ユイ:買い被りです。私も(チョン)ヘビン姉さんの姿を見ながら学び、無事に行ってくることができました。私がいくら水泳をしたとしても海での水泳はまた違います。イ・テイムさんが海でかっこよく水泳する度に私も感心しながら見ています。本当に素晴らしいです。

―またジャングルに行きたくないですか?

ユイ:約束はできませんが、死ぬ前にもう一度行きたいと思っています。そこで見える光景のすべてが絵のようでした。星の降るような夜空を思い出すと、もっと懐かしくなります。星が多いというより、頭の上に降ってくるような、星いっぱいの空を思い出します。カメラに収めることができなくて残念です。もちろん不便で足りないところもたくさんありましたが、そういうことを全て忘れられるほど美しいところでした。

―一緒に行きたい芸能人はいますか?

ユイ:ホグのウシクと一緒に行きたいです。私に会った初日、「姉さん、ジャングルはどうだった?」と聞いてきました。それを聞くや否や「何があっても推薦したい」と言いました。「本当に良い思い出になるから必ず一度行ってきて」と言いました。ホギョン役の(イ)スギョンにもよく似合いそうです。スギョンは実際は4次元(個性が強く、ユニークな考え方を持つ)なので、ジャングルで大きな活力源になると思います。


チェ・ウシク

―ユイと台本読み合わせのときから阿吽の呼吸を誇ったと聞きました。

チェ・ウシク:ユイ姉さんがとてもフレンドリーで優しくしてくれましたので、僕も気楽に接することができました。女性芸能人という偏見が全く持てないほど友達のように優しくしてくれました。いたずらもよくするし、冗談もたくさん言ってくれてむしろ僕がありがたかったです。今回の作品は雰囲気が本当に良くて楽しみです。

―すでに“ウユカップル”という愛称まで生まれています。

チェ・ウシク:それって何ですか?

―ウシクの「ウ」とユイの「ユ」を合わせて“ウユカップル”と呼ばれています。

チェ・ウシク:ちょっと恥ずかしいですね。それだけ僕たちがお似合いだという意味なので、感謝するばかりです。

―ユイの第一印象はどうでしたか?AFTERSCHOOLのファンでしたか?

チェ・ウシク:当たり前です。AFTERSCHOOLは男なら誰でも好きな歌手じゃないですか。特にユイ姉さんは実際に会ってみるともっときれいで気さくな性格で、本当に素敵な人だと思います。

―原作のウェブ漫画のように子供だけ残して消えた初恋のため、子供を育てることができますか?

チェ・ウシク:実は、赤ちゃんはまだ怖いです。泣いたりだだをこねたりしたら、僕はどうすればいいか全く分かりませんので。赤ちゃんが何を望んでいるのか理解できなくて、赤ちゃんの面倒を見ることはかなり下手です。なので、育てるのはちょっと大変じゃないでしょうか。

―この時代の最後の純情な男性を演じますが、実際の恋愛スタイルはどうですか?

チェ・ウシク:執着したり、束縛することは絶対にありません。友達のように自由に恋愛するタイプです。相手のことが信じられなくて自由を束縛するのは愛ではありません。純情な男のように一人だけを愛しますが、僕の全ての生活の焦点を一人に当てるタイプではありません。

―今、恋愛していますか?

チェ・ウシク:今年は必ずしたいです。僕はインタビューする度にいつも恋愛したいと言いますが、今年は本当に、必ず恋愛したいです。

―SNSを通じて公開する日常の写真と映像がとてもいいです。

チェ・ウシク:僕もファンとコミュニケーションすることが好きです。しかし、どんどん関心が集まってきたせいか、何かを書き込む度に慎重になります。注目されすぎるよりは、今のようにファンたちとささやかな日常を交流した方がいいと思います。

―おかしな表情を見せても可愛いだけです。童顔だと気分はどうですか?

チェ・ウシク:個人的にはいいですが、俳優としては少し残念です。しかし、こんな風に考えることも余計な欲だと思います。時間が経って本当に年をとると、やりたくてもできない役を今はやり遂げられるじゃないですか。ただありがたく思おうとしています。

―MBC「黄金漁場-ラジオスター」で見せたタレント性が忘れられません。バラエティ番組でも沢山見たいです。

チェ・ウシク:バラエティ番組に出演したい気持ちはまだありません。バラエティはかえって演技より難しいと思います。

―出演したいバラエティ番組はありますか?

チェ・ウシク:リアリティ番組に出演したいです。例えばKBS 2TV「ハッピーサンデー-1泊2日」です。本当に楽しく見ている番組ですし、笑わせなければと思うよりは、自然な僕の姿をお見せすることができると思います。

―時代劇、アクション、ラブコメディなど、ジャンルに限界がない俳優だと思います。これからどんな姿を期待したら良いでしょうか?

チェ・ウシク:そう評価して頂いて本当にありがたいです。僕もいつも決まったイメージよりは、様々なジャンルをこなせる俳優になりたいです。機会があれば時代劇に挑戦したいと思います。まだそれほどの能力を備えているとは言えませんが、いつかかっこよく演じたいです。


2AM スロン

―歌手の同僚であるユイとの共演です。“万能俳優ドル”の共演が楽しみです。

スロン:ユイとはずいぶん前からとても仲の良い兄妹のような関係なので、嬉しかったです。歌手だけでなく、演技も上手い人なので、この機会に僕もたくさん学びたいと思います。(チェ)ウシクも同じ事務所なので、すでに知っていました。ホギョン役の(イ)スギョンさんとはまだぎこちない感じですが、この作品が終わる頃には兄妹のように仲良くなっているのではないでしょうか?

―SS501のパク・ジョンミンさんが健康上の問題により降板しました。最初から台本が来なかったので悔しくなかったですか?

スロン:その部分について残念だと思ったことは全くありません。ただ良い作品で、僕によく合うキャラクターだと思って出演を決めました。最初から台本を受け取ったか受け取らなかったかは全く気にしませんでした。まだ、そのようにする段階でもありません。もっぱら作品だけ考えて選択しました。

―主演俳優のうち、一番の年長者です。プレッシャーはありませんか?

スロン:プレッシャーはありませんが、(イ)スギョンさんとほぼ10歳くらい年が離れていました。世代差を感じるのではないかと何となく心配になります。

―撮影現場のムードメーカーは誰ですか?

スロン:(チェ)ウシクです。とても活発で、実際にホグのような人で本当に面白いです。

―2AMの他のメンバーたちはどんな風に応援してくれましたか?

スロン:一緒にいる時間が長いので、それぞれのソロ活動をいちいちチェックしたり、気を使う段階は過ぎたと思います。ただ、心の中で皆応援しています。ニュース記事一つで連絡したり、応援するのも……僕たちはもう、家族のような関係ですので。

―tvN「ミセン-未生-」のカン代理役を演じたオ・ミンソクさんと似ているという記事がありました。

スロン:その方はとてもイケメンなので気分が良かったです。ところで、この前あるスタッフの方が僕に「ミセン-未生-」を楽しく見たと挨拶しました。僕はその意味が分からなくて困惑していましたが、その方も当惑してしばらく沈黙が流れました。その方は少しの疑いもなく、僕がオ・ミンソクさんだと思ったようです。面白いエピソードですね。

―「ミセン-未生-」の人気でウェブ漫画を原作にしたドラマへの期待が高まっています。

スロン:僕はすでにウェブ漫画を原作にした作品は3回目です。映画「26年」とウェブドラマ「無限動力」に出演しました。

―“ウェブ漫画専門俳優”と呼ばれるのはどうですか?

スロン:ウェブ漫画をドラマや映画化する時、先に思い出される俳優になりたいと思います。この頃スマートフォンの普及で、ウェブ漫画の人気も高くなりました。ウェブ漫画がますます愛されると思います。実は、原作漫画に縛られるより、どんなキャラクターでもこなせる俳優になりたいです。

―これからどんな役者スロンの姿を期待すれば良いでしょうか?

スロン:着実に、そしてゆっくりうまくやり遂げる俳優になりたいです。ものすごい目標を持って演技をするより、もっと長い時間をかけて黙々と演技して、さらに存在感を残せる俳優になりたいです。派手さよりはそのような着実さを求めていきたいです。


イ・スギョン

―人生初のドラマで、かなり緊張していると思います。

イ・スギョン:かなり緊張しています。今年で私は20歳になりましたが、20代で挑戦する初の作品ですので。かなり緊張していますし、何よりうまくやりたい気持ちが大きいです。

―今回の作品に出演することになったきっかけを説明してください。

イ・スギョン:オーディションを受けて運良く合格しました。後から聞いた話ですが、300倍の競争率だったそうです。どれほど感謝したか。制作会社の代表は私が最もホギョンらしくて選んだとおっしゃいました。それより気持ちの良い称賛がどこにあるでしょうか。

―男のような女性、ホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)キャラです。自信はありますか?

イ・スギョン:実は、ホギョンは本当に実際の私と結構似ています。元々私は面白い性格です。それほどかけ離れたキャラではありませんでした。私の姿を正直に、ありのままお見せしたいと思います。そしたら、たくさんの方から共感が得られるのではないかと思っています。

―撮影現場の雰囲気には慣れましたか?

イ・スギョン:先輩たちが色々と面倒を見てくれて、慣れることには問題はありません。特に、ユイ姉さんは実の姉みたいに優しくしてくれています。むしろ私に気楽に接してくださり、私もそれほど気兼ねせず、自然に先輩たちに接することができていると思います。

―最近、映画「コインロッカーガール」の撮影を終えました。大先輩キム・ヘスさんのカリスマ性はどうでしたか?

イ・スギョン:存在感一つだけでものすごいオーラを放つ方です。本当に素敵です。見ているだけでその魅力にはまるほどです。それだけでなく、性格もクールで私の面倒を見てくれました。本当に感謝しています。また、コ・ギョンピョ、キム・ゴウン先輩も本当にいい方です。忘れられない作品になると思います。

―演技を始めることになったきっかけは何ですか?

イ・スギョン:私は実は勉強ができる方ではありませんでした。音楽が好きで色々と楽器を習いました。フルート、チェロ、ピアノなど、たくさんチャレンジしましたが、好きなことと上手なことは違いました。しかし、ある日父親が演技学院を推薦してくれて直ちにその学院に登録して通うことになりました。私の進路を見つけた感じでした。私に一番できること、自信が持てることってこれだなと思いました。

―高い身長が印象的です。モデルをしてもいいかと思います。

イ・スギョン:モデルになるには足りないところが多いです。結構ダイエットしなきゃいけないし、今の私の体型では全くできないことです。

―共演したい俳優はいますか?

イ・スギョン:イ・ソンミン先輩です。私がとても好きな俳優です。機会があれば、必ず同じ作品で共演したいと思います。本当に、本当に好きです。また、私はミュージカルが好きなので、チョン・ソンファ先輩、JYJのジュンス先輩とも共演したいです。歌はできませんが、共演する日が来てほしいです。

―どんな女優になりたいですか?

イ・スギョン:かけがえのない女優です。つまり、私にしか出来ない、個性を持った女優になりたいです。例えば、コン・ヒョジン、チョン・ユミ先輩のように個性の強い役者になりたいです。

(エディター:ユ・ヨンジン、インタビュー:キム・ドゥリ、フォトグラファー:キム・ヒョク、オフショットフォトグラファー:アン・ソンフ、スタイリスト:ナム・ジュヒ、ヘアー:ハン・スファ、チェゴヤ(ジェニーハウス)、メイクアップ:ムジン、キム・スヨン(ジェニーハウス))

記者 : ユ・ヨンジン、キム・ドゥリ