キム・ジャオクさん、肺がんで死去…「私の名前はキム・サムスン」「コーヒープリンス1号店」「烏鵲橋の兄弟たち」など多数のドラマで活躍

OSEN |

女優キム・ジャオクさんが肺がんで亡くなった。享年63歳。どの瞬間も美しく、プリンセスのように生きてきた彼女が、この世を去った。

キム・ジャオクさんは1970年、MBC第2期公採タレントとしてデビューし、役者として活動を始めた。ドラマ、映画、演劇、歌手など幅広い分野で活躍した女優だった。

ドラマ「誘惑」(1987)、「人間の土地」(1994~1995)、「欲望の海」(1997)、「屋根部屋のネコ」(2003)、「がんばれ!クムスン」(2005)、「私の名前はキム・サムスン」(2005)、「コーヒープリンス1号店」(2007)、などをはじめ、映画「同い年の家庭教師」(2003)、「ジェニ、ジュノ」(2005)などに出演し、様々な作品で優しい母の役を演じ、“国民の母”として視聴者に愛されてきた。

さらにキム・ジャオクさんは1996年「姫は寂しい」というアルバムをリリースし、韓国でブームを巻き起こした。

2008年に大腸がんが見つかったキム・ジャオクさんは、大手術を経て健康を取り戻し、女優として復帰した。シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「明日に向かってハイキック」(2009)、ドラマ「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」(2011)、「3度結婚する女」(2013~2014)などに出演し、精力的に活動していた。

今年1月にはtvNバラエティ番組「花よりお姉さん」で元気な姿を見せ、5月には楽劇「春の日は去っていく」にも出演した。

キム・ジャオクさんは16日、肺がんで死亡した。斎場はソウル江南(カンナム)聖母病院14号室に設けられ、出棺は19日だ。

記者 : カン・ソジョン