「群盗」半坊主のハ・ジョンウ vs お茶目なハ・ジョンウ…ポスターに選ばれなかった理由とは?

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写真=SHOWBOX MEDIAPLEX
映画「群盗:民乱の時代」(監督:ユン・ジョンビン、制作:映画会社月光、以下「郡盗」)がBカット(実際には使われない写真)ポスターを公開した。

今回公開されたBカットポスターは、正式ポスターとは違った新しい雰囲気で映画への新鮮な面白みを届けている。

まず、ドチ(ハ・ジョンウ)のキャラクターポスターのための草案は、最下級階層である白丁ドルムチから義賊群盗のエースドチになるまでの変化を彼のヘアスタイルを通じて一目で分かるものになっている。

半坊主頭のドルムチは、白丁と群盗のエースの中間過程にあると言えるが、ワンフレームに一緒に撮られてしまったハ・ジョンウのスリッパは仕上げ作業で消せるとしても、より一層視覚的に強烈なスキンヘッドのドチを見せたかったために残念ながら正式ポスターから外された。

義賊群盗のエースドチよりは純粋なドルムチに近い表情をしている写真は、多彩な表情を持つハ・ジョンウの魅力が自然に盛り込まれている。同写真はお茶目でユニークな表情が可愛く見えるが、ドルムチのお茶目な一面よりはドチのカリスマ性溢れるところを強調するために外された。

チョ・ユン(カン・ドンウォン)のカットの中で最も強烈な視線を披露し、断然目立つポスターは最後まで強力な公式ポスターの候補だったが、年初に群盗の群れの疾走が印象的なドチの出征ポスターと一緒に公開されるものだったので、チョ・ユンのポスターも人物中心のものよりワイドな画面サイズのスケールが目立つカットに決まった。

「群盗」のキャラクターポスターは、写真バージョンの他にもアクション活劇の雰囲気を漂わせるドチとチョ・ユンのグラフィックバージョンが同時に公開された。ドチとチョ・ユンバージョンのインパクトには及ばず、他のキャラクターのグラフィックポスターは諦められたが、チョンボのグラフィックバージョンのポスターだけは俳優マ・ドンソクの魅力とともにキャラクターチョンボの迫力も同時に表現されている。

討伐のために葬儀屋に偽装したチョンボ(マ・ドンソク)と、映画を見ないと分からない謎の仮面を被った人物が一緒に盛り込まれているこのBカットは、「群盗」が見せてくれた新しい時代劇のビジュアルを届けるには十分であった。

荒い質感が生きている麻布と一般的ではない墨色の染色、怪力を持つチョンボの鍛えられた筋肉を見せる新鮮なデザインまで加わったカットは考証と想像力が出会った「群盗」だけの衣装をうまく披露していたが、キャラクターポスターに使うには両人物に視線が分散する面が強く、外されることになった。

他にもチョ・ジヌン、チョン・マンシク、イ・ギョンヨン、ユン・ジへ、キム・ジェヨンのBカットポスターが公開され、観客の視線を独占した。

「群盗」は観客動員数400万人を突破し、順調にヒットを続けている。

記者 : キム・スジョン