映画「明日へ」(監督：プ・ジヨン、制作：ミョンフィルム)が17日から公開のための第2次クラウドファンディング(不特定多数の人がインターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うこと)を開始する。

2月9日まで行われた第1次クラウドファンディング“応援市場”に集められた声援に支えられ、無事に撮影を終えて現在後半作業を行っている「明日へ」。今回の第2次クラウドファンディングの目的は後半作業と公開準備のための資金調達で、締め切りと目標金額を決めずに行う。

「明日へ」の純粋な制作費は約30億ウォン(約2950万円、スタッフおよび俳優たちの労務・現物出資約7億ウォンを除いた金額)で、現在もマーケティング費用を含めた総制作費ファンディングを行っている。

後援に参加した人は後援金額によって公開前に最初に映画を見ることができる全国試写会に招待し、所定の商品をプレゼントする。10万ウォン(約9840円)以上の金額を後援した人々の名前はエンディングクレジットに記載し、感謝の意を伝える予定だ。

「明日へ」は公開のための第2次クラウドファンディング開催を記念する特別なモーションポスターを公開し、視線を引き付けた。

今回公開されたモーションポスターは一人一人の手が順番に重なるシーンで始まり、手の主人公に対する好奇心を刺激した。

続いて「彼らが手をつなぎました」というメッセージと共に重なっていた手から拡大された「明日へ」のポスターが登場する。公開されたポスターには「The Mart」のユニフォームを着ているソニ(ヨム・ジョンア)、ヘミ(ムン・ジョンヒ)、スンレ(キム・ヨンエ)、トンジュン(キム・ガンウ)、オクスン(ファン・ジョンミン)、ミジン(チョン・ウヒ)とソニの息子テヨン(EXOのディオ)が手を合わせて明るく笑っており、見る人々に温かさと感動を伝える。

まるで映画の意義深いテーマに参加してほしいと観客を誘っているような「一緒に手をつないでください。力強く押してください」というフレーズからは俳優たちの心が感じられる。

「明日へ」は大手マートの契約社員たちが不当解雇に対抗するストーリーを描いた作品だ。ヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒ、ジウ、EXO ディオらが出演し、プ・ジヨン監督の商業映画デビュー作だ。今年下半期に韓国で公開される予定だ。