Mighty Mouth サンチュ「物議をかもし心から謝罪する…違法性売買は事実ではない」初の心境告白

OSEN |

グループMighty Mouthのサンチュ(本名:イ・サンチョル)が、“マッサージ店出入り”“国軍病院への特恵入院”など、ここ数ヶ月間の報道や大衆の否定的な視線と認識について、初めて心境を明かした。

サンチュは31日、インターネット上にA4で10ページ以上にあたる長文を掲載し、これまで言えなかった話を率直に語った。サンチュの個人SNSにリンクされているこの書き込みには、当時の事件の裏話や公にされなかった真実などがぎっしりと書かれている。

サンチュは「物議をかもしたことについて、心から頭を下げて謝罪します」との書き出しで謝罪した後、同僚たちや軍隊の兵士、国軍病院の幹部、所属事務所の代表や社員たちなどの名前を挙げて、事前に相談せずにこのような書き込みを掲載したことを謝った。

続いて「この話を書く理由は、僕の間違いを正当化して、僕自身だけを弁護するための利己的な発想からでは決してありません」と強調して「(この書き込みを掲載した)最も大きな理由は、愛する両親、兄、そして未来を共にする大切な人が『非難する価値もない破廉恥漢の家族』になってしまい、胸の内に苦痛を抱えたまま、罪人のように生きていることを、僕がこれ以上見ていることができないからです」と言って、書き込みを掲載した理由を説明した。

また「僕に今の否定的なイメージを与えた事件や報道などに関して、知られていない捜査結果と事実を知ってもらうことになれば、少しでも真実と誤解の溝が埋まるのではないかという微かな期待を持っています」と心境を語り、「これによって発生する全ての問題は、僕が責任を取ります」と覚悟を見せた。

この書き込みの内容は膨大なものだった。関連記事へのリンクや監査院、軍隊、監察捜査結果にも触れた。

サンチュは自身とSE7ENの営倉処分の理由について言及し「違法性売買ではなく、勤務地離脱と軍隊の品位毀損が処分の理由でした」と言って、無念な心情を明かした。国防省監査チームが確保した防犯カメラ資料を利用して、当時の放送内容が間違っているとの指摘もした。

サンチュは「芸能人が一番恐れて、気をつけるのが噂です。僕たちは見知らぬ場所で顔も知らない女性とそんな破廉恥な行動をするほど無謀でも、大胆な性格でもありません」と語って、巷の噂を否定した。また、違法マッサージ店に行く前に、2人が2軒の合法マッサージ店に行ったことは、放送されなかったという説明も付け加えた。

この背景には、放送局内部の組織改編のため、刺激的な素材の「芸能兵士」を選んだ制作陣と、国軍放送「慰問列車」から降ろされた女性脚本家との企みがあったと主張し、詳しい説明や記事、当時の状況などを詳細に説明した。

“マッサージ店出入り事件”だけではなく、4月に報道された“国軍病院特恵入院”についても、国軍春川(チュンチョン)病院を始め、ソウルの有名病院の診断書やMRI、手術写真などを示し、入院期間や病室など間違った報道内容を訂正した。

サンチュは「僕は、軍隊生活をしたくないあまり、わざと体にメスを入れる愚か者ではありません。今のような世の中では絶対不可能なことでもあります。男としてのプライドも誰より高くて、訓練を避けるために病気だと嘘をつく卑怯者でもありません」と明かして、世間の誤解を一蹴した。

また、今までの経緯をふりかえて、「韓国の男として誰にも恥ずかしくない軍隊生活を終えて、社会に出て堂々と生きていきたかったです。無理な運動で怪我しましたが、それでも自ら入隊を望み、軍人になりました。軍人になったものの、僕の浅はかな考えで勤務地を離脱し、軍人の品位を毀損する大きな間違いを犯しました。その間違いは、事実とは違う内容になり、遠くまで、そしてあっという間に広がりました。今の僕は非常識な人、恥ずかしい息子、軍人の恥になってしまいました。その事実と過程は、あまりにも悲しくて、胸が痛いです。本当に辛いです」と心境を語った。

最後にサンチュは、家族やSE7EN、Mighty MouthのSHORRY J、知人、ファン、部隊の同僚などに感謝と謝罪の気持ちを伝えた。「最後まで最善を尽くして、誠心誠意を持って軍隊服務を全うします。間違いを犯したが、それを挽回するために最善の努力を尽くす人、間違いを反省して家族にもっと充実する息子、世間を騒がしてしまったが、今後より多くの方々に笑ってもらえる良い音楽を作る人になりたいです。その目標に向かって、休まずに頑張ります」と締めくくった。

記者 : パク・ヒョンミン