「ビッグマン」主人公5人が語る人気の理由とは(総合)

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写真=KBS
KBS 2TV月火ドラマ「ビッグマン」の主人公5人がドラマの人気の理由について言及した。

27日午後1時、京幾道(キョンギド)安城(アンソン)市のウリ映像アートセンターで開かれたKBS 2TV月火ドラマ「ビッグマン」の現場公開及び記者懇談会にはカン・ジファン、イ・ダヒ、チェ・ダニエル、チョン・ソミン、ハン・サンジンが参加し、「ビッグマン」が視聴者の反響を得ている理由について語った。

主人公キム・ジヒョク役に扮したカン・ジファンは「『ビッグマン』のストーリーがありきたりのものであるということは認める。どのような答えが出るのかもみんな知っている。にもかかわらず、『ビッグマン』の最も大きな魅力はそれでも見てしまうというところだ」と伝えた。カン・ジファンは「今の社会の痒いところを掻いてあげ、胸をスカッとさせるドラマだというのが『ビッグマン』の長所だ」と強調した。

ト・サンホ役のハン・サンジンは、「ビッグマン」出演陣のチームワークを長所に挙げた。ハン・サンジンは「『ビッグマン』はこれまで演じてきたドラマの中で最も人格の素晴らしい俳優たちが集まった作品だ。先輩俳優たちが一度も気を悪くしたことがない」とし「素敵な人たちが集まって素敵なエネルギーを出しているので、良い結果が出ていると思う。これからも応援してほしい」と伝えた。

悪役としてその存在感を披露しているチェ・ダニエル(カン・ドンソク役)は「財閥は初めて演じることになったが、クラシックな悪役を表現してみたかったので、関連映画を研究した。幸いキャラクターが上手く出来上がり、上手に表現されているようだ」と満足感を示した。

ソ・ミラ役に扮したイ・ダヒは「厳しい環境の中でスタートし、多くの方が心配したのも知っているが、予想以上に反響があって頑張って撮影している」と伝えた。カン・ジナ役のチョン・ソミンは「単なる面白みのためのドラマではなく、今の時代の社会問題を表す痛快なものを盛り込んだドラマとして残ってほしい」と語った。

「ビックマン」は三流チンピラのキム・ジヒョク(カン・ジファン)が心臓の移植手術が必要な財閥グループの一人息子を助けるための陰謀に巻き込まれ、ある日財閥グループの長男としての新しい人生を手にするもそれが結局すべて捏造されたものであるという事実に気付き、真のリーダーに成長していく内容を描く作品だ。

先月28日に第1話の視聴率6.0%からスタートした同作品は、現実を風刺したリアルな脚本、俳優たちの抜群の演技力、これらを面白く一つのアングルに盛り込む演出力などが調和を成し遂げ、視聴率は上昇軌道に乗った。物語の半分が過ぎた「ビッグマン」は26日、第9話の放送分が番組史上最高視聴率(10.3%)を記録し、健闘中だ。

記者 : イ・ウイン