2週間ぶりに放送再開「ホテルキング」様々なキャラクターが登場…その見所は?

OSEN |

写真=MBC
珍島(チンド)沖合で発生した旅客船セウォル号沈没事故で2週間放送休止となったMBC週末ドラマ「ホテルキング」(脚本:チョ・ウンジョン、演出:キム・デジン、チャン・ジュノ)が26日から放送を再開する。特に、この日の放送からは父の復讐のために前面に出るモネ(イ・ダヘ)とジェワン(イ・ドンウク)の確執や新しい人物の登場で、さらにダイナミックなストーリーが展開される予定だ。

―イ・ドクファとイ・ダヘの間で葛藤するイ・ドンウクの選択は?

「ホテルキング」第5話では、ジェワンがジュング(イ・ドクファ)の悪行を知り、憤る姿が描かれる。ジュングに自身のすべてを捧げ、忠誠してきたジェワン。ジュングの醜い真実を知った瞬間、彼は抑えられない怒りに包まれる。さらに、すでにジュングの手の中に閉じ込められてしまった自身の姿に、どこまでも崩れ落ちてしまう。

ジュングを助ければ自身の良心はもちろん、妹のモテを裏切ることになるが、今の地位を保つことができ、モネを選択すればドン底から最高の座まで上り詰めた自身の人生はジュングと共に消えてしまう。ホテルシエルで“ホテルの化け物”と呼ばれながら最高を夢見ていたジェワンが、ジュングとモネの間でぎりぎりの綱渡りを始めたのである。果たして彼は誰を選ぶのだろうか?

―ユ・セヒョン&ソ・ユナ…2人の正体が気になる!

多彩なキャラクターで視聴者に深い印象を与えた「ホテルキング」が、新しいキャラクターで視線を集めると思われる。ユ・セヒョンとソ・ユナがそれぞれユンジェとグァンニョ(狂女)役を演じ、ユニークな存在感をアピールする予定だ。

“ユ・スンホのそっくりさん”として有名になり、「もう一つの約束」で主演を務め注目を浴びたことのがるユ・セヒョンは、少年院出身の反抗期ユンジェを担当し、モネとジェワンの葛藤を駆り立てるキャラクターを熱演する。

第4話から登場したソ・ユナは、ドラマ「カクシタル」などに出演し認知度を上げた俳優で、ホテルの職員の間の“狂女”として登場し「9.11テロが発生する」と言うなど、予測できない発言と行動で「ホテルキング」で新しく笑いを誘うキャラクターを演じる予定だ。

制作関係者は「ユ・セヒョン、ソ・ユナ、いずれも期待以上に見事にキャラクターを演じた。これからホテルという空間に相応しく、様々なキャラクターが絶えず登場するだけに『ホテルキング』の見所はさらに豊富になるだろう」と伝えた。

記者 : イム・スンミ