芸能人の飲酒運転事件、どうして絶えず発生するのか

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写真=マイデイリー DB、HBエンターテインメント
また芸能人の飲酒運転事件が発生した。

23日、ソウル麻浦(マポ)警察署によると、ヒップホップデュオLeessangのメンバーキルは22日午前0時30分頃、ソウル麻浦(マポ)区合井洞(ハプチョンドン)付近で飲酒運転をし、摘発された。当時の血中アルコール濃度は0.109%だったと明らかになっている。キルは現在出演中のMBCバラエティ番組「無限に挑戦」から降板し、自粛するという意思を所属事務所を通じて伝えた。

芸能人の飲酒運転事件は毎度激しく非難されるにもかかわらず、絶えず発生しているため問題となっている。

2012年7月には歌手アレックスと2PMのニックンがそれぞれ飲酒運転で物議を醸した。アレックスとニックンは摘発された当時、血中アルコール濃度はそれぞれ0.134%と0.056%だった。

この他にも俳優イ・イギョンは昨年4月に血中アルコール濃度0.076%、お笑い芸人ユ・セユンは5月に0.118%、歌手キム・フングクは10月に0.071%、歌手チュソクは11月に0.115%など、飲酒運転でファンたちを失望させた。特にユ・セユンは飲酒運転後、自首して多くの人を困惑させた。また、俳優チェ・ジョンフンは昨年3月に警察官の飲酒運転の取り締まりを3回も拒否し、道路交通法違反の疑いで不拘束立件された。

このように飲酒運転事故が発生する度に、芸能人たちは放送活動を中止して自粛期間を持ってきた。しかし自粛後に復帰する過程で、一部のネットユーザーから「早すぎるのではないか」と批判されたり、ある芸能人は復帰後に番組で自身の飲酒運転事故について軽々しく言及して「不適切だ」との指摘を受けた。特に、芸能人の飲酒運転事故が絶えず発声している点で、飲酒運転の危険性に対する芸能人の警戒心が必要だとの意見が提起されている。

一方、SBS「心臓が跳ねる」で実際に事故現場に救急隊員と共に出動した女優チョン・ヘビンは飲酒運転による事故を目撃した後、「飲酒運転は本当に怖い。人にこれほど大きな被害を与える。本当に危険だ」と飲酒運転の危険性について警告した。

記者 : イ・スンロク