【アイドルレポート】B.A.P、天使からスパイまで…“無限に変身”

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写真=TVレポート DB
デビュー3年目を迎えたアイドルグループB.A.Pが1stフルアルバムで1位のトロフィーを手にした。昨年行われたパシフィックツアーは、今回ワールドツアーにスケールアップされた。何より、彼らは愛のために“1004(Angel)”も“SPY”を夢見る本物の男性に成長した。

2014年3月1日からスタートした「アイドルレポート」では、デビューを控えた初々しいアイドルから空を飛び回るトップレベルのアイドルまで幅広く取り上げている。TVレポートでは些細なことなので逆に聞きづらかった質問や、密かに聞いてみたかった大胆な好奇心、繊細で取り上げることすら難しかったストレートな質問まで遠慮することなく投げかけた。アイドルの一挙手一投足が知りたいなら、今からここに注目!

「アイドルレポート」今回のターゲットは、バン・ヨングク、ヒムチャン、デヒョン、ヨンジェ、ジョンアプ、ZELOで構成されたB.A.Pだ。「1004(Angel)」で甘く優しい雰囲気をアピールした彼らは、「SPY」でハツラツとしたお茶目な男性に変身した。


自分に合う“1004(Angel)”はどんな人?

バン・ヨングク:いつも思い描いている理想のタイプがある。お年寄りや子供を尊重して愛せる心を持つ道徳心のある人だ。僕が常にそばで彼女を見守り、尊敬し、学びたいと思える、そんな女性だ。僕もそんな彼女に相応しい素敵な人間になりたい。そして、僕の心を溶かすほど明るい笑顔の持ち主なら更に良い。

ヒムチャン:僕と似ている人に出会ったら、“天使”に会えたような気分になるのではないだろうか。もちろん、外見よりも性格や行動からだ。自分と性格や行動が似ている人と一緒にいれば、何かを説明したり理解してもらおうとしなくても済むから。共通点を発見しながら自然に心も動くと思う。同じような好みを持っていて、意見を共有できる人に出会えたら、一緒にいるだけでリラックスすることができて幸せだろうなと思う。

デヒョン:僕の心を掴む“天使”なら、きっと限りなく優しくて思いやりの深い人だと思う。何より、僕のことを死ぬほど愛してくれるのではないだろうか。、僕を愛してくれる人なら僕の目には“天使”に映ると思う。

ヨンジェ:本来真心というのは見せるのではなく、信じるものだという。下手な表現でも真心を信じて元気付けてくれるような人なら良いと思う。お互いをよく知っていて信じ合っている分、理解してくれたら嬉しい。もちろん、僕も彼女に相応しい素敵な天使になりたい。

ジョンアプ:まず真っ先に思い浮かぶのは、笑顔が本当に美しい人。笑顔というのは伝染するもので、見るだけでもエネルギーを受けることができる。だから僕は笑顔が素敵な人を見るとそれだけで温かく、安らぎを感じることができる。見ている僕も一緒に幸せになれそうな気がする。

ZELO:僕のありのままの姿を素直に愛してくれる人が良い。さらに言えば僕が最も弱く、足りていない部分まで愛してくれるような、そんな人だ。未だそんな女性に出会えていない。けれど、今まで僕はず~っとそんな方にたくさん会ってきたような気がする。僕たちのBABY(B.A.Pのファンクラブ名)の皆さんがそうだ。ハハハ、これは本当にそう思っている!


愛する恋人を呼ぶ時の自分だけの愛称は?

バン・ヨングク:アガ(韓国語で赤ちゃんの意)。少し照れるけれど、そう呼ぶ度に大切にしたいという想いを思い出させてくれそうだ。ファンクラブのBABYの皆に対してもいつもそんな気持ちで呼んでいる!みんな、忘れないで。

ジョンアプ:“女王様”。最近アニメ「アナと雪の女王」を見てどっぷりハマってしまった。特別な愛称を決めるなら女王様と呼びたい。最も尊く、大切な僕だけの女王様だから。

ヒムチャン:ママニム(韓国語で王・王族に対する尊称)。女王様より韓国の古風な感じで?(笑) 僕と性格や行動、好みが似ているママニムを待っています!

ZELO:天使のような彼女に出会ったら、一番気になるのはやはり名前だ。誰かに名前を聞くということは、それだけ興味を持ってその出会いを大切に記憶しようと努力しているという意味だから、僕にとって特別な意味がある彼女の名前を呼びたい。

デヒョン:“天使のような○○○”。天使のような彼女に出会ったのだから、当然それに相応しい呼び方で呼ぶ。メロディーも少し加えたらもっと喜んでくれるんじゃないかな。ハハハ!ステージの上では何度も「天使のような君」と歌っていても、いざ誰かを愛称で呼ぶことを考えると何だか恥ずかしい。

ヨンジェ:「○○~」。本来名前はその人がそのようになってほしいという良い意味を込めて付けられているものだ。だから、特別な呼び方をするよりも彼女の名前を世界で一番優しい声で呼びたい。


愛する彼女に「SPY」の能力を使うなら?

バン・ヨングク:スパイになって彼女の心を感じ取りたい。愛する人なら今日の気分はどうなのか、何が必要なのか、彼女が僕に言わない心の奥の気持ちまで先に配慮したくなると思うから。

ヒムチャン:スパイなら潜入したり、変装する能力にも優れているはずだから、僕がいない間彼女が何をしているのかこっそり見てみたい。普段の彼女がどのように過ごしているのか凄く気になると思うから。

デヒョン:スパイには実行するミッションが必要だ!素敵なスパイになって彼女の秘密を探りたい。本来、愛し合う仲に秘密はなくて当然だから!

ヨンジェ:僕がスパイの能力を持っていたら、誰にも気づかれずに彼女と二人だけのヒーリング旅行に行きたい。海外が良い!何だかスリルに溢れているし、ロマンチックだ。

ジョンアプ:スパイの能力で愛する彼女を常に守りたい。暗い道を歩く時や、予期せぬ危険に晒される前に僕が先に動きたい。ただ彼女が幸せでいられるようにしてあげたい。

ZELO:愛する人と一緒にいる時間だけはスパイの能力を使いたくない。その代わり、ありのままの自分の姿でコンビニに行き、僕が好きなホットドッグを買って一緒に食べながら気持よく日差しを満喫したい。まるでニューヨーカーのように、日常の中でブランチデートを楽しみたい。その中で穏やかな気分を味わいたい。


自分が思うアーティストとは?

バン・ヨングク:アーティストは全ての芸術分野を網羅する言葉だ。けれど、B.A.Pは音楽をやっているので、その部分に焦点を当てて考えている。音楽をやる時は真剣で真面目な姿勢であるべきなのが基本だ。そして自分が伝えようとするものを表現するセンスも必要だ。音楽を含め、それに関連したコンテンツを自ら企画できる能力を持っている人が本物のミュージシャンでありアーティストだと思う。僕はまだ未熟な部分が多いので、そこはこれから少しずつ埋めていきたい。

ヒムチャン:音楽と芸術はそれぞれ別のジャンルに見えるけれど、表現の仕方が違うだけでモットーは同じだと思う。本当のアーティストなら、そのような音楽と芸術の特徴をよく把握していなければならない。自分だけの主観を失わないと同時に、狭い考えから抜け出し、どの分野であろうとオープンマインドで楽しむべきだ。それが真のアーティストのあり方だと思う。

デヒョン:アーティストと定義するには僕はまだあまりにも未熟だ。それでも考えてみるとしたら、どんなことにも捉われず、確固なまでに自分の夢や目標に向かって挑戦を止めない人だと思う。それは僕自身に望んでいることでもある。今までのB.A.Pがそうであったように、常に新しい姿をお見せできるように練習を積み重ねていきたい。

ヨンジェ:音楽で何かを常に表現し、また、その音楽を聞くリスナーにそれを伝えられる人だ。何百の言葉で表したって伝えられない感情やメッセージを短い音楽に込めて伝えること。本当のアーティストには簡単には真似できないオーラがあって当然なのではないだろうか。僕や僕たちB.A.Pも一生懸命に努力しているので、いつかアーティストのオーラを出せる日が来ることを願う。

ジョンアプ:人が感じる多くの感情を自分だけのやり方で表現し、創造できる人だと思う。他の人と差別化を図り、明確に区別できる独自のスタイルを手にするまでには沢山の試行錯誤と挑戦があったはずだ。フルアルバムを準備しながら僕たちも様々な感性と雰囲気をB.A.P独自のスタイルで表現しようとたくさん努力してきたけれど、多くのリスナーたちがそれをどう受け止めてくれたのかとても気になる。

ZELO:自分の真心や真正性を込めて音楽をやっている人だと思う!実のところ僕は、好きかどうかとか、実力があるとかないとかは問題ではなく、自分だけが持っている色や価値観を音楽に盛り込むことが重要だと思う。それが出来る人はそれだけで十分アーティストとして尊重される価値があると思う。

記者 : キム・イェナ