2014年1月、ガールズグループの続く出撃でセクシー対決が繰り広げられたが、2月はボーイズグループのパワー対決が繰り広げられる予定だ。カムバックや正式デビューを控えている5組のボーイズグループの戦略を分析してみた。

防弾少年団 ― 華やかなダンスの中に洗練された男性の魅力

防弾少年団は先月、ニューアルバムのイントロトラックを約30秒公開し、カムバックを知らせた。「恋する時はもっと熱く。歌う時はもっと鋭く」という歌詞で期待を膨らませた。今回のアルバムもリーダーのRAP MONSTERをはじめ、メンバーたちが積極的に参加し、グループのアイデンティティを確固たるものにした。

防弾少年団は12日にニューミニアルバム「Skool Luv Affair」をリリースする。特に今回のアルバムのタイトル曲で防弾少年団は、華やかな群舞とプレッピースタイルで洗練された男性の魅力を披露する予定だ。防弾少年団側は「今回のアルバムでメンバーたちの変身を試みる。従来の姿から成熟した一面を披露する」と伝えた。

B.A.P ― ダークな男からロマンチックな男性に

B.A.Pは先月23日に公開した予告映像でイメージの変化を予告した。タイトル曲「1004(Angel)」の予告映像で、メンバーたちは涙の演技を披露し、感性溢れる男性として登場した。所属事務所側は「従来のB.A.Pが見せていたダークでシックな雰囲気から抜け出し、ロマンチックで優しい男性のイメージをアピールする」と伝えた。

3日にリリースされるB.A.Pの1stフルアルバム「First Sensibility」には計13曲が収録され、幅広いジャンルを届ける。フォーク、ロック、ヒップホップ、アコースティックダンス、ファンキーヒップホップ、スロージャム、ヘビーメタルなどに挑戦し、B.A.Pの発展の可能性を覗かせる。

BTOB ― 熱い関心に続き、親しさをアピール

BTOBは、旧正月連休中に受けた熱い関心を繋げていくと予想されている。スポーツドル(スポーツが得意なアイドル)に浮上したことや、女装に変身したことで視線を独占したBTOBは、新曲「ティティパンパン」で人々に親しみやすさをアピールする予定だ。「ティティパンパン」は勇敢な兄弟が手がけた曲であり、勇敢な兄弟がBTOBの楽曲を手がけたのは今回が初めてだ。

前回のアルバムで男らしいカリスマ性を披露したBTOBは、すでに「ティティパンパン」のコンセプトやメロディーを公開し、好奇心をくすぐっている。タイトルの面白い語感を活かし、感覚的なスタイルに仕上げる予定だ。所属事務所の関係者は「BTOBは今年でデビュー3年目を迎えた。常に微笑ましく見つめられるグループとして活動していきたい」と伝えた。

C-CLOWN ― デビュー3年目の魅力をしっかり刻む

C-CLOWNの2014年の覚悟は、人並み外れたものだ。デビュー3年目を迎えたC-CLOWNは今年、グループ名を広く知らせるとの抱負を持っている。旧正月の連休中にタイトル曲のミュージックビデオの撮影を終えた。C-CLOWNの男らしいビジュアルを映像に盛り込んだ。

2月にシングルをリリースした直後の3月、C-CLOWNはミニアルバムを発売し、総力を注ぐ予定だ。韓国はもちろん、海外での活動も並行する。所属事務所の関係者は「アルバムのコンセプトが強烈だ。一度見れば忘れられない。C-CLOWNの魅力を確実に見せることができる」と伝えた。

WINNER ― デビュー前にドームツアー＆リアリティ番組を経験し、ジャンプ！

WINNERは昨年11月のサバイバル番組を通じてデビューが決まった。本格的な活動に先立ち、WINNERはBIGBANGのドームツアーでオープニングステージを披露し、毎週放送されるリアリティ番組の主人公としてその顔を知らせている。昨年公開された自作曲で作詞作曲の才能も認められた。

BIGBANG以来、YGエンターテインメントから8年ぶりにデビューする新人ボーイズグループらしく、WINNERへの関心はピークに達している。これについて所属事務所側は「デビュー日が2月に決まった。WINNERはデビューが確定した後、一日も休むことなく練習に邁進している。『WIN』のAチームとしてスタートしたWINNERは、レベルの違うアイドルグループとなるだろう」と自信を見せた。