ZE:A シワン「ロールモデルはソン・ガンホ先輩、人生最大の影響を与えてくれた」― アイドルを超えた俳優4人

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ドラマと映画で大活躍する4人のアイドル出身俳優

これ以上、人気に後押しされたアイドル出身という修飾語は必要ない。一気にドラマと映画を掌握し、人気はもちろん、演技力まで認められているためだ。人気と演技力を同時に手にしたアイドル出身の4人を紹介する。

ZE:A シワン

映画「弁護人」の中でシワンは、誰も異論を唱えられないほど、歌手出身であることを忘れさせる完璧な演技を披露した。スクリーンの中の彼は誰が何と言おうと最高の演技力を披露して、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)がずっと待ち望んでいたような役者だった。

―「弁護人」でパク・ジヌ役を演じて深い印象を残した。簡単ではない役柄だったと思うが、選択した理由は?

シワン:「これほど深い縁があるのか」と思うほど、同じ故郷や同じ学校など共通する部分が多かった。自分の先輩たちの物語だと思い、誰より上手く表現できるような気がした。多くの部分で共通点を感じたので、選択することになった。

―撮影現場ではソン・ガンホに叱られながら学んだと聞いた。最も記憶に残るアドバイスは?

シワン:ソン・ガンホ先輩に「痛かったら痛いと表現するのが真実、痛いのに痛いことを表現できないのは偽り」と言われたのが一番記憶に残っている。その言葉には、非常に多くの意味が込められていると思う。

―拷問のシーンが多かったが、最も大変だったシーンは?

シワン:物理的なものよりも精神面での苦痛、壊れていく心理的な表現が最も難しかった。

―「弁護人」のために体重を増やしては落とし、髪を伸ばしては切るなど、色んな面で努力をしたようだ。

シワン:撮影期間中にスケジュールがある時は仕方なかったが、ない時はできるだけ外出を控えた。浴槽に水をため、拷問シーンを練習したこともある。

―舞台挨拶の時にダンスを踊るなど色んな形で映画を宣伝したが、印象に残っていることは?

シワン:今回のクリスマスの舞台挨拶だったと思う。サプライズイベントで舞台挨拶を行ったが、観客が全員立ち上がってスタンディングオベーションをしてくださった。胸を打たれた。本当に多くの方からこの映画は愛されているんだなと思った。本当に感謝している。

―アルバム活動、イベント、コンサートに演技まで、体力的にも精神的にも大変だったのでは?

シワン:歌手と俳優、この2つの分野には確かにそれぞれの魅力があるようだ。「弁護人」の撮影中は、精神的にも非常に大変だった。当時、感情的にはパク・ジヌの方がとても支配的だった。ステージではパク・ジヌの部分を出してはならないので、その感情を隠すのが本当に難しかった。

―「弁護人」を見たメンバーたちの反応はどうだった?

シワン:メンバー全員からお疲れ様と言われた。お尻や背中を叩いてくれた人もいたし、頭をなでてくれた人もいた。いつも通りの行動だったが、とても力になった。

―ロールモデルがいるなら誰?

シワン:ソン・ガンホ先輩だ。僕の人生に最大の影響を与えてくれる方だと思う。

―人々の記憶にはどのような俳優として残りたい?

シワン:どのような役を演じても、信頼を与えられる俳優になりたい。これからも頑張る。

記者 : ハ・スジョン