「KBS歌謡大祝祭」一層若くなった雰囲気に“視線集中”…問題点は?

OSEN |

「KBS歌謡大祝祭」が一層若くなった雰囲気で注目を浴びた。

従来の世代統合を掲げ、「開かれた音楽会」などを牽引してきた「KBS歌謡大祝祭」は27日の放送で、完璧に若々しい雰囲気で統一し、アイドルのファンたちを狙った。

20チームの「今年の歌」候補で構成された出演陣は、ほとんどがアイドルだった。Girl's Day、TEENTOP、SISTAR、Apink、SHINee、K.will、INFINITE、ホ・ガク、IU(アイユー)、CRAYON POP、BEAST、KARA、少女時代、Ailee、Secret、EXO、B1A4、4Minute、2PM、miss Aが候補として選ばれ、パフォーマンスを披露した。

やはり少女ファンたちの反応が熱かった。1部が終わった後、メール投票の上位7位までにはTEENTOPの「Miss Right」、EXO「Growl」、B1A4「イゲ ムスン イリヤ~What's Happening」、SISTAR「Give It To Me」、INFINITE「Man In Love」、BEAST「Shadow」が入った。ガールズグループではSISTARだけが入った。総合点で1位はEXOが、2位はBEASTが獲得した。

全体的な構成は緻密だったが、とても特別とは言えなかった。授賞式とはいえKBSホールは狭かった。音響はライブとリップシンクの区別もつかず、ステージ演出もダンスの数を増やした以外は大きく変わらなかった。

ただ、アイドル歌手たちのステージは充実していた。Trouble Makerから始まったセクシーパフォーマンスのパレードは注目を浴びた。4Minute キム・ヒョナの大胆でゴシックな感じの衣装はとても印象深いものだった。続いてKARAのハラ&ジヨン、2PMのチャンソン&miss Aのペイ、SISTARのボラ&ソユがセクシー対決に乗り出した。

「スーパービックマッチ」は「不朽の名曲」のフォーマットを取り入れた。アイドルグループのコラボ対決、EXOのグループ内対決、そしてボーカリストたちの対決などの「スーパービックマッチ」が計3ラウンドにわたって繰り広げられた。

第1ラウンドでは、紅チームのSecret ジウン&TEENTOP NIEL、青チームのBEAST ヤン・ヨソプ&Apink チョン・ウンジが対決した。第2ラウンドは2013年の人気アイドル、EXOのメンバーたちが対決を繰り広げた。第3ラウンドはボーカリストたちが対決を行った。青チームのホ・ガクとK.willは「For Your Love」を熱唱し、紅チームのSISTAR ヒョリン&Aileeは「Telephone」を熱唱した。

「開かれた音楽会」の代わりに「ユ・ヒヨルのスケッチブック」を取り入れたのも効いた。IUはキム・グァンジンの「手紙」を熱唱し、キム・ヨヌとDaybreakがIU&ユ・ヒヨルと違和感なく調和した。

1990年代ダンス音楽の再現はたやすい道だった。男女グループのヒット曲たちを集めたが、郷愁には浸らせたが、完成度は高くなかった。

特に音響は「ミュージックバンク」にも至らなかった。アイドルスターはもちろん実力派の歌手たちまで時々音程が不安定だった。イ・スンチョル(RUI)とINFINITEのコラボレーションの時もそうだった。しかし、期待を集めてきたイ・ヒョリ&Dynamic Duoの「BAAAM」のコラボレーションステージは新鮮だった。結婚以来初めてステージに立ったイ・ヒョリは「BAAAM」の中の悪い女になりきり、Dynamic Duoの抜群のラップと調和して新しい雰囲気を漂わせた。

記者 : イ・ヘリン