「未来の選択」開かれた結末で放送終了…それぞれが決めた“新たな未来!”

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※この記事にはドラマ「未来の選択」の結末に関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「未来の選択」放送画面キャプチャー
「未来の選択」が開かれた結末で幕を下ろした。

3日に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「未来の選択」の最終回ではそれぞれの道を歩んでいるユン・ウネ、イ・ドンゴン、CNBLUE ジョン・ヨンファ、ハン・チェアの姿が描かれた。

この日の放送では、35年後の未来からやってきたキム・シン(イ・ドンゴン)が登場した。加湿器の除菌剤の報道で悩んでいるキム・シンの前に未来のキム・シンが現れ、これを報道しなかったため、成功した将来について話しながら「全てがうまくいったが、僕の周りの皆が離れた。ナ・ミレは懐かしい名前だ」と言った。過去に戻ってきた理由はキム・シンの選択に対してアドバイスをするためであり、未来のキム・シンはいなくなった。

悩んでいたキム・シンは結局加湿器の除菌剤について報道し、大きな波紋を予告した。該当内容は会社側から報道するなと脅かされたのである。続いてキム・シンは「言論人として事実を黙認しようとした点、申し訳ない」と謝罪の言葉を付け加えた。

これでキム・シンの未来は変わることになった。未来からやってきた大きなミレ(チェ・ミョンギル)によって変わった運命は急に現れた未来のキム・シンによってまた変わってしまったのである。キム・シンの意識のある発言にYBS「パンドラの箱」チームも放送できるように協力し、初めは反対していたセジュ(CNBLUE ジョン・ヨンファ)もやはりミレの肩を持って放送を許可した。それによってセジュは辞退しなければならなくなった。

このようなセジュの行動に最近までミレとの結婚を進めていたイ・ミラン(コ・ドゥシム)はミレを呼び出し、セジュと別れることを勧めた。もし別れなければ、キム・シンを放送界から追い出すとのこと。これに対してミレは「人の心はお金で動くものではない」ときっぱり断った。

しかしミレの選択はセジュとの別れだった。ミレに会ったセジュは退職願を提出したことと留学に行くことを話して一緒に行こうと頼んだ。しかしミレは断った。いつもセジュにもらってばかりだったミレは自分自身をもっと磨いていくという意思を伝えた。

ミレのために過去から来た大きなミレは未来へ行くと宣言した。未来のキム・シンが生きているということを聞いた大きなミレは体が弱くなったが、ナ・ジュヒョン(オ・ジョンセ)の制止にも関わらず、「死んでもあの人の側で死にたい。キム・シンの側にいたい」伝え、結局去った。

一方、加湿器の除菌剤の言及により、放送局から追い出されたキム・シンは市民たちの支持を得た。彼の前に現れたミレはキム・シンを励まし、キム・シンはミレへの感情を隠せず、切なくさせた。

ミレは「でもあなたとは付き合わない。10億ウォン(約9664万円)という借金を抱えた男と付き合う人っているか」と話し、キム・シンは「じゃ、借金を全部返済すれば、付き合ってくれるか」と自身の感情を表した。これに対してミレは「もう未来のことを考えながら生きていかない。まだ来てもいない未来のことを考えて生きるものか」とキム・シンの告白を断った。

3年後、主人公たちはそれぞれの道を歩んでいた。ソ・ユギョン(ハン・チェア)はテレビ番組のMCとして活躍しており、ミレは放送作家兼ベストセラー作家として活躍していた。ナ・ジュヒョンは結婚をして子供を産んで幸せな家庭を築いた。

また留学から帰ってきたセジュは一層成熟したルックスで視線を引き付けた。最後にキム・シンはインターネットニュースの進行を務めていた。

結局ミレとセジュ、ユギョンとシンは定められた未来のように生きておらず、それぞれの位置で最善を尽くす姿を見せてくれた。みんなミレの手がけた本「未来の選択」を購入するために書店を訪ねたが、出会う奇跡は起こらなかった。

「未来の選択」はこれまでとは違う新しいタイムスリップドラマで話題を読んだが、無理やりな三角関係や遅々として進まないストーリー展開などで視聴者たちの共感を得ることはできなかった。

記者 : イ・ウンジ