「応答せよ1994」ユ・ヨンソク、Araの夫となる人物…“僕になれば嬉しい”

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写真=CJ E&M

「応答せよ1994」前作に続き大ヒット!その秘訣は?

視聴者がまた応答した。「応答せよ1997」の成功が運だと言っていた人々も、「応答せよ1994」の連打席ホームランの前では、これらを認めるしかなかった。その他の番組を見ても地上波とケーブル合わせて、これほどホットな番組はないためだ。視聴者は誰かの夫探しに夢中になっており、また誰かはその人気により殺到する放送業界のラブコールに微笑んでいる。「応答せよ1994」が再び視聴者に通じた成功の秘訣は何だろうか。

チルボン(ユ・ヨンソク)

ユ・ヨンソクは、映画「オールド・ボーイ」でデビュー、映画「私のオオカミ少年」、MBC「九家の書」などを通して強烈なインパクトを残した。今回のドラマでは、大学野球最高のエースで、ソン・ナジョン(Ara)を愛するチルボン役を演じた。

―前作「応答せよ1997」の大ヒットを受け、「応答せよ1994」に臨む気持ちは特別だったと思うが。

ユ・ヨンソク:たくさんの方が期待し、関心を持って見守ってくださる作品なので、完成度の高いものにしなければならないという責任感があった。個人的に、僕が前に出演した作品のイメージがあまりにも強く、視聴者に悪役のイメージが定着していたと思うが、今回の作品を通して僕にもこんなに明るく陽気な一面があるということを知ってほしかった。

―役作りのために準備をしたり、努力したことは?

ユ・ヨンソク:チルボンというキャラクターは天才的な才能を持つ野球選手なので、出来る限り忠実に再現できるよう野球選手から実際に訓練を受けた。練習試合とトレーニングを並行し、体作りにも気を使っている。

―ナジョンの将来の配偶者について視聴者の関心が高まっているが、誰になると予想しているのか?

ユ・ヨンソク:出演者たちも皆、与えられたヒントをもとに推理して楽しみながら見守っている。個人的には僕が演じるチルボンが夫になってほしい。でも誰になったとしてもお互いの恋を心から応援し、微笑ましい結末を迎えられそうだ。

―記憶に残る特別なエピソードは?

ユ・ヨンソク:チルボンが野球選手なので野球試合に出場するシーンを撮影することが多かった。ある日は、朝から翌日の夜明けまで24時間200球以上のボールを投げ続けたことがある。普通の野球選手でさえ100球投げれば選手交代するそうだが、僕は一人だったから200球も投げた。あの時は本当に腕が外れるかと思った。

―今回の作品に参加して学んだことは?

ユ・ヨンソク:撮影現場の雰囲気と共演者同士の相性が作品の完成度にどれだけ影響を及ぼすのか改めて実感した。視聴者から愛される作品というのは、それだけの理由があるということが分かった。それから、個人的に野球について本当にたくさんのことを学んだ(笑)

―1994年のユ・ヨンソクはどんな人物だったのか?

ユ・ヨンソク:同年代の男の子たちと同じく、明るく陽気な小学生だった。ソテジワアイドゥルの歌やダンスを練習して友達の前で披露したりもした。最も記憶に残っているのは学芸会で演劇をしたことだ。その時感じた戦慄は未だに忘れられない。それがきっかけで役者になりたいという夢を抱き始めた。

―「応答せよ1994」は、ユ・ヨンソクにとってどんな作品なのか。

ユ・ヨンソク:「応答せよ1994」は僕にとって“9回裏三振アウト”のような作品だ。投手のチルボンにとって9回裏の三振アウトはとても刺激的で決定的な瞬間であり、意味のあるものだ。それだけ「応答せよ1994」は僕にとって特別な意味と愛着のある作品になった。

記者 : チョン・ジウォン、チョン・ジニョン