「王家の家族たち」内容に関する議論が広まるほど視聴率は上昇?

OSEN |

写真=KBS
KBS 2TV週末ドラマ「王(ワン)家の家族たち」の視聴率が好調だ。皮肉なことに、“マクチャン”(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)に関する議論が広まるほど視聴率は上昇している。視聴者は文句を言いながら見るというヒットの公式が、「王(ワン)家の家族たち」でもそのまま当てはまっているとも言える。

24日、視聴率調査会社ニールセン・コリアの集計によると韓国で23日午後に放送された「王(ワン)家の家族たち」は全国基準29.2%の視聴率を記録した。これは前回の放送分(32.5%)より3.3%下落した数値だが、依然週末ドラマの視聴率1位をキープしている。

一般的に土曜の視聴率と日曜の視聴率に多少大きな差が出る週末ドラマの特性を考慮すると、「王(ワン)家の家族たち」は16日土曜の放送分(28.3%)より0.9%視聴率が上昇したことが分かる。話が進むに連れ、“マクチャン”の力も発揮されているのだ。

こうなると「王(ワン)家の家族たち」をめぐる議論は視聴率に影響を与えていないと考えられる。これは制作陣もよく分かっている事実でもある。「王(ワン)家の家族たち」の制作会社のある関係者は19日、OSENとの取材で「ムン・ヨンナム脚本家の筆力を信じている」と自信を見せた。

この日に放送された「王(ワン)家の家族たち」では、別れの悲しみに苦しむクァンバク(イ・ユンジ)と改めてホバク(イ・テラン)に離婚を求めるセダル(オ・マンソク)の姿が描かれた。

記者 : パク・ジョンソン