FTISLAND イ・ホンギ「ネイルクイーン2013」受賞インタビュー“ネイルアートは自分の性格や魅力を表現”

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ネイルアートをこよなく愛し、ネイルの素晴らしさを伝えた著名人を称える「ネイルクイーン2013」。メンズ部門で受賞したFTISLANDのイ・ホンギが11月11日東京ビッグサイトで開催された授賞式に参加し、トロフィーを受け取った。
授賞式で「ちょっと恥ずかしい」と語ったイ・ホンギに、受賞の感想からネイルアートへのこだわり、そしてボーカルを務めるFTISLANDの今後の活動について聞いたインタビュー。

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―「ネイルクイーン2013」メンズ部門の受賞おめでとうございます。授賞式で感想を「恥ずかしい」とお話していましたね。

イ・ホンギ:ありがとうございます! 本当に恥ずかしかったです。男が一人しかいなかったので、どうすればいいのか分からなくて、隣には可愛らしい女性しか並んでなかったので……(苦笑)

―今回、受賞もされましたが、ネイルブック「LEE HONGGI NAIL BOOK」が韓国だけでなく、日本でも好評ですが、率直な感想を聞かせてください。

イ・ホンギ:最初はちょっとびっくりしました。こんなに売れるとは思わなかったので。でも本当に頑張って作った本なので、嬉しいですね。

―“作家”デビューと言われていますが、実際どうですか?

イ・ホンギ:一応そう言われていますが、完全に作家とは言えないですね。僕よりもネイルの先生の方がとても苦労したと思います。僕は自分のアイデアや今までの経験の話、そして写真など、見せる部分だけですが、深いところまでの詳しい説明は、先生がいたからできたことで、先生のお陰でここまで来れたと思います。

―その中で、イ・ホンギさん自身が苦労した点はありますか?

イ・ホンギ:今までやってきたネイルアート全てが苦労した点と言えると思います。そして、これからもそれはあると思います。絶対手を抜きたくない自分もいますしね。

―では、好きなネイルのカラーはありますか?

イ・ホンギ:派手なやつが好きです。ネオンカラーとか、それか黒ですね。黒と派手な色を混ぜるのが一番大好きです。マーブリングとか。

―イ・ホンギさんならではのネイルのこだわりや特徴はありますか?

イ・ホンギ:何かを書いたり塗ったりとかよりは、何かを付けることが多いですね。今日付けているものよりも派手な3Dのネイルアートとか、そういうものが多いですね。それが立体感がありすぎて、鼻を触った時に血が出たこともありましたけど(笑) やっぱりステージに立つので、ステージの上ではキラキラした方がいいので、それでけっこう派手なネイルをいっぱいやりました。


「ネイルをしないと自分の一部がなくなったような気分」

―おすすめの簡単にできるネイルアートはありますか?

イ・ホンギ:マーブリングですね。僕も一人ではうまくできないんですけど、でも一番やりやすいです。やりやすいし、マーブリングすると一番派手になるのでおすすめです。

―ネイルアートをする女性にアドバイスをお願いします。

イ・ホンギ:僕が!?女の子に!?(笑) そうですね……管理が一番大事だと思います。自分でやってても思うんですが、男の爪って女性の爪より太くて丈夫なんです。だから僕はジェルネイルを何回やってもけっこう平気なんですけど、やっぱり女性の爪は弱いからすぐ傷んじゃうと思うので、何回かやったら1週間か2週間ぐらい休んだ方がいいと思いますね。

―さすが詳しいですね(笑)

イ・ホンギ:あはは、僕は聞いた話をしただけですが、そうですね(笑)

―ネイルをしていて悪かったこと・良かったことはありますか?

イ・ホンギ:悪かったことはないですね。最初は男性からちょっと言われたこともありましたが、でも今はそんな変なイメージはなくなったので、やっぱりいいところが多いですね。良かったことは、やっぱりネイルアートって自分の性格や魅力だと思うんです。自分の性格や魅力を表に出していく手段というか。僕はスタイリングをするのが一番好きで、それで韓国でインスタイルファッショニスタの賞ももらえましたし、いいことばかりですね。


「デビューして6周年…経験を重ねてやれることの幅が変わった」

―では、ネイルアートを始めて自身の内面で変化した部分はありますか?

イ・ホンギ:内面的には変化はないですが、ネイルアートをやらないと不安感を持つようになりました。自分の一部がなくなったような気がする感じがします。

―今後注目してほしいことはありますか?

イ・ホンギ:そうですね、今度は他のジャンルかもしれないですね。

―ネイル以外に挑戦したいジャンルがもうあるんですね。

イ・ホンギ:アクセサリーです。デザインとかしていて、今も作っています。これからもっと広げていきたいです。

―11月に韓国でバラード曲をリリースされますが、どのような曲でしょうか? ポイントを教えてください。

イ・ホンギ:自分たちでは、ちょっと“ボン・ジョヴィ”っぽい曲だなと思っています。モダンロックなんですけど、感情的にはめっちゃ切ないんだけど、かっこいい感じに仕上がっています。でも実は僕個人的にはちょっと歌いづらいんです(笑) バラードなのでキーも高いし、感情的にどうしても力を入れなきゃいけないので、だから歌っているとちょっと辛いんです。でもいけるだろう、と!(笑)

―バラードを歌う際に意識していることはありますか? 感情はどのように表現していますか?

イ・ホンギ:やっぱり歌詞ですね。自分の話のように歌詞を思いながら歌うようにしています。慣れた感じで歌うよりはひとつひとつ思いながら感じながら歌うと、感情的に入り込めますね。いろいろな経験を元に、感情を引き出しています。

―FTISLANDとして、デビュー6周年を迎えましたが、デビューした頃と比べて変化したことはありますか?

イ・ホンギ:今さらなんですが、ちょっとずつ自分がやりたい曲、FTISLANDがやりたい曲ができるようになりました。変わったところも沢山あるんですが、変化というより、以前はできなかったが、今はできるようになったり。昔は何も知らずにただ自分が好きなことをやるためにバンドを始めましたが、それだけじゃいけないということも理解して、今はそういう理解も含めて前へ進めるようになりました。自分の夢は一緒なんですが、そこへの行き方が変わったように思います。経験を重ねてやれることの幅が変わったというか、意気込みが変わりました。



「もっともっと成長したい。やっぱりライブが一番大好き」

―FTISLANDとしての今後のどのように活動していく予定ですか?

イ・ホンギ:もっともっと成長したいです。成長したいし、色々なライブをしたいです。日本でもライブを沢山やっていますが、やっぱりライブが一番大好きです。

―日本で行うライブはどうですか?

イ・ホンギ:日本でライブをするのは、サウンド的にすごい好きなんです。技術的な面でスタッフさんが上手な方が多くて、ライブをしていてとても気持ちいいです。

―事務所の初のファミリーコンサート「2013 FNC KINGDOM IN JAPAN -Fantastic&Crazy-」が決まりましたが、どうですか?

イ・ホンギ:サプライズとか色々やりたいことが沢山あります。他のアーティストとコラボレーションもしたいなとか考えていますが、皆それぞれとても忙しくて、意外と時間がないので、どうしようかなと思っているところです。初めてのファミリコンサートですし、見どころが多い方が“ファミリーコンサート”というフェスの感じが出ていいと思うのですが、まずは、バンドFTISLANDとして、いいステージを見せたいと思っています。

―最後にイ・ホンギさんの来年の抱負を教えてください。

イ・ホンギ:音楽的にも成長していきたいし、もっとどんどん曲を作りたいと思っています。また、他の活動もあるかもしれないです。とにかく色々準備しているので、僕らが何をやっても期待して欲しいです。

【関連情報】
■イ・ホンギ ネイルブック
「LEE HONGGI NAIL BOOK」日本語版 好評発売中

■FTISLAND」出演イベント
「2013 FNC KINGDOM IN JAPAN -Fantastic & Crazy-」
2013年12月28日(土)開場10:00 / 開演13:00
2013年12月29日(日)開場10:00 / 開演13:00
出演:FTISLAND、CNBLUE、JUNIEL、AOA、N.Flying
会場:西武ドーム(埼玉県所沢市)
詳細:http://fnckingdom.jp/

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔